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このコロナ禍でバイクを乗る人が増えているという。
新たにバイクを手にしたい思うとき、これからの自分のバイク・ライフを想像して、どのようにバイクと付き合っていくかとか、どのような使い方をしたいかということを考える。しかし、この考えがそのバイクを決めるときの思いの中に占める割合は、意外と小さい気がする。
まずは、メーカー、デザイン、流行などが選択の基準になることが多い。ある程度の距離を乗ってみて、付き合い方や使い方が決まっていくことも多い。

私はいろいろなバイクを乗ってきて、いまのバイクが R1250R になった。
BMW Motorrad の中では、スポーツ、ツアー、ロードスター、ヘリテイジ、アドベンチャー、アーバン・モビリティというジャンル分けがあり、R1250R はロードスターという位置づけになっている。
色々な情報に触れてみると、ロードスターというバイクが、どのようなバイクなのかが見えてきた。
ロードスターは用途の広いロードバイクであり、ライディング・ポジションがクルーザーやツアラーのように直立や後傾ではなく、スポーツバイクのような極度の前傾ではないバイクである。そして、カウルはないかあっても小さい。 言い換えると、街乗りや通勤にも使え、ワインディングも楽しめ、長距離のライディングでも疲れにくいという多目的さを持っているバイクである。
ヨーロッパでは、スポーツ・ツーリング・バイクというジャンル分けも存在する。ポジションが直立ではなく適度に前傾し、ワイディングも快適に走ることができ、荷物も多く積め、タンデムも無理なくこなせるバイクをそう呼ぶらしい。
まさに R1250R はロードスターであり、スポーツ・ツーリング・バイクでもある気がする。単なるネイキッド・バイクとは異なるのである。
バイク用品のECショップでは、ライディング・スタイルとか、ライダー・タイプとかいう言葉が出てくる。
ChampionHelmetsでは、「Sport-Touring」というライディング・スタイルが表示される。

ライディング・ウエアのREV'ITでは、「Adventure Travel」がスポーツ・ツーリング・バイクに当たると思われる。「Adventure Travel」と「Urban Sport」をこなせるバイクがロードスターである。

SHOEIのEuropeのサイトでは、使用用途として、Sport、Tour、Cityの区分がある。その全ての用途に使えるバイクがロードスターである。

R1250R の最初の R は水平対向2気筒エンジンを載せているという意味で、スポーツには R1250RS 、ロードスターには R1250R 、ツアーには R1250RT 、アドベンチャーには R1250GS というモデルが存在する。

同じエンジンを載せたモデルの中で最も軽いモデルが R1250R であり、エンジンの持てる力を最も味わえるバイクともいえる。
R1250R は、形はネイキッドだが、後付け純正パーツに2種類のウインド・スクリーンやトップ・ケース、パニア・ケースが用意されている。
トップケースはKAPPA製(52リットル)
こうして考えると、BMW Motorrad の中での R1250R の立ち位置がわかるような気がしてくる。
R1250RTはパニアケースを含んだ重量とはいえ、R1250R の重量差は40kgを超える。
日本での人が高いモデルは R1250GS と R1250RT で、人気がないのは R1250R なのでしょうか。
R1250RS はカウルが付いており、ホイールベースも長いので、高速道路ではR1250R よりは快適なのかもしれない。峠道ではR1250Rの方が楽しいと思う。
高速道路での快適性は R1250RT が抜群で、パニアケースが標準装備なので、荷物も多く積むことができる。ホイールベースが短いので、意外と小回りが得意。
R1250GS はアドベンチャーのジャンルだが、オフロードよりはオンロードよりのバイクである。アルミのケース三点セットを付ければ多くの荷物を運ぶことができる。だた、オプションのアルミのトップケースの容量は32リットルで、私の使っている KAPPA のトップケースより小さい。容量可変のプラスチックのトップケースも最大35リットルである。
私は R1200RT(2005年)を15年間乗り続け、少しブランクがあり、R1250R に乗り換えた。このバイクに慣れるまで少し時間がかかったが、これが本当のバイクだという感覚をおぼえ、若いころの自分に戻ったような気がした。始めてバイクに乗った時の感動すらよみがえってきた。なにしろ楽しいのである。
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