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2006年12月05日
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閉じそうになる目蓋と必死に戦いつつ観てまいりました、トーチソングトリロジー。

トーチソングトリロジー

篠井さんはやっぱり上品だなあ。遠くから見たせいでお顔のしわも見えないし(笑)、私にはとっても美形のアーノルドに見えました(笑)スタイルもすらりとしている人なので、今まで映画や舞台で見て来た方々の様な男性が女装する・・・と言う不自然さと言うか、おぢさんっぽさを感じる一面があまりなく、それゆえの苦労は少なそうに~(笑) 
映画版の方は、顔はとてもダンディなおじ様なんだけど、スタイルは華奢とは言いがたかったし、私が観た舞台の加藤健一さんは言わずもがな(笑)お顔は大きいし、体もどっしり型。それぞれ別のアーノルドが存在していましたよね。
コミカルな可愛さで言うと自分的には加藤さんがぴか一だった様に思うし、実際爆笑してました。なのでシリアス場面とのギャップも激しくてね~。
お洒落度や品のよさで言えば篠井さんの勝ち~(笑)
多分もともと目指している演出法が違うと思うのですが。

映画・トーチソング映画版を観た時は、何しろアラン(マシュー・ブロデリク)が可哀相で、そっちに気を持っていかれてた気がしますが、時が経って何度かこの作品を観るうちに、アーノルドの戦い続ける人生に感動し、切なくなり、この何とも言えない優しくて弱くて強くて可愛らしい愛すべき人物に惹かれる様になったりして。もうほんと、身を切るような生き方だよな。

「いい?縫い物も、料理も、配管を直すのも、税金を払うのも、家具を作るのも・・・必要とあらば自分の背中を叩くのも、全部自力で学習した。だから、人に頼む必要がないの。人からもらう必要があるのは、

自分の生き方を認めようとしない母親に言う台詞です。彼の人生は自分自身の生き方を認めてもらう為の戦いだから、周りの人間に対しても決して曖昧ではいられず、傷つけ傷つけられる。

ユダヤであること、ゲイであることの負い目を常に感じつづけているからこそ、頑なにナイフの様な自尊心を持ち続けようと頑張っている、とても切ない生き方。
それでも彼はとても優しいのです。母性(笑)と大きな包容力も持ち合わせているのだ。彼を認め、尊敬出来る人間にとっては、とても居心地が良い暖かな場所ではないかと。


尊敬かあ。例えば自分を振り返ってみて、友人や家族や大切な人。
好きだと思ってもらえる事はなんとか出来るとしても、尊敬してらえるかは・・中々難しいなあ~(笑)その自信はそうそう持てないかも。
なので、アーノルドの様な台詞はとてもじゃないが言えません(笑)誰もいなくなっちゃったりして
この場合の「尊敬」は、個としての尊重の事かもしれないけども。
とにかく、色々考えさせられるお話なのです。・・・と言いつつ、ストーリーを全くと言っていいほど説明していないよ(笑)

でも是非是非、映画版の方でもお試しいただきたい作品なのでした。・・・だから、説明は?(笑) 私に解説は無理なのだ~っっ、まとめられないんだもん(笑)
下手に書くと何十ページとかになりますので m(_ _)m














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最終更新日  2010年11月03日 16時49分14秒
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