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とにかくいいネタを演じることが、マジックにおいて重要な事は再三再四、説明してきました。それであれば、まずはいいネタを仕入れる事が先決です。もしあなたの周りでマジックを本格的にやっている人がいれば、そういう人のアドバイスをもらうのが一番の近道だと思います。ですが、実際にはそのようなケースは少ないでしょう。だから自分で探していくしかありません。 では実際にどうするか。経済力の勝負になります。まずは予算を10万円ぐらい考えて下さい。この予算をもとにネタを購入していくのです。「10万、高い」と思われるかもしれませんが、私たちの目的は、マジックを人生の友として、一生涯付き合える趣味にすることです。相当高いリターンを求めている話なのです。習い事にしても、タダで身に付くものなどありません。リターンを求めるためには、リスクをとる必要があるのです。でも安心して下さい。私の言うようにやれば、必ずそれ以上のリターンが期待できます。割のいい投資とお考え下さい。変な株を買うより、確率は高いと思います。 ちなみにわたしはこれまで、軽く車が一台買えるくらいマジックに投資してきました。おかげで本当にいいマジックを得る事ができました。そしてこれから一生演じる事ができるわけですから、非常に割りのいい投資だと思っています。別にみなさんにも、私と同じくらいお金をかけてくれとはいいません。しかし10万使えば、相当数のネタを仕入れることができますから、大丈夫です。
2009.06.26
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これまで多くのアマチュアマジシャンを見てきて、実戦に入った後、思ったほど受けなくて、マジックからそれっきり、という人が実に多いと感じました。今までのことから、その理由は理解していただけたでしょうか。それは、ネタのセレクトミスによるものです。これは自分の経験も含めて、間違っていないと思います。つまりしっかりとしたネタの引き出しがないまま、マジックを始めたため、行き詰ってしまったのです。逆に言うと、しっかり準備してネタが揃っていれば、半分以上成功したようなものです。 では具体的に、どうやってネタを仕入れればいいのでしょうか。その考察に入っていきます。この部分の出来が、マジックにおける成功を決めます。多少演技が下手であっても、ここがしっかりしていれば、十二分にお客さんを楽しませることが出来ます。マジックに限ったことではありませんが、人の想像を超えるような周到な準備をすること、それが成功の秘訣です。
2009.06.20
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プロでも様々なマジシャンがいますが、マジックをやらない人でも、ミスターマリックは、ご存知の方が多いと思います。多くのテレビ番組に出演しています。日本人マジシャンとして、その知名度はトップレベルでしょう。 それでは、氏がなぜあそこまで支持を得たのでしょうか。数多くいる他のマジシャンとの違いは何でしょう。もちろん複数の要素が考えられます。初めはマジックではなく、超能力としてやっていたこと。マジックっぽい道具を使用しないで、身近なものでマジックをやっていたことなど挙げられると思います。 しかし一番の理由はマジックのクオリティーが、他のプロマジシャンよりも圧倒的に高かったことが言えます。氏のトリックはマジックをやっていない人はもちろん、ある程度やっている人ですら、ネタが分からないものがほとんどです。つまり基本原理に、彼なりのアイデアを加えてあるため、既存のトリックが見違えるほど不思議になっています。 なんだ良いマジックをしたから、受けたなんて当り前ではないか。何を言っているのだと言いたくなる気持ちも分かります。ですがもう少し私の話を聞いて下さい。このことを本当に理解している人は、意外に少ないのです。
2009.06.19
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私はある程度マジックをやっています。それなりにマジックの裏側についても分りますし、テレビでやるマジックの少なくとも半分以上はネタがわかってしまいます。例えそれがセロのマジックといえども。そういう立場の人間からするとマジックバーで実際のプロの演技を見て少なからず思う事があります。それは「なぜそのネタをやるのかな」というものです。プロですから勿論上手いです。お客さんにだってそこそこは受けています。しかし私には分りません。星の数ほどあるマジックの中でお客さんに演じ5個くらい。その5個は選びに選んだ5個なのでしょうか。本当にこれが最高のサービスだと自信を持って出したのでしょうか。別に例えるなら無数にある女性の中から5人選ぶとすればあなたはその5人を選ぶんでしょうかと私は言いたい。つまり、もっといいマジックが一杯あるでしょう、なんでそれをやるのと思うわけです。だってあんたは、技法もあるし、うまいし当然プロなんだから、いろんなネタを研究しているわけでしょ。私よりマジックに関わっている時間も長いし、知識だってあるだろうに。その膨大なネタからそれを選ぶなんてセンスの無さに驚かされます。 私は友人とマジックバーに行った時に、よく友人は私にプロとしてやっていけるよとか、もっと嬉しいときでは、私のほうが上手いとさえ言ってくれることもあります。正直に言うと話術や、客扱い、マジックの技法、ましてや経験などというものでは、プロに劣っていることを私もわかっています。それでも私もこの友人の言ってくれるとおり、私の方が優れていると自信を持っていえます。 それは私が本当に苦心して最高のネタだけをお客さんに提供していると思っているからです。また既存のネタであっても常にもっと面白く、より不思議に見える工夫はないかと常に自問自答しています。その結果がこの友人のお褒めの言葉を頂戴できる理由だと思うのです。 もちろん断っておくと、全てのプロがそういうわけではありません。私もこの人本当にすごいなと自分なんてまったく敵わないと思う人も沢山います。しかしそういう人のネタはよく吟味されているなあと感じるものです。なんのこだわりもなく出したネタではありません。 マジシャンはいわば職人です。自分の出す素材やネタにはとことここだわる必要があるのです。これからマジックをする人はよくよく肝に銘じてください。様々なネタから自分がこだわりをもって出したネタはきっとお客さんの大喝采とあなたの名声を高める事でしょう。
2009.06.14
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もう一つ量よりも質という観点からお話してみましょう。例えばあなたが一般的なチェーン店の居酒屋に行くとします。すると串物、ポテトフライなどの揚げ物、などコース料理が一杯出てきます。しかしそれであなたは満足するでしょうか。もちろん沢山食べる方で量が出てくると嬉しいという方もいらっしゃるでしょうが、こういった平凡な食べなれている料理がどんなに目の前に運ばれてきても、今の豊かな日本ではそれほどありがたくないでしょう。うわー幸せだーと感じる方は少ないとおもいます。 逆に高級料亭や高級フレンチの店に行くと、量はそんなに出てきません。大きなお皿にぽつんと少なく料理が盛り付けられています。ところがそうやって出されれば出されるほど、価値がある気がしてきます。またおいしくも感じるでしょう。マジックもこれと同じ事なのです。陳腐なものをいくら見せられても、大して面白く感じないのです。逆に小数のもので非常に面白いものを見せられるとその世界に引き込まれてしまいます。少なく出された方が価値があると人間感じるものなのです。 今の世の中では付加価値の付くサービスに価値があるのです。どんなに量があってもそれで満足ができる時代ではないのです。これだけ物やサービスにありふれているので普通のサービスを受けても何も感じないのです。これが貧しい発展途上国であれば話はちがうのでしょうが。 マジックにおいてはこのことが顕著に現れます。これは本当に重要なことなので繰り返しておきます。マジックは量よりも質なのです。そこら辺の1000円の本に出てくるネタを10個やるよりは、大変素晴らしいネタを一個やるほうが価値があるのです。
2009.06.13
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野球でたとえてみましょう。例えば日本シリーズで7戦勝負。4回先に買ったほうが日本一です。こういう短期決戦の時はピッチャーが重要な役割を果たすのは言うまでもありません。その時にあるチームは先発が出切る投手が6人いる。しかし全員防御率は3点台であり、絶対性に欠ける。大して相手チームは防御率hが1点台の投手が3人いる。しかしそんなに投手は多くない。どちらのチームが勝つ可能性が高いか、言わずもがなでしょう。 ここで私が言いたいのは、中途半端なマジックを数多く覚えてレパートリーにするよりは、少なくてもいいから、珠玉のネタを身に着けなさいということです。なぜならアマ・プロ問わずに同じお客さんの前で演じる機会はそんなに多いわけではありません。特にプロであれば、なおさらでしょう。例えばバーで演じるバーマジシャンであれば、常連客を相手に楽しませる必要もありますが、大抵は一元さんが中心になるでしょう。ですから大抵は一期一会になるはずです。であれば、極点な話、60点くらいのマジックを100個持っているよりは、100点のマジックを10個持っているほうが優れているのです。
2009.06.12
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マジックは無数にあります。それこそ、そこら辺の本屋に1000円くらいで乗っているネタから一ネタ3000円以上するものまで、まさにピンからキリまであるのです。そしてこれは本当に大切なことですから、強調していいますけど、一回当たり見せるネタは多くても5ネタくらいでしょう。これはプロでバーマジシャンとしてやっている人でもこれくらいですから、普通はもっと少ないと思います。それなのに多くの人がやっている失敗はいいネタでもないものをやってしまうことなのです。 つまり私が言いたいのは、とにかく持てる力を全て出し切れということです。一回目にお客さんのこころをつかめなければ、厳しいようですが、2回目はないと思った方がいいでしょう。 想像してください。例えばお笑い芸人で漫才なりコントなり見たとします。それが非常につまらないものであったならば、あなたはその芸人に対してこの人は、面白くないとレッテルを貼るでしょう。またもうネタを見たくないと思うかもしれません。 しかし、逆にすごいおもしければ、次のネタも見てみたいと思うでしょ。そしてその2回目が仮にあまり、おもしろくなくても、たまたまだったのかなと思い、また次に期待するかもしれません。マジックもこれと同じなのです。
2009.06.09
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今までの問題点を整理すると、まず難しくて自分などにはとても出来ないと思っていることや、ネタがないと思っていること。そして次にやってはみるものの、うまくいかずにやめてしまうカースがあります。では具体的にそのような問題点にどう対処していけばいいのか考えていきましょう。
2009.06.06
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さてマジックにおける失敗とは何でしょうか。もちろんタネを見破られたことに決まっているじゃないかといわれる方もいるかもしれませんが、私はそうは思いません。実はタネがばれてしまうのも、もちろん良くは無いことですが、以外にも笑いが起きたりして、場が盛り上がったりします。また自分の欠点が分り、次のマジックにつなげることもできます。まさしく「失敗は成功の元」なのです。 ではもっといけない失敗とはなんでしょうか。それは自分としは失敗していないのに、お客さんにまったく受けないときではないでしょうか。 理由はいくつか考えられます。一つ目としては、説明が伝わっていない。つまり何が不思議なのかをお客さん自身に理解してもらっていない。えっ今のどういうことと現象が伝わっていないのです。 2つ目としては、演技は順調のつもりでも、お客さんが不思議に思えない。それって不思議な事なの。という感じです。つまり現象が地味過ぎたり、カードを何回も配らされたりして、なんか退屈という監事でしょう。 そして3つ目が自分が思っていたような反応が返ってこない。マジシャンとしてはすごく不思議なことをやっている。演技もほぼ完璧なのに、お客さんが驚いてくれない。これが一番答えるかもしれません。場合によってはもう二度とマジックをしたくないとう思いまでするかもしれません。
2009.06.03
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「手先が器用なんだね」マジックをやるというと必ず言われることです。一般の人はマジシャンが手先の技術でマジックをやっていると思っているようですが、とんだ誤解です。マジックは手が器用でないと出来ないと思っているらしいのですが、実はそうではないのです。 あまり書きたくはないですが、皆さんの誤解を解く上で私がどれ位不器用かをお話しておきたいと思います。さかのぼる事小学校5年生の家庭科の時間。その時間は裁縫をやることになっており、まず針に糸を通すことを始めなくてはなりません。みんな苦戦はするものの、うまく通していきます。ところが私だけ何回やっても通すことができないのです。一生懸命糸の先に唾をつけて糸を固まりにして穴に通そうとがんばります。しかし、針の手前で糸が解けてしまい一向に通すことができません。もうあせってしまい、それで余計に通すことができません。泣きそうになったのを今でも覚えています。 では何が一番必要な要素なのでしょうか。それは空気が読めることです。つまりどんなお客様に対してどんなマジックをやっていくのかが一番重要なことです。もう少し詳しく言うと、自分が想定しているお客様にどんなマジックであれば、受けるのかを判断できる能力だと思います。決してすごい技術をお客さんに見せる事でなないのです。これを誤解している人が非常に多いと思います。
2009.05.30
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これは優秀なタイプのマジシャンです。まず何回もやってといわれるのは、いいマジックをしている証拠ですし、またつまらないマジックではなく、受けるマジックをしなくてはいけないとう空気も読める人です。ここまで来られる人は少ないでしょう。 これはよくわかります。自分としては人を楽しませたいと思っている。しかしそんなに毎回毎回すごいネタがあるわけではありません。だから同じものをやるわけにもいかないし、かといって自分でそんなに良いと思っていないマジックをするのも気が引けるというわけです。 そうなんです。このいつも何かやってといわれるのは結構プレッシャーになるものです。そして毎回お客さんの要求を満たすのは正直楽ではありません。 昔ミスターマリックがテレビに出演していたときに、毎回ネタを用意するのが大変で、顔面麻痺をしたということを聞いた事があります。もちろんプロでない人にとってそこまで、プレッシャーに感じなくてもいいのですが、相手の期待に応えたいと思うのは人間としての性です。 ではいったいどうすればよいのでしょうか。次章ではこれまで揚げてきた問題点から具体的なアドバイスをしていきたいと思います。
2009.05.29
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これもとてもよく分かる理由です。まあそれなりには受けるけれども、次もやって欲しいと声が掛かるわけではない。人から「あーマジックをやる人ね」と、可もなく不可もない評価を受ける。ひいてはなんのためにやっているのか分らない。 もしくは後述する嫌な客。先程でいう「わかった」という客。むやみやたらに触らせてくれといってくる客。これらを相手にしているうちに、嫌になってしまった。こうなってくると、結論としてマジックが楽しくない。つまりマジックをやる前にとても緊張したり、エネルギーを使う割には、その見返りがあまりにも少なくいため、やりたくなくなってしまう。 これは核心的な理由です。今までのどの理由よりも溝が深く、悩ましい問題でしょう。なぜなら、お客さんにタネがバレたのは、明らかな失敗なわけですが、今回は違います。しっかり演技もしているし、上手くいっているのです。しかしさほど受けない。 もちろんいつも拍手喝采というわけではないのですが、こういうことが続くとしんどくなってしまいます。マジックから遠ざかってしまう理由としては、十分過ぎるものでしょう。 ではいったい何がいけないのでしょうか。どうすれば次もやってくれと声が掛かるのでしょうか。すこし考えてみて下さい。つまりこの部分をしっかり理解していなければ、マジックと一生付き合うことは出来ません。
2009.05.24
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今までは、マジックの世界に足を踏み入れたことのない人達の話でした。ここからは実際にマジックをやってみた経験はあるが、うまくいかなくて辞めてしまった人の話です。こういう人は正直多いです。マジックには幾つか壁があり、それが人をマジックから遠ざけていきます。それをどうやって乗り越えていくかが、本書の主題でもあるわけです。 壁の一つとしてマジックをしたが、タネが分かってしまい、嫌な経験をしたことは、最も代表的なものでしょう。でもマジックをやっていて「あーわかった」といわれるのは、よくあることなのです。そしてこれは想像以上に辛い経験です。ギャグを言った時に「つまんねー」と言われるのと同じものです。言う人はさほど悪気がないのかもしれませんが、言われる人にとっては、人格を否定されるのと同じくらい堪えます。なるべくマジックを見る人には、仮に分かったとしても言って欲しくない言葉です。 ただ言う人の気持ちが分らなくはありません。もちろんマジックなのだから、タネが推測できたときに、「ばれないように演じろよ」という気持ちが、言葉になるのはうなづけます。マジシャンとしても、分からないように演じるべきです。 またマジックを見るイコール「タネを見破るかどうかのゲーム」だと捉えている人も、少なくありません。一種のクイズと考えているわけです。そして見破ったときに、クイズに答えられたような快感があるのでしょう。 マジックをやる上で、このようなことは避けては通れない問題です。ではどうしていけばいいのでしょうか。もちろんばれないように、もっと練習してからやるべきなのですが、それだけとはいえません。そこまで単純な問題ではなく、もっと複雑な要素が絡み合って起るものです。本書の後半部分で、そのヒントが得られると思います。
2009.05.23
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前回で簡単なマジックも沢山あると言われても、「どうやってマジックを覚えるの」とか、「簡単なものは子供だましのマジックではないの」と思われた方もいらっしゃるかと思います。また「プロが演じているトリックは、一般の人が手に入れることは難しいのでは」と考えているかもしれません。もっともな意見だと思います。例えば本屋に行けば少なからず、マジックの本があります。ただそういった市販のものでは、なかなかいいネタがないというのが現状です。またデパートの玩具売り場に行けば、マジック用品が1,000円くらいで販売されていますが、プロレベルのマジックとまではいきません。 一昔前で言えば、本当にプロが実際の現場で使用しているトリックは、どこかのプロにでも弟子入りしなければ、手に入らないような時代でした。しかし現代は違います。なぜならインターネットがあるからです。このことが、マジックに革命ともいえる変化をもたらしました。 説明すると、プロがテレビで演じるようなマジックを、誰でも簡単に手に入れることが出来るようになったのです。ネットの世界には多くのマジックショップがあります。そこではアメリカで発表された最先端のトリックから、長年多くのマジシャンに愛用されてきた古典作品まで、膨大な量が販売されています。ありがたいことに、DVD付で映像を確認出来るものまであります。 それはこれまでマジックという世界は、一部の人間による閉鎖的なものから完全に脱却したと考えられます。多くの人にチャンスが訪れたと思います。つまりトリックは、いくらでも入手可能な時代なのです。 ですからいいネタがないためマジックが出来ない、ということはありません。お笑い芸人のように、自分で必死におもしろいことを考える必要はないのです。もちろんトリックさえ手に入れれば、誰でも素晴らしいマジシャンになれるわけではありません。けれど誰にでも素晴らしいマジシャンになるチャンスは、以前よりも格段に増えたといえます。
2009.05.22
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ここではマジックには興味はあるけれども、どうしていいか分からない人を対象にお話します。マジックをやろうと思わない理由としてまず挙がるのは、このタイトルのものでしょう。マジックをやっていると、必ず言われるのが、「手先が器用なんですね」というものです。マジックは、手先が器用でないと出来ないと思っているようです。もちろんそのような面も、無いとはいえません。中には何年も練習しなければ、とてもマスターできないようなマジックもありますから。しかし、30分練習すれば、すぐに人前で披露できるマジックも沢山あります。 ですから難しいマジックもあるけれども、誰にでも出来るものもあるから安心して下さい。そして重要なのは、マジックは必ずしも、難しければ受けるわけではないのです。言い方を変えれば、簡単なマジックでも、とても良いものが数多くあり、充分人を楽しませる事が出来ます。極端な事を言えば、セロが演じているマジックでも、数時間の練習で初心者が演じられるものも存在します。マジックの難易度と、面白さの度合いは正比例しません。むしろ簡単なものの方が、実用性があり、優れたマジックというもの少なくありません。 私がこのようなことを言うのは、マジックは難しくて自分には出来ないと思っている人が、実に多いからです。自分は不器用だからとか、話が下手だからとか、そんなことを心配する必要ありません。マジックが好きで人を楽しませたい、という気持ちがあれば充分です。簡単なマジックも沢山あることを念頭において、初めの一歩を踏み出して下さい。
2009.05.21
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これまで述べてきたように、マジックには大きなメリットがあります。しかしマジックを実際に演じている人は少ないと思います。試しにあなたの周りにいる友人・知人を30人ほど思い浮かべて下さい。その中にマジックを趣味にしている人は、果たして何人いるでしょうか。一般的には、一人でも居るケースは少ないのはないでしょうか。過去にやったことのある人なら少しはいるかもしれません。しかしプロレベルの腕前の人はそういるものではありません。それは一体なぜなのでしょうか。 この理由を考えることは、非常に重要だと考えます。なぜならば、実際にマジックを始めても、途中で辞めてしまう人が多いのが現状だからです。ここが分かっていないと、実際に始めてみたものの、やはりマジックは難しい、自分には向いてないと、途中で挫折してしまいます。 もしくはマジックは趣味でやっているが、人前では見せないという人も多くいます。もちろん、始めからこのようになったわけではありません。実際に人前で演じてみて、マジックの難しさを痛感して、ある程度の年月を置いて、そのようになってしまったのです。そんな人いるのかなと思われるかもしれませんが、マジックは人に見せること意外にも、レクチャーを受けたり、練習したり、道具を集めたり、色々な楽しみ方が出来るのです。 ですから、これを読んだ人にはそのような失敗をして欲しくありません。もしくはマジックの道を一度は志したけれど、人前で見せなくなってしまったマジシャンにも、どうすれば良かったのか、その一助になればと思います。
2009.05.20
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さて簡単に私のマジックを始めるに至った経緯を、お話させていただきました。いかがでしたでしょうか。「人を楽しませたい」、世の中にはこのような心境をお持ちの人も多くいらっしゃると思います。ただお笑いが職業で成立するのは難しいですから、そう簡単なものではありません。しかし、マジックをすれば、簡単にとまでは言わないまでも、そういったことが可能です。なぜなら、マジックにはタネという重要な要素があるためです。人に楽しんでもらいたいけど、どうすればいいか分からない。特技を身に付けて自分に自信を持ちたい。ひいてはもっと人生を楽しみたい。マジックは是非そういう人にやって欲しいと思います。 マジックには先ほどのような、大きなリターンがあります。誰でもヒーローになれると思います。様々な趣味がありますが、マジックほど自分に自信が持てたり、人を驚かせたり、喜ばせることの出来る趣味は少ないと思います。ではいったい、どうすればうまくマジックとかかわっていけるのか。私なりの経験から、そのエッセンスをお伝えしたいと思います。多くの人に、マジックをやる喜びを感じてもらえれば幸いです。
2009.05.19
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私は割れんばかりの拍手の中、深々と頭を下げていました。会社のみんな私のマジックに感激してくれ、惜しみない拍手を送ってくれています。本格的にマジックを始めてから半年、私のマジック人生の中でも、大きな意味のある一日でした。あんなに嬉しい気持ちになったのは久しぶりのことでした。そう大学が合格した時、就職の内定をもらった時と同じくらいの喜びでした。今でも忘れる事の出来ない大切な出来事です。 マジックが上手くいき、帰路につきベッドの中でもなかなか寝付くことができません。あの感動が何回も頭のなかによぎってくるからです。 その頃から私は会社の同僚や友人にマジックを見せるようにはなっていました。しかし20人以上の大勢の前で演じる事は、なかったのです。会社の送別会でした。私がマジックをやると知っていた先輩達から、披露してほしいという声が、突然掛かりました。始めはそれでもやらないつもりでしたが、あまりにもその声が大きくなり、ついには無理やり背中を押されるような形で、演技をすることになったのです。 披露していなかったとはいえ、その頃から私がマジックをすることはみんな知っており、すぐに丁寧にテーブルを片付けてくれ、みんなが集ってくれました。もう引き返すわけにはいきません。難しいマジックでないにもかかわらず、手が震えていたと思います。演目は、表と裏でぐちゃぐちゃに混ぜ、それが一瞬で表向きになります。そしてクライマックスには、ばらばらだったはずのトランプが新品のトランプ同様、エースからキングまで揃うというものでした。当時一番自信のあったマジックです。 いつもは威厳を保っている支店長が、子供のように目を丸くして、驚いているのが印象的でした。そして冗談に「こんな技能があれば転職してもやっていけるな」と私にしてみれば、最高の誉め言葉をいただいたと思いました。送別される人よりも主役になってしまい、正直申し訳ない気持ちでした。 これを機に会社全体の宴会では毎回マジックをやって欲しいという、リクエストが掛かるようになりました。
2009.05.18
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ここで、なぜ私がマジックの世界に足を踏み入れたのかを、少々お話をしたいと思います。私はもともと人を楽しませるのが大好きです。自分と一緒に居てくれた人が、楽しいひと時を過ごしてくれるのは嬉しいものです。自分がおもしろい事を言って、多くの人を笑わせた時は最高です。しかしお笑いはプロでさえ難しいように、いつも人を笑わせられるわけではありません。そして生まれつきシャイなので、受けなかった時、落ち込みやすいところもありました。いつからか、毒舌で笑いを取るようになります。人の噂話や誹謗中傷では、確かに笑いも起きました。ただそもそもの動機が「人を楽しませたい」ですから、方向が違っていると感じました。もちろん無理して、笑いを取らなければいけないわけではありません。参加して普通に会話してもいいのですが、もう少しなんとかしたいという想いを抱いていました。私はお酒がまったく飲めません。正直言って大勢でわいわいがやがやというのは苦手な方です。でも参加するからにはみんなに楽しんで欲しいと、いつも思っていました。 そうだマジックをしよう。そうすればこの会を、もっと楽しく過ごすことができるかもしれない。そんな発想だったと思います。 もちろん幼いころから、マジックはとても好きでした。初めてマジックセットを買ってもらったのは小学4年生のころ。テンヨーというマジックメーカーのもので、本格的なマジックが誰にでもできる良い商品でした。友達に何度も見せて遊んでいました。しかしそれで私が本格的にマジックの世界に、足を踏み入れるわけではないのです。しばらくやらない日々が続きました。また高校生の頃には図書館で、マジックの本を片っ端から借りてはマジックを覚え、学校で人に見せていました。しかしこれもそれ程、のめり込む事もなく終わっていきました。 そして本格的に始めたのが社会人になってから数年になるころでした。そこで自分がマジックと一生付き合うことになる事件がおきたのです。
2009.05.17
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突然ですがあなたの趣味は何でしょうか。いろいろ趣味を持っている人も、いらっしゃるかと思います。しかし無趣味とまではいかないまでも、特段趣味はない方も多いのではないでしょうか。例えば趣味は何ですかと質問されて「読書」「映画鑑賞」「ショッピング」「ドライブ」などと答える人です。別にこれが悪いことではありませんが、生涯をかけた趣味を持つ事によって人生がとても豊かになります。また何か新しいことにチャレンジしてみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。ここでは、その一例としてマジックはいかがでしょうかというお話です。マジックに興味がないわけではないが、いきなり言われてもね、と思う方もいらっしゃるでしょう。マジックは難しいものではないのですが、やっている人は非常に少ないと思います。いったいなぜなのでしょうか。特別なテクニックが必要とか、話術がいるとか思っているかもしれませんが、実はそんなことはありません。 私は普通の人間ですが、マジックには自信をもっています。会社や友人たちの間でも、すごいマジックをする人、というありがたい評判をもらっています。ここではみなさんとその楽しさを分かち合いたいと思っています。特別に難しいわけではないマジックをマスターするには、ちょっとしたコツがあります。そのことを皆さんにお伝えしたいのです。特段難しいことではありません。普通に日常生活を送っている方なら、誰だってできます。 これを読む事によって、マジックと関わるようになり、人生において今よりも自信と楽しさを感じられるようになれば、とても嬉しく思います。
2009.05.16
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さて、「マジックはトリックを覚えるだけでは成立しない。」ということは『マジックの認識』のとこで言いましたが、しっかりと覚えてもらった上で、まず手始めにすることは・・・トリックを覚えることです(爆)。 「トリックだけ」では成立しなくても「トリック無し」ではやはりマジックは成立しません(笑)。 現在ではトリックの情報は比較的得やすくなってきています。町中の本屋でも「誰でも出来る簡単なマジック」という類のものはありますし、100円ショップでもトリックは売っています。デパートやおもちゃ屋などでは千円単位程度でトリックが買えます。またネット上で通信販売などもしていて、ここではプロが使っているような高度なトリックですら買うことが可能です。これらのものを使ってとりあえずトリックの知識を得てみましょう。 ただ、闇雲にトリックを集めていっても効率が良くありません(タダではないことも多いですしね。汗)。 そこで、ある程度自分の趣味に合ったものに絞り込んでおくと良いでしょう。 例えばパーティーなどでマジックを演じたいと思ったのならデパートでそういった用品を買うのが良いでしょうし、普段なにげないところで日用品を使ったもので演じたい場合は逆に本屋などでマジック本を買った方が早道です。手軽なトリックが欲しい場合は100円ショップでトリックを集めるのが良いかもしれません。 ちなみに、最初のうちはネットでトリックを買うことは控えておいた方が良いと思います。 マジックのトリックは「買えば誰でも使えるもの」と「演者の技術力が備わって、はじめて使えるもの」があります。そしてこの差はあまり商品紹介には記されていません(「手軽に出来ます。」と書いてあってもそれは「”マジシャンならば”手軽に出来ます。」という意味の場合があるのです)。また高価なトリックだからと言って一概に良質のトリックだとは限りません。 「マジックのトリックを買う。」というのはある程度その内容が予想できる『目利き』を持ってこそ初めて無駄の無い買い物が出来るのです。 もし、どうしてもネットでトリックを買いたい時にはやはりネットで情報交換をしているサイトのBBSなどでアドバイスをもらってから決めた方が良いでしょう(もっとも、このアドバイスもあくまで個人的な意見なので信憑性は盲信できない部分があるのですが・・・聞かないよりかは良いと思います)。 もちろんレギュラーデックやハーフダラーなどの用品や、一般的なマジックの専門書などはネットを利用される方が楽なことも多いので、構わないでしょう。
2007.10.07
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『マジックとは何?』、『マジシャンとは何?』の箇所で「マジックには付加価値が必要である。」、「パフォーマンスの魅力が必要である」と言いましたが、それではこの『付加価値』や『パフォーマンス能力』とはどういったものを考えれば良いでしょうか? これを考えるのに重要な概念として私は『コンバージョン』というものを考えました。 『コンバージョン』とは変換・転換という意味です。つまり『何かを何かに換える。』というのが『コンバージョン』なわけです。 では具体的に何を何に換えるのでしょう? これが「トリックをマジックに換える。」ということなのですが、もう少し詳しく考えていくと「観客の不安定な心理を安定した心理に換える。」という意味になります。 さて、一番初めに覚えておいてほしいことは「不思議さや驚きという感覚は大変不安定な心理である。」ということです。 「不思議だ。」という感覚は「わからない。」という感覚を持つことですから、当然「わかりたい。」という心理に移ることを望むものです。よってこれは基本的に不安定な心理と考えます。 「驚く。」という感情は一種の混乱(パニック)状態ですから「落ち着きたい。」という心理を働かせたくなるのが自然です。よってこれも不安定な心理なのです。 人はこういった不安定な心理に陥ると、自然に安定した心理を求めるようになります(この安定した心理とは上記で言えば「わかる。」、「落ち着く。」という状態です)。もし、この不安定な心理を与えておいたまま放っておくなら観客は自分自身で安定した心理を模索しなければいけませんから必然的に「タネを知ることで理解する。」、「理屈を知って納得する。」ということを求めるようになり、これが観客によるトリックの詮索に結びつくわけです。 しかし、大概の場合マジシャンは気軽にトリックを教えてはくれません。よって、マジックを見た観客は不安定な心理を解決できないまま長時間いる羽目になり、これがストレスとなってしまうことも多いのです。 現在マジックを見るのが嫌いという人は多くいます。またそこまで言わなくてもマジシャンに対してあまり良い印象を持っていない人は大変多くいます。 この原因の一つは実はこういった『不安定な心理』により誘発するストレスにあるのです(過去にマジックを見てストレスを感じた人はマジックに良いイメージを持たないのは当然のことでしょう)。 そこで『コンバージョン』ではこの点に着目します。 不思議さや驚きなどのことを『不安定な心理』というように、はっきり捉える事で、観客がストレスに陥る箇所をしっかり把握し、こういった問題点を見つけたら速やかにそれを解決して『安定した心理』に導くことまで考えるようにするのです。 つまり、従来マジックは「現象が成立した(演技が終わった)時に終わる。」と考えられていましたが、コンバージョン論では「演技を行ったことで観客が感じた不安定な心理を安定した心理に転換させた時に終わる。」と考えるのです。 ちなみに安定した心理とは「観客がそのままの気持ちで心地好くいられる状態」ということです。 例えばコメディーマジックなら『笑い』がそうですし、ショーなどを演じた時なら『感動』という要素もあるでしょう。優れた実力で『感心』してもらうこともそうですし、演者の示す『ショーマンシップ(演技力)』や『プレゼンテーション(演出力)』もこれにあたります。さらには、演者と観客の間に『信頼関係』を作ることでも安定した心理を促すことが可能です。 特に演技が終わった後には「ホッと落ち着き、余韻に浸れる雰囲気」が作れるようにしておくと良いと思われます(トリックがわからなくて頭を悩ませたままでは、とても安定しているとは言えないわけです)。 従来のマジック観では「マジックを見たら素直に”納得してください”。」と観客に要求するようなマジシャンも多くいたようですが、不安定な心理を作り出しているのは、「不思議さ」や「驚き」を与えている『演者』の方なのですから、ちゃんと演者が責任を持って「納得してもらえるような配慮する」ということを心掛けておくようにしましょう。 このようなことから「コンバージョンをする。」というのは基本的に以下のようなことを指すものだと言えます。 「観客の不安定な心理を発見する。」 「その不安定な心理の要因を見つめ直し、安定したものに転換させる。」 「より良く観客が快適な気分でいられるような配慮をする。」 「トリックのポテンシャルを充分に引き出す。」 「それらの事を実践の場で活かせるようにしっかりと身につける。」 一番重要なことは「トリックをトリックのまま終わらせず、必ずマジックに転換させて表現する。」ということです。 このことは大切な概念ですのでマジシャンになる場合にはしっかりと覚えておくようにしてください d(^-^)
2007.09.20
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マジシャンとはどういった人のことでしょうか? 実は・・・マジシャンとはマジックを人に見せる人のことです。 「何を当たり前の事を・・・」と思われるかもしれませんが、実はこのことをしっかり理解していない人が意外にいるのです。 よく、マジック愛好家でも「私はヘタッピでねぇ・・・いくら練習してもなかなか上手くならないんです。」という人がいます。しかし、そういう人にちょっと見せてもらうと案外器用にトリックを使えたり、またトリックの知識も大変豊富であることがあります。 こういった人に会った時に私が言うセリフが上のセリフなのです。 「マジシャンは”マジック”を”人に見せる”人」 おわかりですか?マジシャンとは『マジックの能力』(トリック)と『人に見せる能力』(パフォーマンス)の二つの能力を持った人を呼ぶのです。 そもそも『マジックって何?』のところでも言った通り、マジックはトリックだけでは成立しません。 よって、いくらトリックの練習を積もうが、パフォーマンスの練習をしておかなければ、マジックとしての力は半分しか出来ていないことになるのです。 このことは実際のマジックを演じる場を考えてみるとわかりやすいでしょう。 そもそもトリックの面白味などは現象が起きた一瞬しか面白味がありません。しかし、大概のマジックはその他にも操作や説明といった段取りの部分があります。こういった現象以外の時間は、現象が起る時間よりはるかに長く費やされることが多いでしょう。そしてこういった「現象の起きない部分」は本来”何の面白味も無い”ものなのです。 マジックにおける現象の時間はほんのわずかです。それ以外の部分に魅力が無ければ大部分が「魅力のない時間」となってしまいます。 実はマジシャンはこの『現象以外の時間』に価値を与える為に存在しているのです。 単にトリックを使って不思議なことを起すだけならネタを買えば誰でも出来ますが、そのネタを使ってマジックの時間全てを価値のあるものに出来るのは”マジシャンだけ”です! マジックとはホンの一瞬のトリックの魅力と大部分のパフォーマンスの魅力によって成り立つものであり、効果的にその演技を楽しんでもらえるような能力を持った人の事を『マジシャン』と呼ぶのです (^ ^)v
2007.09.14
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マジックを覚える際には早速トリックを知りたいと思うかもしれませんが、ここはちょっとガマンして基本的な『マジックについての認識』を身につけておきましょう。 まず、あなたはマジックをどのようなものと考えているでしょうか? マジックは「不思議な事をすること」、「アッと驚くことをすること」という認識が一般的です。 ただ残念ながらそれだけでは不充分です。なぜなら、不思議でなくても面白いマジックはありますし、驚きが無くても楽しめるマジックはあるからです。不思議や驚きなどは単なる『現象・効果』といった「マジックを楽しむための素材」に過ぎないのです。 ではマジックとはどういったものかというと、マジックはこういった『現象・効果』を”媒体”として、そこにマジシャンが付加価値を付け加えた『演技』を楽しむというものなのです。 実際、現在ではネットなどの影響で情報化が進み、マジックのトリックなど誰でも手に入れることが出来るようになってきています。このことによって巧妙なトリックを手に入れれば「タネのわからない不思議』などは誰でも出来るようになってきました。 トリックさえ手に入れれば誰でも不思議なことが出来るのですから、「不思議さ」だけではそれほど価値は無いのです。 しかし、もしそのトリックにマジシャンが加えた付加価値があれば、例え誰もが知っているトリックであろうが、しっかりとした価値を与えることが出来ます。 『マジックを覚える』ということは『トリックを覚える』だけではなく『付加価値のつけ方を覚える』ことが必要不可欠であることは知っておかなければいけない大切なことなのです。 さて、マジックが「不思議」や「驚き」ではないとしたら、一体何をもって『マジック』と呼ぶのでしょうか? 私はそれを次のように定義しました。 「マジックとは、魔法という”虚構”を擬似体現することで楽しむ文化である。」 『虚構』というのは「作り事」、「想像によって現実のように仕組むこと」という意味で、一般的な言い方に変えると『フィクション』がそれに当たります。 つまり、マジックの現象はあくまで「”作り事の魔法”を楽しむ」というものなのです。 よくマジックはパズルと混同されることがありますが、ここが明確に違います。パズルの場合は不思議さを感じることが要素の一つであり、それを解き明かす事を楽しむものです。つまりこの媒体は極めて論理的な現実の事実です。 しかし、マジックの場合はあくまで『虚構』(作り事)であることが前提条件であります。よってどんな不思議なことが起ころうが、それを『作り事』として捉えながら楽しむものなのです。 ですから、マジックではその現象を超能力や心霊現象などと信じ込ませるようにしてはいけません(こういった超常現象は非現実的ではありますが、「作り事ではない。」という認識がありますので、マジックではなくなってしまうのです)。 また、パズルやクイズのように種を考える事を強制してはいけません(パズルなども現実的な論理の上に成り立つ物だからです。ただし「観客が好んでトリックを考えたがること。」は問題ありません。マジックをどのように楽しむかは個人の自由です。あくまで「演者が示す意識としてはパズルであってはいけない。」というだけのものです)。 そしてもう一つ重要なのが『擬似体現』という言葉です。単なる『体現』ではなく、『擬似体現』とするのは、「本当にそれを体現する必要は無く、あくまで擬似的に、そのようになったように見えれば良い。」という考えからです。この点もやはりパズルとは違う点でしょう(パズルの場合は「そんな風に感じる。」では正解ではありません。しっかりと体現・証明が出来なければいけないのです)。 例えば「親指が離れる」という古典的なジョークのマジックがありますが、これは見る人が完全にトリックがわかっていたとしても、その様子をコミカルに見せ、楽しませることが出来れば立派なマジックです(これはまさに「親指が切断されている。」という虚構をあくまで擬似体現して楽しませているわけです)。 マジックとは「虚構であり擬似であること」を”認識した上で”、魔法のような現象を楽しむというものです。 このように考えていきますと、一般的に考えられている「マジックはトリックを隠して、観客に種がわからないようにするもの。」という考えは、少し的がはずれていることがわかるでしょう。 マジックというものは、演者にとってはトリックを「隠せた/バレた」は関係なく、また観客にとっては「トリックがわかった/わからなかった」も関係ないのです。演者がトリックを見えないようにするのはフィクションに没頭させる為に不必要な物を省きたいからというだけのことなのです(テレビドラマの撮影でスタッフやカメラが画面に移らないようにするのと同じ意味ですね)。 ちょうど、テレビドラマや漫画が「この物語はフィクションです。」と断わっているのに、それを見ている時にはある種のリアリティーを感じるように、「ここで起きた不思議な出来事はフィクションであり、現実の世界とは関係ありません。」と言った上で楽しむことが出来るのがマジックなのです
2007.09.13
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先日NHKテレビで、「人間国宝・桂米朝 最後の大舞台」という番組をやっていました。その中で、二ヶ月に一度開催されている一門の落語会の様子も紹介されていました。これは若手の勉強会を兼ねています。落語会が終わったあと、お弟子さんが演じた噺や仕草のなかで、米朝さんが気になった点をひとつずつ指摘してゆくのです。あるお弟子さんが糸を歯で切る仕草をしていました。その所作について、米朝さんの指摘は厳しいものでした。といっても、私のように針仕事をしない者には何も不自然さも感じなかったのですが、実際に針仕事をしている人が見れば、そのような糸の切り方は不自然なのだそうです。これは米朝さんがよくおっしゃっている「落語は催眠術である」、また落語だけに限らず「芸は催眠術である」とも関係しています。ここでいう「催眠術」というのは、勿論、テレビで行われているような「催眠術ショー」のようなものではありません。演者の意のままに、観客に幻影を見せ、架空の話の中で観客を楽しませる力のことです。。落語は手に持っている扇子と日本手拭いで、さまざまな所作を行います。このふたつだけで、そこに品物があるかのように観客に感じさせ、ときには辺り一面に桜を咲かせたり、船に乗っているような気分にさせたりもします。想像力を刺激して、何もないところにあたかもそれがあるかのように感じるのが演者の芸の力です。ところが演者のちょっとした不自然な仕草で、観客は「催眠術」から覚め、現実に引き戻されてしまいます。米朝さんがお弟子さんに対して一見些末であるように思える部分にまでこと細かく指摘をしていたのは、ちょっとしたほころびが、何もかもぶちこわしてしまうことを知っているからでしょう。わかる人は、そのちょっとしたウソで興ざめになってしまい、虚構の中で遊べなくなってしまいます。相手に催眠術をかける方法はいろいろと開発されていますが、そのようなものを知らなくても、一流の芸人や販売員、宗教団体の教祖、その他諸々の分野で、周囲のものに大きな影響力を持っている人というのは、本人が意識するしないにかかわらず、「催眠術」を使っています。テクニックというより、詰まるところ、その人の魅力、カリスマ性ということになるのですが、それに芸の力が加わると、その人なりの「催眠術」が完成します。これは芸人や特殊な状況だけでなく、私たちでも日常おこなっていることです。たとえばデートのとき、女性をそれなりの場所に誘い、雰囲気を盛り上げるのも催眠術のひとつです。また、結婚詐欺にころりと引っかかる女性が多いのも、男性の社会的地位や学歴に、勝手な幻影を見ているため、自ずと催眠状態になってしまうのでしょう。詐欺師は社会的地位や権威をうまく利用して、相手を信用させます。催眠術を掛ける方法は人によってさまざまですが、催眠術から覚ますのは簡単です。現実を見せればよいのです。カルト宗教の教義は、第三者からみればどう考えても不自然でおかしなものです。しかし催眠術に掛かっている信者にはそのことはわかりません。多少の不合理など、「神秘」の名の下に自分を納得させてしまいます。宗教に限らず、国家体制、会社、地域社会、学校、友人関係等、大小さまざまなコミュニティで、大なり小なり、集団催眠のようなことは行われています。催眠術では「ラポール」という言葉がよく使われます。これは掛ける側と掛けられる側の間に生じる心の交流のことです。催眠術では「親しみのある信頼感」がいつも重要なキーワードになっています。販売員が、この「親しみのある信頼感」を客に持たせることができれば、商品は8割方、売れたも同然です。このような、セールスのための方法論はいろいろと開発されています。しかしそれでも人柄の占める割合は大きく、技術だけではどうにもならない部分もあります。マジックの世界でも、これに関してよく知られている言葉があります。ライプチッヒがダイ・ヴァーノンに言ったアドバイスです。「ダイ、私は約50年マジックをやっているが、観客は紳士にだまされるのであれば悪い気はしないものだ。もし彼らが君をひとりの人間として気に入ってくれたら、君の演じるマジックも気に入ってくれるよ」 (「魔法都市案内」箴言集より)反面、観客が拒否反応をしめせば、そのあと何を見せても受け入れてもらえません。大道芸のようなものであれば、観客はすぐにその場を立ち去ってしまいます。 米朝さんがお弟子さんにした先のアドバイスは、催眠術に掛かっている観客を現実に引き戻さないためのものです。ライプチッヒの言葉はこれから催眠術をかける導入、つまりラポールがいかに重要であるかを表現を変えて言っています。導入も難しいのですが、いったん催眠術にかかった観客を、その状態のまま最後まで引きつけられるかどうかが芸人の腕です。すばらしいショーや芝居などを見ていると、時間の経つのを忘れてしまうことがよくありますが、これなど、まさに催眠状態に入っているからでしょう。恋愛の初期の段階、相手に夢中でボーとなっているときは、「あばたもえくぼ」に見えてしまいます。しかしこれが何かのきっかけで現実に引き戻されたら、「あばたはあばた」であることに気がつきます。熱がさめて、いったん嫌悪感を持ってしまえば、えくぼまでがあばたになってしまうものです。ずっと魔法をかけ続けるという意味では、TDL(東京ディズニーランド)は秀逸です。あの中ではどこに行こうが、魔法が解けないように工夫されています。それでついつい余計なものまで買ってしまい、東京駅に着いた頃には魔法も解け、なんでこんな大きな風船や、わけのわからない帽子を買ってしまったのか、自分に呆れてしまうものです。観客を虚構の中で遊ばせるには、細心でかつ途方もないエネルギーが必要です。マジックは文字どおりイリュージョン(幻影)を見せて観客を楽しませる芸なのですから、マジシャンはせめてショーの間くらい、観客に「催眠術」を掛け続けられるくらいの技量と魅力をもって欲しいものです。
2007.09.12
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スロップ・シャフル表裏バラバラになったデックにおまじないをかけると全てのカードが裏向きになります。しかも、4枚のエースだけは表向きになって出現します。選ばれたエース4枚のエースの内、観客が選んだマークを当てます。ジェミニ・ツインズよく混ぜてもらったカードから2枚のカードを抜き出し、それぞれ観客の好きな場所に戻します。2枚のカードの隣にあるカードを見ると色と数字が一致しています。シークエンスの謎1から13まで順にならんだカードの内、観客は自由に2カ所を入れ替えます。その位置をマジシャンは完璧に予知しています。13の不思議ランダムに選ばれた数字の枚数目から予言されたカードが出てきます。(感想) スロップシャッフルを知らない方は絶対に買って損はしません。このマジックは沢浩氏や、ふじいあきら氏もテレビで演じていました。トリックを知る前は不思議でしょうがなかったのですが、こんなに簡単に出来ると分かり驚きました。今では重要なレパートリーのひとつです。トライアンフ現象はいくつか方法論がありますが、これが一番易しく出来ますし、説得力もあります。他のマジックでは13の不思議が十分使えます。残りの3つは単体で演じるには少々厳しいかもしれません。ただ1000円の教材で一生のレパートリーがあるなら、安い買い物だと思います。
2007.09.05
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日記も増えてきたこともあり、カテゴリー分類しなくてはいけないかなと思い始めました。見てくれる人にとってもいいし、自分でも振り返るのにいいかなと感じました。それと日記のつけ方みたいは本があったのでとても興味を持ちました。すこしでもこのブログが充実すればいいなと思います。
2004.12.18
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最近頭がどんどん馬鹿になっていく気がするので、上記の本を買ってしまいました。パズルなどがいっぱいのっているのですが、これがすごい難しい。自分ってこんなにあほだったのねと思い知らされました。 ただかなり考えさせられるので、さび付いた脳のトレーニングにはよいかと思い、こつこつやろうと思います。思えば受験以降あまり脳を使っていない。なかなかいいドリルです。
2004.12.14
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ようやくアクセス解析を導入することができました。他の方がやっているのをみて楽天でもできるのだと気づいたのです。いいサイトを見ることはやはり勉強になります。 され導入したのはいいのですが、その解析からショッキングな事実を教えられました。訪問する方がわたしのフリーページにはほとんど来ていないということです。せっかく苦労して作ったページがまったく見られていなかったなんて、とても残念です。 ただリンクに張り方の位置に問題があるということなので早急にトップページを作り変えたいと思います。楽天の人は他人のフリーページまでほとんどこないんだなと感じました。ちらっと見て終わりにされるのもさみしいものです。
2004.12.08
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ハウルの動く城を見てから、無性にジブリ作品を見たくなり、同じヨーロッパが舞台の紅の豚を見ました。プロジェクターを購入してから見る映画は増えたのですが、最近はもう一度ジブリ作品をみてしまいます。 ストーリーよりもまずキャラクターの動きを見ているだけで楽しくなり、やはり宮崎監督はすごいなと感じました。小学生のころ初めて見てその時はストーリーも良くわからずあまり好きではなかったのですが、改めて見ると面白いです。 桂三枝が声優で出ているのに驚きました。ああいう芸がある人や俳優さんは声優でも一流なのだなとつくづく関心しました。
2004.12.06
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M-1グランプリの決勝進出者が決定しました。メンバーを見ると、優勝候補の笑飯とアンタッチャブルは順当ですが、ほかのメンバーはいささか意外でした。 トータルテンボス、南海キャンディーズ、など名前は知っているけれども、正直よく決勝にこれたなと思いました。ただ参加メンバーの数もますます増えた中での決勝進出なのでどんな漫才を披露してくれるのか楽しみです。 個人的には麒麟や品川庄司の漫才がみたかったですが。しかし優勝は笑飯かアンタッチャブルになりそうな気がします。毎年すごい楽しいので今年も目が離せません。
2004.12.04
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アフィリについて商品をただ並べるだけでは反応が少ない。他の方のを見ていると、きれいに並んでいると感心することは多々あるが、それでも反応がそう多いわけではないのだろうなあと感じる。 もっと自分だけの独自性をだしていかないとダメなのだろう。自分は将来起業しようと思っているのだから、このアフィリでもある程度の結果を残せなければ自分には商売人としての才能がないということなのだろう。 いずれにしてももっと構想を練り上げるべくノートに下書きをしたほうがいいと感じた。後もうひとつ忍者ツールのアクセス解析が楽天でもできることを知り、早速導入しようと思う。この間できなかったのは自分のやり方がおかしかったようだ。
2004.12.03
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ゴルフファンの私は女子プロの不動選手の大ファンなのです。本日の最終戦を見事に優勝で飾り、賞金女王になったことをうれしく思います。 宮里選手が出てきてもつれましたが、やっぱり不動選手は強かったです。ただ途中すごい短いパットをはずしたときは、心配になってしまいましたが、最後のパットを沈めたときほっとしました。 宮里選手もすごいさわやかですきなのですが、やはり不動選手の強さと、あんなに強いのに少しも威張ったそぶりをしないのが本当に素敵です。こころからおめでとうございました。
2004.11.28
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パソコンに不具合が生じて久しぶりに日記を書きます。コメントを書いてくださった方には返事ができず大変申し訳ありませんでした。 さてその不具合なのですが、Windows XP Service Pack 2というのをインストールしたら、パソコンが起動しなくなり結局リカバリーをする羽目になりました。しかもこれはマイクロソフトの自動更新からインストールしたもので、別に怪しいところのものではないのにこのような結果になり、大変遺憾であります。 おかげでこれまで撮ったデジカメ写真のかなりが消えてしまいました。いったいどうなっているのやら。Windows XP Service Pack 2っていったいなんなのでしょう。
2004.11.27
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Windows XP Service Pack 2をインストールしたら不具合が生じて、パソコンが起動しなくなった。この日は残業がなかったこともあり、パソコンをリカバリーした。 パソコンはアプリ同士で相性見たいのものがあるらしいが、相性が悪い同士がインストールされると不具合が生じるらしい。以前にもあったのだが、これからはバックアップをとるようにしたい。まあパソコンに今では使わないものも多くインストールされていたから、パソコンが整理できたと思ってあきらめよう。
2004.11.25
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自分の文章を読んでいて思うのは、本当に下手だなということと、プロの文章はやはりちがうなあということである。なんというか、自分のは文章の歯切れがわるいというか、表現が回りくどくすっきりしていない。 こうやって毎日日記をつけていて思うのだが、どうやったら新聞のような簡潔な文章が書けるようになるのだろうか。もっと何年かして、自分の文章がレベルアップをしており、この文章がひどいと思えるようになっていたらいいと思う。
2004.11.23
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もうそろそろシーズンかなと思い京都の紅葉を見に行きました。四条からものすごい人でまるでディズニーランドみたいでした。間違いなくユニバーサルスタジオジャパンよりは混んでいると感じました。紅葉なのですが、思ったほどではなかったです。今年の紅葉は遅いといっている人もいれば、今年は寒くなかったから色づかず、このまま赤くなる前に散ってしまうと言っている人もいました。確かに時期的にはもう紅葉になっていなければおかしいので、今年も去年に引き続き不作だったのかもしれません。雑誌に出ているような燃えるような赤いもみじを期待していた私はかなりがっかりしました。本日は南禅寺、永観堂、哲学の道、銀閣寺を行ったので、また来週も行って綺麗な写真を撮りたいと思います。ひとこと断っておくと、私が期待しすぎていたので綺麗なのは間違いないです。
2004.11.21
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映画はDVDでしか見ない私ですが、大の宮崎ファンなのでこの映画は待ちに待ったので、公開初日に並んでしまいました。なにせ初日だったので一時間前から並んだら前から4番目でもちろんすごいいい席をゲットしました。さてないようですが大満足です。随所に宮崎作品だなあと感じさせてくれました。こう何作も見ていると監督の特徴もよくわかるなあと思いました。もちろん空を飛ぶシーンも有名なのですが、宮崎監督は掃除のシーンも大好きなのだと分かりました。ラピュタ、トトロ、魔女、千と千尋などどれも汚い家なり建物が出てきて、掃除をしてきれいになります。またもののけ姫のデイタラボッチ、カオなしなど液体状のぶよぶよしたキャラクターをまた登場させるのだなあと感じました。声優陣も豪華ですし、キムたくもなかなかよかったです。アクションシーンも美しいですし、アニメーションもされに磨きがかかっていました。文句なしのオススメです。
2004.11.20
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自分のページでもお薦めと紹介しているのですが、プレステXを買おうかどうか真剣にまよっています。プレステ2とDVDレコーダーHDD250GB付で6万円は間違いなく安いし買いです。自分はすでにDVDレコーダーを持っているのですが、HDDが80GBしかなくもう少し容量が欲しいのと、裏番組が録画したいとう希望があります。ただ買ってしまったら間違いなくゲームにはまってしまう。ただでさえ勉強しないのにこんなものを買ってしまったらというのだけが、悩んでいるところです。去年は出たばかりで10万して、それでも安いと感じたのに、この値段は驚きです。買わないほうが自分のためにいいことも分かっているのですが、誘惑に負けそうです。
2004.11.19
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アフィリエイト事例に応募しようかどうか迷っています。でも楽天のブロぐやっている方が30万人いてそのうち応募している人が0.1パーセントと見積もっても倍率300倍。正直言ってとてもむりでしょうね。またまだ自分の中で納得がいっていない状態で応募するのもどうかとおもいますし。とりあえずもう少しページを充実させようと思いました。
2004.11.18
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日記や商品を紹介していて思うことは、自分ではすごいいいと思っているものは、果たして周りの人にどう受け止められているのだろうかということである。また商品にたいしてすごいいいとか、書いてあるがそれはあくまでも自分の主観的なもので他の人はそうは思っていないのではないかと不安になる。主観ではなくだれからみてもそうなるように客観的に表現していかなくてはいけないかなと感じる。たとえば雑誌に載ったとか、テレビで紹介されたとか。なんか日記を書いていてうまく表現できていないのがいたいが。自分の言いたいことがまったく表現できていない。なんかすごい主張したいことがあるのにそれが言葉にならない。書いていてもどかしい。文章の書き方を勉強しようかなと感じる日々である。
2004.11.17
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多くの方からコメントを頂き本当にうれしく思います。書き込みをしてくださる方の8割から9割が女性というのが少し驚きです。インターネットというのは少し前まではほとんど男性がやっていたもので、ましてホームページ運営なんていうとかなりマニアック的なイメージももたれたはず。しかしこの楽天では多くの女性の方がやっていといのを改めて思いました。 しかもわたしのページにコメントをしてくれるというのは、なんらかで好意をもってくれたのかなと勝手にうれしく思っています。女性がブームを作ったりするので、女性受けするのは大変喜ばしいことだなあと思いました。
2004.11.15
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本日ついに10000を突破しました!これで自分の中では見習いというか研修期間終了みたいな意味合いがあるかなと思っています。アクセス数も今までは気になることが多かったのですが、これでそんなに気にならなくなるかなとも思っています。続けることに意味があるかなと思っているので、一年後2年後も続けていられるよう、そしてもっともっとページが進化しているようがんばっていきたいと思います。
2004.11.14
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前回の改装の結果がいまいちだったので少し改良を加えました。それにしてもネットは試行錯誤の繰り返しだなと思います。うまくいかなくては作り直し、すこしづつ良くしていく。そして結果を見てまた改良を加える。 また来てくれるように頻繁に更新はしたいと思う。一歩一歩進んでいって少しでも積み上げていけるようにしたい。まだこれという型が出来ないから大変だが、出来ればもっと情報を詰め込んだものにしたいと思う。
2004.11.13
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今日は歯医者が返済相談にやってきた。歯医者というと高級車に乗って儲かっているイメージがあるのだが、最近は歯医者の数が増えすぎてどうやらそうでもないらしい。60を過ぎた高齢の方なのだが話を聞くと、毎月利益はおろが100万円くらいの赤字とのこと。それを娘婿に補填してもらっているらしい。しかし家だけだけではなく、都銀からも1億以上借金が残っており、どうしようもない。売り上げの良かったころに2億ちかいマンションを購入し、その返済がまだまだ残っているとのこと。一瞬ありとキリギリスのキリギリスみたいなやつだなと思った。いいときに調子こいてそんなものを買い、返済が出来なくなり相談にくるなんてあほだと思った。結局自分では払えるはずなんてないのだから保証人に迷惑を掛けることになるのだが、それが娘婿とは・・・。身の丈の生活をしろよとつくづく思った。
2004.11.11
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やっぱり日記をサボり気味になってしまう。それはホームページを改装したことにより、もっと人があつまるかと思ったのだが、ほとんど効果がなかったことによるショックである。来て掲示板に書き込んでくれても、私のページには一切触れず自分のページに来てねの様な内容の書き込み。正直こんなことをいっては悪いが、ひたすらコピペで掲示板を書いているのではないかと疑ってしまう。掲示板に書くからにはそのページの感想なりを書かなくては、こっちとしてはおもしろくもなんともない。申し訳ないが、疲れていたことと、がっかりしたことで返事をしなかった。苦労してページ作った割には結果がついてこずすこし嫌気がさした。自分の紹介している商品はかなり自信を持っているものだけに、それがほとんどクリックされていないのはかんがえさせられてしまう。モチベーションを保つのも簡単ではない。
2004.11.10
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アフィリエイトをやり始めてそれなりに売り上げが上がるようになってうれしいのだが、ひとつ不満がある。お客さんが何を買ったのかなぜわからないんだろう。それとも自分がやり方を分かっていないだけなのだろうか。どこをクリックしても分からないような気がする。せっかくだから売れた商品が分かればもっとおもしろいのにと思う。あとやはりもっとリピーターの人を作りたいとすごく思う。30万も楽天だけでサイトがあるのだから、もっとうまくやらないと自分のサイトに来てくれるはずなどないだろうなあと思う。そのためには役立つか面白くしなくては。どうすればいいか本当に思案中です。
2004.11.08
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ホームページを変えてからいっぱいコメントを頂き本当にうれしいです。コメントを返すのに1時間以上かかってしまいました。うれしい悲鳴です。新札触れてみましたが、なんかおもっちゃぽい。あのホログラムが偽造に役立っているのだろうが、なんかビックリマンシールみたいだ。徐々になれてくるのだろうが、今のお札の方が好きだ。それと表面はいいのだが、なんか裏面をさびしいと感じるのは私だけなのだろうか。
2004.11.07
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以前の日記でも書いていましたが、前作のデザインはいまひとつという感じでした。そこで前々から変更をやっており今日ようやく公開することができました。予定よりも大幅に遅れてしまいましたが、なんとかお見せできるまでになりました。もちろんまだまだこれからですが、よろしくおねがいします。ただ楽天で気になることは表を使うとゆがんで表示されてしまうことです。自分だけではなくほかの人のもゆがんでいるときがあります。楽天のサーバーがよわいということなのでしょうか。直す方法があれば教えてください。
2004.11.06
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ページ作成を始めてからはや2ヶ月が経とうとしている。そこで目標を決めた。それはフリーページを最低でも100ページ作るというものだ。もちろんいい加減なページではなくしっかりとした商品を紹介したものを100ページだ。 アフィリエイトの売り上げを目標にすると、なかなか結果が出なくてイライラするかもしれないが、自分で100ページ作るというものなら、少しづつでもゴールに近づいていくわけだから、やりがいがあるはず。ようしがんばるぞ!!
2004.11.05
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