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2012.08.10
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カテゴリ: 飛山城
「矢穴跡」






 こないだブログさ書いた『掬翠園』だどもな。

 庭園内には、全国から集められた奇石や灯籠が飾ってあんだって。

 (こないだのブログ『掬翠園』は、 こちら


 よ~く思い出してみっと、

 確かに灯籠や、石碑や、石仏がみっちりおいてあったっぺ。



 そんなかで、びびっときたんが、この石。

矢穴跡?



 それも、一直線に、きれいにならんでる。



 自然に開いた穴じゃ~ねえな。だどもなんだべな?



 こんときは、不思議だべ~、ってだけで写真さ撮ってきたんだどもな。

 最近になって、穴の正体がわかったんだ。


 どうやら『矢穴』って言われる印らしいっぺ。




『矢穴(やあな)』ってのはな。

 岩場から石を切り出してくるときに、鉄の矢を打ち込んだ穴のことだど。




 簡単に『、石の切り出し方法』を説明すっとな。


 最初に墨などで、切り出す石の大きさを決めて、

 その通りに、ノミなどの道具を使って、穴を刻んでいくんだべ。


 その穴に、矢やくさびを打ち込んでいって、石を割るんだ。






 だもんで、途中で予定外の事件が、起きたりすんだべな。



 石が割れちまったり、欠けちまったり。

 崩れて崖から落ちたり、ってことも、あったかもしんない。


 そんな事故さあっと、石の形が石垣に合わなくなっちまったりしてな。




 そんな、残念な石が、上の写真の石だっぺ。




『矢穴』ってのはな。

 石と石の境目を記す穴だかんな。

 ちゃんと作業さ進めば、跡はほとんど、残らないもんなんだど。


 だども、何らかの理由で、変なとこで割れっちまうと、

 写真みたいに、残ったりすんだな。




 これは、戦国時代の城に使われた、石垣作りでも使われていた方法でな。

 写真さ見ながら、


 どっかの城さ使われる予定の石だったんかな~?



 とも、考えたけんど。そこんとこは、ちと、不明だべ。



 だども、もしかしたら・・・って、ちと妄想w。

 鹿沼市は周辺が山だから、そっから運び出された石たちが、

 近くのお城さ使われた可能性も、ありそうだっべ?



『唐沢山城』とか・・・『鹿沼城』とか・・・

『太平山城』とか・・・『佐野城』とか・・・

『宇都宮城』とか?


『烏山城』は、遠いかな・・・。




『矢穴』の実物って、はじめて見たんだけんど、

 全国には、たくさん残ってんのかな?



 時代がわかれば、もっと面白いけど。

 これは、貴重な資料さ、なんじゃ~ないけ。






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最終更新日  2012.08.10 23:42:36
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