今年の皐月賞は、クロワデュノール1強で、
あとは、勝負付けの済んだ馬ばかりだから、
荒れようがなく、平穏な決着とも思われるが、
しかし、問題は、史上初のCコースでの皐月賞。
通常よりも3mも幅員が狭いコースなのに
フルゲートを増やして18頭立て。
スタート後の1角までの直線が少し短く、
コーナーのカーブも少し緩く、内が荒れて
おらず、外差しが利かず内有利、先行有利。
それは、みんなわかっているし、GIだから、
いつもより前々で、いつもより早く動いて、
一発勝負を賭けてくる馬もたくさんいるだろう。
乱ペースの乱戦になって、とてつもないことが
起きそうな危険な臭いがプンプンする。
スタート後の直線が短くなってるのに、
馬場のいい内へ向かって、1角に馬が殺到。
幅員の狭くなってるコースに先行有利と見て、
フルゲート18頭がドッと飛び込んでいく
のだから、アクシデントが起きないわけがない。
開催が進んで馬場の内が荒れているからこそ、
馬場を広く使って安全に走ることが出来る。
無理に内に突っ込んでいったりせず、
外を回っても能力を発揮できる。
それが、本来の皐月賞なのだ。
終わってみれば、無敗の皐月賞馬誕生、
やっぱり、クロワデュノール1強だった
……ということになるかもしれないが、
そのためと思ってJRAがやった小細工が、
下手をするとそんな感動的な歴史的瞬間を
台無しにしてしまうのかもしれない。