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写真はトウヨウヤワラガニ。以前に掲載した写真である。その後水槽へ入れて飼育をしているが、現在に至るまで数回しか見かけていない。海では岩の下などに隠れているカニだからこれは当然のことなのだろう。たまにライブロックの陰で見かけるが、外に出てくることはまずない。このとき給餌棒を用いてライブロックの陰のカニにエサやりを行う。このようなほとんど見かけないトウヨウヤワラガニだが、少し前に水槽前面にいるところを発見した。なぜこんなところに…と思ったのだが、よく見るとカニの下には苔取り用の巻貝がいたので理由がわかった。すでにタイトルに書いてあるが、この巻貝は死んでおり、これを食べるためにカニが出てきたのだろう。実際ハサミで巻貝の何かをつまんで食べていた。このまま食べさせたいところだが、死んだ巻貝の腐敗による水質悪化を防ぐため、巻貝を取り出さざるを得なかった。カニには代わりにオキアミを与えておいた。ちなみに巻貝が死んだ理由は餓死だろうと推察している。
2017年06月17日
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あるお魚さんにピンセットでエサを与えていたのですが、最近ピンセットに対して警戒するようになったため、簡単な給餌棒を作成して用いることにしました。余っているスポイトを使用。次に適度な長さで切った太めの釣り糸。この釣り糸に小さな結び団子を作っておきます。そしてこの釣り糸をスポイトの中に挿入し、結び団子の部分で固定します。出来上がり~♪釣り糸の部分にクリルなどを刺して与えます。万が一、釣り糸がスポイトから抜けてしまったときのために、釣り糸はやや長めのほうがいいかもしれないです。それで実際に使用してみたところ、お魚さんの警戒はありませんでした。またエサを食べた際に釣り糸を簡単に引き抜くことができるので、今のところいい感じです。(別にスポイトじゃなくても良かったな…。)
2013年01月07日
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タイトル通り、ものすごく危険なイソギンチャクであるウンバチイソギンチャク(Phyllodiscus semoni)に遭遇しました。大潮のときの水深約1mほどのタイドプールの中にありました(写真)。このウンバチイソギンチャクの毒の強さはイソギンチャクの中でも世界最強クラス。刺された場合、劇症の皮膚炎を引き起こします。また、まれに急性腎不全を引き起こすようで、死亡例が報告されています。カザリイソギンチャク科(Aliciidae)に属しているので、体壁は柔らかく、夜間に触手をのばします。体壁の房状突起の刺胞(nematocyst)はp型刺胞の長期型。刺胞毒には溶血性のタンパク毒素として、PsTX20A(分子量約2万)、PsTX-60Aおよび60B(分子量約6万)が報告されています。ラットを用いた実験では腎毒性を示す毒素として、PsTX-115(分子量約11万5千)が報告されています。それはさておき~。見た目は海藻のようで非常にわかりにくいです。実はホムラspも気付かずに歩いていて、戻ろうと思って振り返ると、斜め後ろにこのウンバチイソギンチャクを発見いたしました。もし触っていたらと思うとぞっといたします。参考文献:Mizuno, Masashiら:A protein toxin from the sea anemone Phyllodiscus semonitargets the kidney and causes a severe renal injurywith predominant glomerular endothelial damage. The American journal of pathology, 171 (2), p.402-414, Aug 2007.Nagai, Hiroshiら:Novel proteinaceous toxins from the nematocyst venomof the Okinawan sea anemone Phyllodiscus semoni Kwietniewski. Biochemical and biophysical research communications,294 (4), p.760-763, Jun 2002.参考図書:内田絋臣、楚山勇:『イソギンチャクガイドブック』(TBSブリタニカ)
2009年04月12日
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2017年8月中旬に行った串本磯採集の備忘録。干潮が午前中ということもあり、朝早くから潮溜まりの観察。その後早々にシュノーケリングを開始した。個人的な興味から棘皮動物の観察は欠かせない。こちらはアラサキガンガゼ(Diadema clarki)。(ガンガゼ類において)ここではガンガゼの次に多く見つかる。タワシウニ(Echinostrephus molaris)。岩に穿孔して生息している。そういや不注意に岩をつかんで刺されたことがあったな。トラフナマコ(Holothuria pervicax)。たぶんセンコウカイメン、クリオナの仲間。前回の磯採集で観察した個体かもしれない。オオナガレカンザシ(Protula bispiralis)。こちらは毎回のように観察している個体。写真も何回か掲載している。ヒラムシの仲間。以前に観察したヒラムシ(最後の写真)と同じと思ったのだが、咽頭のサイズ、形状が異なる。ほかにもいろいろと違う点がある。マガキガイ(Strombus luhuanus)。ニチリンイソギンチャク(Phymanthus muscosus)。砂の中に眼がある。フグだな。クサフグあたりかもしれない。ずいぶんと近付いたが眼だけキョロキョロ。逃げる気配はないようだ。ヨウジウオ科の一種(Syngnathidae sp.)。サンゴイソギンチャクの中にいるクマノミ(Amphiprion clarkii)の幼魚。サンゴ礁でシュノーケリング。気持ちがいい。何時間でも泳いでいられる。つづく。
2017年08月22日
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少し前に串本で採集したメリベウミウシ属の一種。2cmに満たない大きさで、背側突起が海藻のように見える。こちらは串本で撮影した写真。まったく動かず海藻にようだったので、思わずスルーしてしまうところだったが、海藻として葉状に見える部分の並びがおかしい。そう思い確認したところウミウシだったわけだ。こういうのが他にもたくさんいて、そして見過ごしているんだろうな…。面白すぎ~。また磯採集に行きたい。
2017年06月13日
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飼育当初のタッセルドアングラーフィッシュさんたち。かなり小さくて、非常にかわいい~と思いました。ただ当初は給餌に少し苦労したことを今でも覚えています。このときから1年3か月以上経った現在。サイズの変化をわかりやすくするために、あえて同じようなレイアウトにして撮影しました。かなり大きくなりました~!ほかの2匹は一部しか写っていませんが、同様に成長しています。サイズ以外の変化ではそれぞれの個性が出てきているような気がします。前にも書きましたが、エスカをよく振るもの、あまり振らないものとか…。非常に面白いものです。まだまだ成長すると思うので、頑張って飼育を続けていきたいと思います。~~~~~あえて同じようなレイアウトにして撮影したために、水槽内をいじって、お魚さんにストレスを与えてしまいました。反省~。
2014年06月17日
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最近串本で採集したソウシハギ(Aluterus scriptus)。尾鰭の寄生虫が気になり、お持ち帰りした。こちらが尾鰭に見られた寄生性カイアシ類、ウオジラミ科の一種(Caligidae sp.)。めっちゃたくさん…(汗)。ソウシハギに寄生するカリグス類としてCaligus polycanthiとかが、候補にあがるのかもしれないが、はっきり言ってよくわからな~い。カリグス類の宿主特異性を考えると、現在飼育中の魚には寄生しないと思うのだが念のため駆虫。ただし、モンガラカワハギとかを飼育していたら、C. polycanthiだったら寄生するだろうな。
2021年07月06日
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イサゴハゼ(Gobiopsis arenaria)。最近串本で採集したハゼ。昨年と同じ場所に数匹いたので、そのうちの1匹をお持ち帰りした。いっしょにシロヒゲセジロハゼもいるのだが、今回は非常に小さな個体ばかりだった。そういう時期なのかもしれないな…。豆チョウもちらほらと出始めていることだし、また磯採集に行きたい。
2017年06月05日
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タイトル通り、ティンカーズバタフライフィッシュ(Chaetodon tinkeri)さんです。磯採集シーズンはもう少し…。それが待ち切れずにチョウチョウウオさんの仲間を増やしてしまいました。まだ人工餌には餌付いていませんが、餌付きのよいお魚さんなので問題ないでしょう。しかし増やして大丈夫なんか~?今後、採集したお魚さんの収容スペースが減るやん…。
2011年04月10日
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2017年7月下旬前半に行った串本磯採集の備忘録。採集・観察した甲殻類の一部を掲載。ヒシガニ科の一種(Parthenopidae sp.)。Retrospectiveに見てわからなくなったので、ホソウデヒシガニ→ヒシガニ科の一種へと訂正した。また時間があるときにでも調べてみることにする。スベスベマンジュウガニ(Atergatis floridus)。いつも見かける個体よりも小さな個体。ヒメソバガラガニ(Elamena truncata)。転石下の普通種。オスのようだ。クモガニの仲間。カイメンや海藻を付着させてカモフラージュしていた。サメハダヤドカリ(Dardanus gemmatus)。ほかにもサメハダが数個体いた。今回ソメンは見つからなかった。イシダタミヤドカリ(Dardanus crassimanus)。ここでは少なめの印象がある。以前の底引き網漁ではこればっかりだったなぁ。また某所の漁業廃棄物にもこれが多かった…。サンゴヤドカリの仲間たち。上:ウスイロサンゴヤドカリ(Calcinus vachoni)。下:ツマジロサンゴヤドカリ(Calcinus latens)。ヤマトホンヤドカリ(Pagurus japonicus)。左眼の色が変だ…。リリースしたけれど気になるなぁ。アオヒゲヒラホンヤドカリ(Pagurus decimbranchiae)。なかなか出てこなかったので、あきらめて撮影。クロヤドリエビ(Arete dorsalis)でいいんだろうか。気になるのは腹部。寄生虫かと思ったのだが、単なる抱卵だった。残念。エビノハラヤドリがいるわけないわな…。このあと見つかったムラサキウニの元へリリースした。つづく。
2017年07月31日
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2017年7月下旬後半に行った串本磯採集の備忘録。ほとんど潮が引いていない状態から少し時間が経過。まだまだこれから引くが、待てないホムラspは次のタイドプールへと移動するのであった。ではシュノーケリングで観察した軟体動物の一部を掲載。ナギサノツユ(Oxynoe viridis)でいいと思うのだが…。気になるのは後方の突起。こんなのあったけ。コノハミドリガイ(Elysia marginata)。今年もトカラが見つかることを期待している。ニシキツバメガイ(Chelidonura hirundinina)。小さいのがちらほらと見つかりだした。ビワガタナメクジ(Dolabrifera dolabrifera)。地味だし、見た目も良くないし…。でも個人的には好きなアメフラシ類だ。オトメガサ(Scutus sinensis)。ウミウシではないけれど撮影したので掲載。シュノーケリングで観察したウニ類の一部。ガンガゼ(Diadema setosum)。ホンナガウニ(Echinometra mathaei)。赤みがかった周口部。タコノマクラ(Clypeaster japonicus)。ウニ類は大したものが見つからなかったが、観察は結構楽しかったりする。石の中に何かいる。センコウカイメン科のクリオナの仲間か?つづく。
2017年08月15日
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沖縄へ磯採集に行き、生体を本州へお持ち帰りするとします。ビニル袋に海水+酸素+生体を入れて、輪ゴムでとめてパッキングします。酸素はスポーツ用の酸素缶もしくはO2ストーンを利用します。ホムラspの場合は酸素缶を使用することがほとんどですが、酸素缶は機内に持ち込みができないので、現地で購入します。また、酸素缶にはコネクターが必要なので事前に作成しておきます。(コネクターは2008年10月28日のブログのようなものを作成しました。)さらに水温を保つため、夏だと氷、冬だとカイロを同時に入れておきます。これらがパッキングしたビニル袋に直接触れないようにしましょう。氷は水漏れしないようにしておきます。また、カイロを使用する場合は通気性を保つため発砲ケースに穴をあけておきます。これらを購入した発砲スチロールのケースに入れて梱包終了です。発砲スチロールのケースはいつでも開くようにしておきます。これは空輸するときに内容物の確認が必要だからです。梱包は意外と時間がかかるので、ホムラspの場合は1時間ぐらいの余裕をとるようにしています。空輸にはどの会社を利用してもいいのですが、ホムラspは帰路に利用する会社の貨物便を利用しています。輸送費用は会社によって異なると思うので、この辺はいろいろ考えてもよさそうです。ちなみに機内に手荷物として海水の持ち込みはできません。梱包した生体は最低でも出発の2時間前には預けておきます。水漏れする可能性があっては預けることができないので、梱包はしっかりしておきましょう。また、朝一番の便を利用するときには注意が必要です。営業前には預けることができないので…。電話などで確認しておいた方がよさそうです。預けた後、レンタカーを返却いたします。これ重要です。レンタカーを返却したあとで預けるのはかなり大変です。空港から貨物ターミナルまではちょっと離れています。歩くのには時間がかかります。あと2009年10月に沖縄の空港貨物ターミナルの場所が移動したので、事前に場所を確認しておいた方がいいです。だいたいこんな感じです。あとはそのまま帰路の便に乗って帰ります。到着後は空港の貨物ターミナルに行って、運送状を渡して受け取りましょう。ほか、沖縄のショップに採集した生体の輸送を依頼する方法もあります。
2010年02月27日
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最近串本で出会った棘皮動物のピックアップ~♪ブログ更新の日付と異なるけれど、出会ったのは2025年10月っす。トゲクリイロナマコ(Actionopyga echinites)。沖縄ではよく見かけていたけれど、串本で見たのは初めて。シュノーケリングをしながら、「おっ、まじかー」ともごもごと泡を出しながら叫んでしまった(笑)。それほどうれしかったっす。そして次はこちらのオニイボナマコ(Stichopus horrens)。これもここではレアだなぁ~。触ると溶けるようにドロドロになってしまうことで有名。その後放置すれば次第に元の形状へ戻ろうとする。こちらはマダラウニ(Pseudoboletia indiana)。これも串本ではレアなウニ。カモフラージュしているのでわかりにくいけれどね。ちなみに共生エビがいたので、これをゲット。詳細は磯採集記として掲載する予定。でもいつになることやら。今までの採集写真がものすごくたまっているからね…。
2025年05月20日
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昨年の8月に和歌山でアカギカメムシ(Cantao ocellatus)を初めて見た。その時の写真がこちら。すでに掲載済み。そして今年の7月にもまたもやある昆虫を初めて見た。ある昆虫とはサツマゴキブリ(Opisthoplatia orientalis)。以前より紀南全体に生息していることが報告されていたのだが、まだ一度も見たことがなかった。(探しに出かけていないということもあるが…。)今回串本で見かけたので写真を掲載しておく。以下に写真があるので苦手な方は見ないで。
2017年08月02日
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もう少しで飼育開始から3か月になる深海性ヤドカリ(Paguristes doederleini?)。少し前の写真。冷凍オキアミを摂餌中。そして昨晩の写真。別の貝殻へ引越ししたようだ。もともとゆっくりと移動するヤドカリ。宿となる貝殻の軽さは重視しないのだろうか。今回といい、前回といい、やや頑丈そうな宿を選んでいるような?これがジンゴロウヤドカリなどの素早く動く深海性ヤドカリだったら、ギンエビスなどの軽い宿貝を選択することが多いような?まぁ何となくそう思うだけだが…。ちなみにやってきたときはこんな貝殻を宿にしていた。
2017年06月10日
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2017年7月下旬前半に行った串本磯採集の備忘録。採集・観察した海水魚の一部を掲載。イサゴハゼ(Gobiopsis arenaria)。毎回のように見つかるハゼ。ただ数は少なめ?この個体、体色が少し変と思い採集したが、お持ち帰りして飼育していたら元の色彩に戻った。クロユリハゼ(Ptereleotris evides)。エサ用のハゼ。一度に大量採集できるので重宝している。写真下のような小さな個体はリリースした。ナンヨウツバメウオ(Platax orbicularis)。これからもっと増えてきそう。よく懐くかわいい魚。大きくならなきゃいいんだが。チョウチョウウオ(Chaetodon auripes)。かなり多くなってきた。フウライチョウチョウウオ(Chaetodon vagabundus)。ほかトゲチョウチョウウオ、アケボノチョウチョウウオなどもちらほら。と言ってもまだトロピカルさには乏しい。アケボノは採集できなかった。サンゴの中に隠れられるとどうしようもない。アオヤガラ(Fistularia commersonii)。コウワンテグリ(Neosynchiropus ocellatus)。すでに掲載済みの小さな個体。テンクロスジギンポ(Plagiotremus tapeinosoma)。不用意にタモに近寄ってきたところを採集。食いつけるかどうか吟味していたな…。アライソコケギンポ(Neoclinus okazakii)。ゴマモンガラ(Balistoides viridescens)の幼魚。成魚は出会いたくない恐い魚である。ツマジロオコゼ(Ablabys taenianotus)。すでに掲載済みの個体。採集後は漁港チェック~♪まだタコクラゲは出現していなかった。ここで宿泊、そして朝から帰宅した。おわり。
2017年08月01日
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2017年7月下旬前半に行った串本磯採集の備忘録。サンゴの海をシュノーケリング~♪濁ってはいるがやはり面白い。水温は低くなく、ウェットスーツなしで十分だ。ホンケヤリムシ(Sabella fusca)。トゲイトマキヒトデ(Aquilonastra coronata)。転石裏によくいるヒトデ。たぶんアラサキガンガゼ(Diadema clarki)。なぜかガンガゼ類をチェックしてしまう…。ナマコ類もいろいろと…。写真下は触手を引っ込めてしまったが樹手目のナマコのようだ。となりにいるのはチビナマコなんだろうか?キュビエ器官に注意してニセクロナマコ(Holothuria leucospilota)を観察。写真下は寄生貝。結局のところ棘皮動物の観察に時間を費やしている。でも楽しいから仕方がないんだけれどね。アオリイカ(Sepioteuthis lessoniana)。スミを出しまくり~。このあとすぐにリリース。つづく。
2017年07月30日
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飼育しているバラハナダイ(Odontanthias katayamai)。今回はそのうちの1匹のこと。飼育場所を移動させるためケースですくった際に撮影した。このバラハナダイは以前のブログに掲載した個体で、右眼上部の潰瘍性病変を治療したあとは、同部の組織が欠損したままだった。そして現在。欠損した右眼上部の組織がかなり再生。色素は脱失したままだがこれはこれで満足だ。実は欠損部の再生に関してはあきらめていた。飼育して観察していると、次第に再生していることに気付いたので、その後の経過として今回掲載した。
2017年08月10日
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スジナメモンガラ(Xanthichthys lineopunctatus)。沖縄の深場採集のナメモンガラの仲間である。給餌棒の先に練り餌を付けて与えてみたが…。惜しい、ちょっとずれた。その後何度か失敗してようやく摂餌。どういうわけか知らないが、普通にエサだけを与えると沈下の途中にうまく食べるのだが、給餌棒に付けて与えると何度か失敗する。ひょっとしたら給餌棒とエサの区別ができていないのかもしれない。
2017年06月08日
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5月下旬の沖縄磯採集の備忘録。磯採集を終えたあとはUさんと某所で待ち合わせ。しばしの間楽しい時間を過ごした。(このことは後ほど掲載予定。)そして深海魚の梱包。Uさんによって採集され、調整された貴重な個体ばかりである。モンイトベラやイトヒキコハクハナダイなどがこの中にいる。翌日は朝より帰宅。写真は那覇空港の植物防疫に関する展示。以前はこんなの無かったんだけどなぁ…と思いつつ、興味深く見させていただいた。左よりアリモドキゾウムシ、ミカンキジラミ、イモゾウムシの模型。このような害虫がいるため持ち出せない植物がある。例えばサツマイモとかがそうだ。ほかにもいろいろと。それにしても模型がリアルだ。実際立ち止まって見ている人は多かった。アフリカマイマイももちろん持ち出し禁止。農作物の害虫である。個人的には広東住血線虫の中間宿主というのが気になる点であり、また嫌悪する点でもある。ラウンジで出発までの間休憩。帰りたくないなぁ…。本音はもう少し遊びたい…。その後機内へ。ANA便からの眺望。そして機内食。来た来た、桜海老とグリーンピースのスープ。結構美味しいので個人的にお気に入り。おわり。
2017年06月25日
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2017年7月下旬後半に行った串本磯採集の備忘録。ここは串本の某所。ほとんど潮が引いていない状態だ。そりゃ、満潮からまだ1時間しか経っていないからな。浜から近いごく浅いところ。干潮時にはもちろん海水がなくなる。ここをチャプチャプとマリンシューズで歩いていると、何やら見たことがある魚を発見した。それがこちらのナンヨウツバメウオ(Platax orbicularis)の幼魚。枯葉に似せた擬態は見事だが、慣れてくると容易にわかる。それに流れに逆らって枯れ葉が漂っているのもおかしい。漁港では不用意にタモを近付けると、海中深くに潜ってしまうことがあるが、こんな浅いところでは潜って逃げることもできない。慎重に2本のタモで追い込んで採集した。さてどこでシュノーケリングを行おうか。干潮時にできる潮溜まりを思い出しながら、今回はここから始めることにした。と言ってもここはまだ干潮時に海から出てしまう場所。ごつごつとした岩肌ばかりだ。少しだけ深まったところにいたミヤコキセンスズメダイ(Chrysiptera brownriggii)の幼魚。幼魚のときはとても綺麗だ。チョウチョウウオ(Chaetodon auripes)の幼魚。干潮時には潮がひいて泳ぎづらい場所。大したものは見つからなかったが新鮮さがあってやや満足。このあと潮の引きに合わせて場所を移動し、観察・採集を行った。つづく。
2017年08月07日
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採集した海水魚の一部を紹介。トノサマダイ(Chaetodon speculum)。数匹いたうちの1匹を何とか採集。ほかはサンゴの陰に隠れてしまった。でも最後にはリリースした。トゲチョウチョウウオ(Chaetodon auriga)。メジャーだがやっぱり綺麗だ。フウライチョウチョウウオ(Chaetodon vagabundus)。チョウチョウウオ(Chaetodon auripes)。ヨコシマタマガシラ(Scolopsis lineata)。フタスジタマガシラじゃなかった。残念。コバンヒメジ(Parupeneus indicus)。体側の楕円形の黄色斑点が綺麗なのだが、撮影時には目立たなくなった。ナンヨウツバメウオ(Platax orbicularis)。お腹パンパンだ。食べ過ぎとちゃう(笑)。ニジギンポ(Petroscirtes breviceps)。たまたまタモに入ったので撮影した。おまけみたいなもの。カノコベラ(Halichoeres marginatus)。イナズマベラ(Halichoeres nebulosus)。地味なベラではあるが、個人的には好きなベラである。サラサハゼ(Amblygobius phalaena)。小さいのがちらほら…。小さいうちは採集しやすい。ハコフグ(Ostracion immaculatus)。ピンポン玉程度にまで成長したものが多かった。サツマカサゴ(Scorpaenopsis neglecta)。ベニカエルアンコウ(Antennarius nummifer)。ほかにもいろいろ採集したが、結局のところ海水魚はすべてリリースした。おわり。
2017年08月18日
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セグロサンゴヤドカリ(Calcinus gaimardii)。最近串本で採集した個体。元の宿貝は左の巻貝だが、これにはウズマキゴカイ類が多数付着しており、これの持ち込みを避けるため右の巻貝へと引越しさせた。ウズマキゴカイ類に関して言えば、水槽や器具類に付着する汚損生物。個人的には爆発的に増殖したときのことを考え、持ち込みを避けたいと思っている。
2017年06月23日
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夏の海。シュノーケリングがとても楽しい。サンゴの上に海藻が付着。そしてその上をゆっくりとシュノーケリングした。もちろんタイドプールも順にシュノーケリング。写真はサツマカサゴ(Scorpaenopsis neglecta)。フサカサゴ科の一種(Scorpaenidae sp.)。転石下にいた個体。ベニカエルアンコウ(Antennarius nummifer)。今年になって串本で3個体目。しかもすべて同じタイドプール。ヨウジウオ科の一種(Syngnathidae sp.)。カンムリヨウジあたりだろうか?サンゴイソギンチャクに共生するクマノミ(Amphiprion clarkii)の幼魚。かわいいもんだ。ノウトサカ属の一種(Cladiella sp.)。これは1ヶ月ほど前の磯採集でシロハナガサウミウシの食害が見られた個体。気になって再確認。食害された部分は以前とあまり変わらなかった。そして肝心のシロハナガサウミウシはいなくなっていた。いったいどこへ行ったんや…。つづく。
2017年08月16日
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深海性のカニ、たぶんハリツノガニ(Rochinia pulchra)。(でも少し自信なし。)以前のブログにこのハリツノガニの脱走事件を記載したが、その後何度も脱走するので結局あきらめた。写真のごとく沈木につかまっていることが多く、どうやらここがお気に入りのようだ。心配していたことと言えば、他生体に襲われないかということだったがほかの深海性甲殻類に襲われず、またルリハタにも襲われず…。ということでここでの同居は問題ないと判断し、リフジウム水槽へ戻すことをやめた。元気なら別にどこでもええんや。
2017年07月07日
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今回観察した軟体動物の一部を掲載。カメノコフシエラガイ(Pleurobranchus peronii)。弾力のあるモコモコしたウミウシ。ついツンツンしたくなる(笑)。ビワガタナメクジとかも弾力があってツンツンしてしまう。メリベウミウシ属の一種(Melibe sp.)。すでに掲載済のウミウシ。海藻によく似ている。常連のエンビキセワタ(Odontoglaja guamensis)。小さくて見過ごしがちだが、ここには結構多い。クロヘリアメフラシ(Aplysia parvula)。先程のエンビキセワタよりも多く見つかるアメフラシの仲間。色彩のvariationは豊富。ほかのアメフラシの仲間。上:ジャノメアメフラシ(Aplysia dactylomela)。下:アクアリウムで馴染み深いタツナミガイ(Dolabella auricularia)。マガキガイが多く見つかるなか、よく似たイモガイ類もいろいろ見つかる。カイウミヒドラ(Hydractinia epiconcha)が付着した巻貝。シワホラダマシなどの巻貝と思うが、確認はしていない。ツマグロヤナギシボリダカラ(Luria isabella controversa)。時々見かけるタカラガイの仲間。つづく。
2017年07月01日
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昨年採集したトゲタナバタウオ(Belonepterygion fasciolatum)を何か所かに分けて飼育している。こちらはそのうちの1匹。岩組を施したライブロック水槽で飼育している。隠れ家はライブロック下の隙間。よってほとんど見かけない。ごくたまに見かける程度。この水槽のトゲタナバタウオを撮影できたのは今回が初めて。そういった点においてホムラspのところではレアキャラである。体表の白い点は白点病ではなさそうだが、念のため次回チェックしたい。って次回いつ会えるかわからないけれど(苦笑)。
2017年06月06日
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前回の続き。採集した海水魚の一部を紹介。イサゴハゼ(Gobiopsis arenaria)。昨年に続き今年も採集。これ以外にも数個体を確認できた。セジロハゼ類。今回小さな個体が多かった。ホシハゼ(Asterropteryx semipunctata)。たくさんいるハゼ。青い斑点は綺麗である。ロウソクギンポ(Rhabdoblennius nitidus)。こちらもなかなか綺麗なカエルウオの仲間。たぶんアライソコケギンポ(Neoclinus okazakii)。もっときちんと真横からの写真を撮影しておくべきだった。反省~。今回の磯採集で嬉しかったことと言えばやはりイサゴハゼ。数個体確認できたことは大きかった。採集後は串本ロイヤルホテルへ…。写真は宿泊先からの眺望。上:くしもと大橋。下:橋杭岩1泊したのち帰宅した。おわり。
2017年07月06日
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大阪市立自然史博物館で開催されている、「第48回特別展 瀬戸内海の自然を楽しむ」~~~ 生き物のにぎわいとその恵み ~~~ へ行ってきました。では早速~。瀬戸内海の模型です。瀬戸内海についての説明書きを読みました。知っているつもりだった瀬戸内海でしたが、実際知らないことばかりでした。「瀬戸とは何?」と聞かれて答えられる人は少ないのではないかと思います。(答えられないのは私だけだったりして…(汗)。)さて今回、瀬戸内海の自然についての展示がとても充実しており、陸域と海底の地形、そしてこれらに生息する生き物の展示が学術的な知見とともに展示されてありました。こちらは展示されていた砂浜の生き物の一部です。リアルなアリジゴクの拡大模型とその成虫の標本。コカスリウスバカゲロウ(Distoleon contubernalis)というウスバカゲロウの仲間です。非常に小さな昆虫も展示されてありました。ハマヒョウタンゴミムシダマシ(Idisia ornata)です。砂浜や砂丘などの海浜植物も展示されてありました。左は砂丘の代表的な植物、ケカモノハシ(Ischaemum anthephoroides)です。スナジホウライタケ(Marasmiellus mesosprus)というキノコ。コウボウムギなどの埋もれた茎に寄生するようです。砂を顕微鏡で観察すると…。これは見てのお楽しみ~♪そして砂浜と言うとウミガメの産卵場所。こちらはアカウミガメ(Caretta caretta)の骨格標本です。瀬戸内海のクジラ、イルカの骨格標本も展示されてありました。写真はザトウクジラ(Megaptera novaeangliae)の骨格標本。ちなみに手前はハセイルカ(Delphinus capensis)の骨格標本です。ザトウクジラの骨格標本の愛称を募集中とのことです~♪スナメリ(Neophocaena phocaenoides)の骨格標本と模型。瀬戸内海で暮らす唯一のイルカとして紹介されてありました。大阪湾南部でもときどき見ることができるらしいです。一度は見たいと思っているのですが、なかなか…(汗)。ちなみに写真下はスナメリ漁のコーナーで展示されてあった模型です。(スナメリ漁が気になる方は一度博物館へ足を運んでみるのもいいかも。)展示されていた干潟の生き物の一部です。ハマシギ(Calidris alpina)の標本。マゴコロガイ(Peregrinamor ohshimai)。アナジャコ類の胸腹部に付着するウロコガイの仲間で日本固有種です。サキグロタマツメタ(Laguncula pulchella)。移入された個体が増殖し、アサリなどの二枚貝に対する食害が問題となっている巻貝です。あと、いつの間にかタニシ科になっていました…(汗)。カブトガニ(Tachypleus tridentatus)。言わずと知れた生きた化石です。医療の分野でも役立っています。タビラクチ(Apocryptodon punctatus)。砂底~砂泥底の底生生物の展示です。スジホシムシヤドリガイ(Nipponomysella subtruncata)。スジホシムシモドキに付着する微小な二枚貝です。スジホシムシモドキヤドリガイ、スジホシムシノヤドリガイとも言います。マテガイ(Solen strictus)。 河口の水鳥の一部。河口の魚の一部です。上:サッパ(Sardinella zunasi)。下:ミナミメダカ(Oryzias latipes)。ミナミメダカは塩分耐性が強く、河口にも生息しているとのことです。磯の鳥です。上:ウミウ(Phalacrocorax capillatus)。下:カワウ(Phalacrocorax carbo)。こちらは展示されていた磯の貝の一部です。マツバガイ(Cellana nigrolineata)。磯に行ったら観察することが多い貝です。帰巣性があり、別の日に行っても同じ場所にいることが多いです。ヒメネジガイ(Spiniscala japonica)。イソギンチャク類の寄生貝です。ほかの磯の生き物の一部です。上:イソガニ(Hemigrapsus sanguineus)。中:コブダイ(Semicossyphus reticulatus)の幼魚。下:イシダイ(Oplegnathus fasciatus)。コブダイの幼魚はやはり小さくてかわいらしいです。オスの成魚はあんなに怖い顔をしているのに。剥製のドタブカ(Carcharhinus obscurus)が空中を泳いでいました~!瀬戸内海の漁業についての展示もとても充実していました。瀬戸内海の魚としてのサワラ(Scomberomorus niphonius)です。流し網や釣りなどで漁獲されているようです。ほかにはイカナゴやカタクチイワシが展示されてありました。底引き網漁で漁獲される魚介類の一部です。上:アンコウ(Lophiomus setigerus)。下:ガザミ(Portunus(Portunus)trituberculatus)。小学生のころガザミを不用意につかんで、指を挟まれて切ったことがあります。確かこれぐらいの大きさのガザミだったなぁ…。定置網漁のコーナーではつぼ網の縮小模型が展示されてありました。袋網(写真下)に魚が入り込むようです。定置網漁で漁獲される魚の一部です。上:マダイ(Pagrus major)。下:アカメバル(Sebastes inermis)。養殖の展示もあります。牡蠣と言えばやはり広島県です。瀬戸内海が抱えている問題は深刻です。自然海岸が減少することで姿を消したあるいは減少した生き物が数多く展示されてありました。写真はその一部のルイスハンミョウ(Cicindela lewisi)です。外来生物の問題も深刻です。外来生物としてのムラサキイガイ(Mytilus galloprovincialis)は有名です。ほかには富栄養化と貧栄養化のバランス。これも難しい問題のようです。瀬戸内海で発見された生物も展示されてありました。写真はその一部です。上から順に、ミヤジマトンボ(Orthetrum poecilops miyajimaense)、セトウチヘソカドタマキビ(Lacuna setonaikaiensis)、ヒクラゲ(Tamoya haplonema)、オノミチキサンゴ(Dendrophyllia cribrosa)、ヒメダラ(Guttigadus nana)になります。ヒクラゲもそうだったのですね。確かに冬場に時々見かけます。今回の特別展は、私自身、海の生き物が好きと言うこともあり、子供のように楽しみながら閲覧しました。あっ、これ知ってる、これ見たことがある、こんな感じで…(笑)。また学術的な知見や貴重な標本の展示が多く、低下気味だった学習意欲が再起した気がいたします。さらに気になる点は購入した解説書を読んでおさらいしました。とても楽しく勉強できる特別展でした。一度博物館へ足を運んで閲覧してみてはいかがでしょうか。
2017年07月20日
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写真は以前より飼育しているダルマハダカエボシ。深海性のエボシガイの仲間である。蔓脚を出しているが、右下のカニ(深海性)に対してではなく、少し前に与えたエサに反応しているのである。ダルマハダカエボシが付着する巻貝の上にオレンジ色の粉末状のものがわずかにあるが、これがそのエサであり、蔓脚で掻き集めて食べているのである。与える前のエサ。粉末状の人工餌を海水に溶かしたもの。スポイトで週に数回与えている。ほかにも深海性の数mmの小さなイソギンチャクや樹手目のナマコのいいエサとなっている。
2017年06月27日
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2017年7月上旬に行った串本磯採集の備忘録。シュノーケリングが楽しすぎ。海の近くに住みたい。そしてタイドプールを水槽代わりにして毎日観察。楽しそうだ。さて妄想は置いといてシュノーケリングの続きを…。ハナヤサイサンゴ(Pocillopora damicornis)。サンゴフジツボ科の一種(Pyrgomatidae sp.)。寄生している。軟体動物をちょっとだけ。上から順に、アオウミウシ(Hypselodoris festiva)、ホンクロシタナシウミウシ(Dendrodoris nigra)、カメノコフシエラガイ(Pleurobranchus peronii)、そして巻貝。巻貝はよくわからない、っていうか調べていない。キリオレとかそのあたりの仲間なんだと思うが…。そしてウニ類。上から順に、ツマジロナガウニ(Echinometra tsumajiro)、コシダカウニ(Mespilia globulus)、シラヒゲウニ(Tripneustes gratilla)、ラッパウニ(Toxopneustes pileolus)、そしてタコノマクラの仲間。こちらはガンガゼ(Diadema setosum)。ここには多い。アオスジガンガゼ(D. savignyi)やアラサキガンガゼ(Diadema clarki)との区別をしておきたいと思いながらシュノーケリングを行うとこれまた楽しい。(でも楽しいと思うのはホムラspだけかもしれないな…。)クラゲムシのチェックもかねてたくさん見たが、悩ましいガンガゼ類もいる。例えばこちら。肛門に橙色の輪がないことや青いラインからアオスジガンガゼだと思ったのだが、5本の青いラインのパターンが異なるようだ。これはアラサキガンガゼになるんだろうか…。悩ましい。でも楽しい。つづく。
2017年07月24日
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ミナミカニダマシ(Petrolisthes hastatus)の脱皮殻。環境の変化、すなわと海から水槽への変化が脱皮のトリガーになったのかもしれない。脱皮後、綺麗になったミナミカニダマシ。こうやって見ると、なかなか渋い色彩をしている。愛着の度合いが高まる。
2017年06月09日
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以前のブログでキビナゴを食べたことを記載したレインフォルディア・オペルキュラリス(Rainfordia opercularis)。その後給餌のペースを戻し、チアミンを多めに栄養添加したキビナゴ小片を与えたところ、難なくこれを摂餌した。それから数日後。今度のエサは中身を抜いたクリルの殻に栄養添加した練り餌を詰めたもの。これを食べたらOKと思い与えようとしたところ、すでにエサ待ち状態。ここで失敗したくないので、丸呑みできるようにエサをハサミで小さめに切り、さらに確実に沈下するように海水に浸して空気抜きを行った。これを与えたところ、素早く摂餌。良かった~。
2017年07月05日
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6月に串本で採集したベニカエルアンコウ(Antennarius nummifer)。5-6月頃はハナオコゼをはじめとして、カエルアンコウ類が採集しやすい時期だと思う。そしてカエルアンコウ好きのホムラspにとって、気になるのは採集したカエルアンコウの種類。特によく似たカスリカエルアンコウとの区別はやっておきたい。串本で採集したこの個体はベニカエルアンコウだろうと思うが、それでも確認しておきたいところ。背鰭基底の斑点がベニカエルアンコウでは明瞭で、カスリカエルアンコウでははっきりしないのだが、時としてfuzzyな特徴のような気がしないでもない。やっぱり胸鰭の軟条数を数えるほうが確かかな。こちらは採集時の写真。胸鰭の軟条数は10、すなわちベニカエルアンコウということになる。もし串本でカスリカエルアンコウが見つかれば面白いなぁと思ったりしながら、今年も磯採集に励みたい。
2017年06月24日
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Prionechinus forbesianus、熊野灘の水深350mより採集された深海性ウニである。沈木依存のウニであり、飼育に際し沈木を入れることは必須。その沈木の表面には以前よりデトリタスが付着。そして沈木の穴の中にはかなりの量のデトリタスが溜まっている。このウニにとっては居心地が悪そうな気がする。仕切り板や壁面にも結構な汚れ。何とかしないとダメだな。さて話は変わりこれらのウニの棘のこと。1枚目と2枚目のウニの棘を見比べてみるとなんだか違うような…。太さとか、色彩とか。2枚目のウニは違う種なんだろうか?今になって疑問だ。
2017年06月21日
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深海性のサンゴ、キンシサンゴ(Flabellum deludens)のこと。低水温をキープできれば飼育しやすいサンゴだと思うが、時々膨らんでしまうことがある。膨らむと流されやすくなる。しかしこれは水流量を調整すればいいだけの話なんだが…。(あるいは水流の向きやサンゴの場所を変えればいい。)写真のキンシサンゴは少し前に膨らんだ個体。ほかのキンシサンゴを含めて、半年以上も膨らむことがなかったので、これに対して対処することを忘れていた。すなわち流されやすい状態にあったわけだ。その後案の定流されてしまい、排出口に詰まってしまった。(何度かやっている失敗。またやってしまった。)詰まった時間が長かったのかもしれない。しばらくの間触手の伸びが悪くなった。ちょうど写真右の隣接するキンシサンゴの触手の半分くらい。その後マメな給餌と観察を繰り返し、ようやく触手の伸びが元通りになった。これでひと安心。触手を伸ばしているとやはりうれしいものだ。際立った派手さはないが、飼育は面白いと感じている。
2017年08月12日
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ヌマエビさんです。うんちをよくします。沈下している黒い短いものはすべてうんちです。写真のエビさんも現在うんち中~。拡大してみると…。このエビさんがうんちをしています。青矢印の部位がエビさんの肛門です。ちょうど腹部の端っこのほう、尾扇の直前です。腹部の背中よりには腸に充満したうんちを透かして見ることができます。ちなみにうんち中のカニさんはこちら。
2011年09月13日
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ヨミノハゼ(Austrolethops wardi)。飼育を始めてから1年3か月が過ぎ、もう少しで1年4か月になる。当初は海草を食べるベジタリアンとのことで試行錯誤したが、それも過去のこととなった。思っていた以上に順調だ。ただ最近はエサとして与えていた海草(アマモ類)の追加をほとんどしなくなった。それでも痩せはない。既存の枯れ葉は減ってきている印象がある。こちらを食べているのかもしれない。(結局海草あるいは海草の枯れ葉の追加は必要か。)また植物性のフレークフードを定期的に与えているが、これも食べていそうな気がする。あと以前より見られる腹部の膨らみ。卵なんだろうか?気になるなぁ。
2017年08月19日
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飼育している海水魚のなかにはほとんど見かけないものが何匹もいる。そのうちの1匹がこちらのシュンカンハゼ(Callogobius shunkan)。昨年の7月に串本で採集した個体。飼育してから1年以上になるが、目の前にはほとんど出てこない。しかしながら給餌の気配は察知しているようで、近寄った時には少しだけ頭部を出して様子をうかがっていることが多い。この写真の撮影時も給餌だと勘違いしたようだ。こちらをのぞいて様子をうかがっていた。ただこのままエサを与えずに写真撮影を続けていたら、反対側を向いてしまった。ごめんよ~。明日またあげるから。
2017年08月08日
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観察・採集した甲殻類の一部を紹介。クモガニ類。海藻の中に隠れていたカニ。もともと黄緑色なのか、それとも苔のようなものを付けているのかわからないが、保護色になっていて面白い。こちらもクモガニ類。カイメンを付着させてカモフラージュしていた。カイカムリ類。いろいろ背負ってカモフラージュするカニ。写真のようにカイメンを背負っていることが多い。ヒメキンチャクガニ(Lybia caestifera)。両方のハサミでイソギンチャクを持って身を守るカニ。さらにこの体色、砂利の上だとわかりにくい。ヒメソバガラガニ(Elamena truncata)。写真は死んだふりをしているところ。ちょっとした波でも簡単に流され、流されている間も死んだふりをしていることが多い。スベスベマンジュウガニ(Atergatis floridus)。簡単に捕まえることができるカニ。ただし毒を持っている。これが捕食者からの防御手段らしい。ちなみにアクアリウムで有名なトゲアシガニも微量だが毒を持っている。ここからは異尾類。転石裏にいたカニダマシ類。気まぐれに撮影したヤドカリたち。上から順に、ヤマトホンヤドカリ(Pagurus japonicus)、ソメンヤドカリ(Dardanus pedunculatus)、オニヤドカリ属の一種(Aniculus sp.)、ウスイロサンゴヤドカリ(Calcinus vachoni)。エビはこれだけ…。上:サラサエビ(Rhynchocinetes uritai)。 小さい個体が多かった。下:ヒゲナガモエビ属の一種(Lysmata sp.)。つづく。
2017年07月03日
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Prionechinus forbesianusという深海性ウニ。熊野灘の水深350mより採集された沈木依存のウニである。隣の巻貝も同様に深海性。いずれも飼育開始からおよそ5か月ほどである。ウニの現在の大きさが気になったので簡易に計測した。殻径が8mmほど。そしておよそ5か月前は…。殻径が3mm弱。5か月間で倍以上のサイズになっていた。ほかのPrionechinus forbesianusも大きくなっているように見えるのだが、飼育開始時のサイズを計測していない。残念だ。
2017年08月09日
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エサやりのとき。リフジウム水槽のリュウグウハゼ(Pterogobius zacalles)がいないことに気付く。蓋が少しずれて隙間があり、ここからとび出したのであろう。さっそくリュウグウハゼを探した。探すこと1分。すぐに見つかったが、ルリハタを飼育しているところにいる。ルリハタに食べられないようにリュウグウハゼを取り出すことに苦労した。なかなかすばしっこい。何度かルリハタの前に逃げたが、食べられずに済んだ。その後何とかして取り出したリュウグウハゼ。以前よりも大きくなったし、リフジウム水槽も狭くなったにちがいない。そろそろ引越しを考慮すべきかもしれないな。
2017年08月24日
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今回採集したカニなどの一部を掲載。ベニオウギガニ(Liomera venosa)。なんやこのペイントされたような紅色は…!と思い採集したカニである。色彩といい、つやといい、おもちゃのようだ。こちらのカニ、採集時にはすでに両方のハサミがなかった。それだけならよかったのだが…。腹部にはフクロムシの寄生が見られた。しかしカニには悪いが、個人的に興味深いことには変わりない。じっくり観察、そして撮影。ヒメキンチャクガニ(Lybia caestifera)。毎回のように見つかるが、なぜか飽きないカニ。左のハサミで持っているものはイソギンチャクでいいと思うが、右のハサミで持っているものもイソギンチャクなんだろうか。しぼんでいるだけなのかもしれないが。ソデカラッパ(Calappa hepatica)。砂に隠れていても、近付くとわずかに動くことがあるので気付いてしまう。そして採集。でもこの後リリース。ヒメソバガラガニ(Elamena truncata)。採集したエビ類。つづく。
2017年07月14日
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現在飼育中のミカドウニ(Goniocidaris mikado)。熊野灘産の深海性キダリス類である。飼育開始からもうすぐ7か月になる。写真の右上にもミカドウニがいるがこちらは飼育開始から1年4か月。個人的には飼育しやすい深海性ウニだと感じている。さて今回の話は写真中央の飼育期間7か月弱のミカドウニのこと。飼育開始時には棘のいくつかが欠損していた。それがこちら。最初はまったく動かなかったのでかなり心配したが、徐々に動くようになり、現在に至っている。現在の写真と飼育当初の写真を見比べてみると、長い棘と皿状の棘はいずれも増えており、皿状の棘のいくつかはまだ小さく、成長過程だと思われた。というか、皿状の棘がこれ以上大きくなるスペースがほとんどないような気がする。小さな皿状の棘は大きな皿状の棘が抜けたあとの予備なのだろうか。さらに面白ことに小さな皿状の棘はその辺縁の一部あるいは全体が鋸歯状である。大きなものでも鋸歯状の部位があるが小さなものほど目立たない。大きくなると鋸歯状の部位がほとんどなくなると考えていいのだろうか。皿状の棘のこれら2点の疑問を今後どうなるか観察していきたい。
2017年08月05日
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こちらはイダテンヒメホンヤドカリ(Pagurixus nomurai)。少し前に沖縄で採集したヤドカリである。とても逃げ足が速いヤドカリであるが、それが逆に発見の手がかりになっている。素早く逃げるヤドカリはやはり目立つ。動かなければ見過ごしてしまうのに…というのはある。沖縄の某所で素早く逃げる小さなヤドカリはヒメホンヤドカリの仲間であることが多い。(もちろんゆっくりと逃げるヒメホンヤドカリの仲間もいる。)これが串本ならヒメケアシホンヤドカリであったりする。そう、ヒメケアシホンヤドカリもかなり逃げ足が速いのだ。これらはいずれも個人的に観察・採集の対象であり、磯採集時には探すことが多い。今年はどんなヤドカリに出会えのるか。非常に楽しみである。
2017年06月03日
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シマヨコバサミ(Clibanarius rhabdodactylus)。冷凍オキアミの小片を食べているところ。今回のように水槽前面にいるときは給餌しやすいのだが、たまにどこにいるのかわからない時があり苦労する。友人Aが言うには「適当に与えておけば勝手に食べているんとちゃう…」とのこと。まぁそうかもしれないが、心配なので個別に与えている。これが給餌に要する時間を増やしている一因かもしれないな。
2017年06月01日
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シュノーケリングにて観察したウミウシの一部。コノハミドリガイ(Elysia marginata)。普通種だが美しいと思ってしまう。ゴクラクミドリガイ属の一種(Elysia sp. 7)。ゴクラクミドリガイの仲間、なんだかややこしい。トカラミドリガイ(Elysia lobata)。昨年いることに気付いてから探していたウミウシ。また出会えたことがとてもうれしい。ナマコを観察するとウミウシが付着していた。こちらもゴクラクミドリガイ属の一種(Elysia sp.)だと思うが、さて何者だ?また時間があるときにでも調べようと思う。ほか気まぐれに撮影したアメフラシ類。上:ジャノメアメフラシ(Aplysia dactylomela)。下:クロヘリアメフラシ(Aplysia parvula)。つづく。
2017年08月23日
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転石裏のウスヒザラガイ(Ischnochiton comptus)?綺麗なゼブラ模様だったのでつい撮影。マガキガイ(Strombus luhuanus)。にょきっと出た眼が愛嬌たっぷりだ。採集はしないが、食用として美味しい巻貝。沖縄で某氏に食べさせていただいたときのことを今でもよく覚えている。ただし鰓下腺には毒がある。イモガイ類。マガキガイによく似ている巻貝だが、ストロンボイドノッチがないことで見分けられる。ハナビラダカラ(Monetaria annulus)。干潮時の干上がったくぼみにたくさんいた。たぶんトゲイトマキヒトデ(Aquilonastra coronata)。でも少し自信なし。コシダカウニ(Mespilia globulus)。転石裏のナマコ類。転石裏にいた(たぶん)ヒラムシ類。網目から逃げてしまった。最初はナマコウミウシかと思って採集したのだが違った。つづく。
2017年07月12日
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少し前に大阪市立自然史博物館へ行った時のこと。ゆっくりと閲覧したいので、空いている時間を狙って朝一番に車で博物館へと向かった。駐車場は当然のごとくガラガラ。博物館の入り口に最も近いところに駐車した。そのとき気になったのが、隣の車止め。何かついている。よく見るとセミの抜け殻。どうやら駐車場の周囲の土から出てきた幼虫が駐車場に迷い込んでしまい、仕方なくここで羽化したらしい。羽化できずに力尽きている幼虫も数匹見つかった。不幸にも駐車場にやってきた幼虫にとって、羽化できる場所がほとんどない駐車場は死と隣り合わせのとても危険な場所だ。進む方向を間違えれば延々と路面が広がるばかりだ。そんな場所で幸運にも車止めを見つけた幼虫はなんとか命をつなぐ機会を得ることができるわけだ。うまく羽化できたセミの抜け殻と力尽きた幼虫を見て、毎年のように行われているであろう生き残りの残酷さをしみじみと感じながら、博物館へと向かった。
2017年08月04日
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ポエキリア・サルファラリア(Poecilia cf sulphuraria?)。海水域で採集された原種系モーリー。写真はかなり前に産まれた魚たちの現在である。エサをふんだんに与えているが、成長が遅いような気がする。(と言ってもどれくらいが正常の成長速度なのかわからないが。)狭すぎるかもしれないので、今後分けて飼育して、経過を見たいと思う。
2017年07月27日
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