なまけたろうとすごす日々

なまけたろうとすごす日々

2007年02月26日
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カテゴリ: 読書記録




愛郷心あふれる名古屋ものを書いてきた清水義範が、その吉良上野介サイドから見た忠臣蔵を描いた。名古屋弁(尾張弁? 三河弁?)あふれるはちゃめちゃのギャクの作品かと思いきや、淡々と物語は進む。ついにそうしたおかしみのある場面に出会わないまま読み終えてしまった。

吉良サイドといっても贔屓のひきたおしをしているわけではない。上野介の老いからくるあやまちも公平に描かれる。忠臣蔵の善悪を誇張した形式化の虚飾を剥いでしまえば、実際のところこんな感じだったのであろう。

「誰のせいでもない雨が降っている」と中島みゆきが歌っていたのを、ふと思い出した。





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最終更新日  2007年02月26日 19時31分19秒
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