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営業時間 11:00~19:00
日曜・祭日11:00~18:00
定休日 水曜日

〒231-0023 横浜市中区山下町1番地
シルクセンターM1F
045-651-0951

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2005/09/26
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テーマ: メイド喫茶(4)
【行動の見返り----行動した者だけが学ぶことができる】


これは『ブルース・リーが語るストライキング・ソーツ(福昌堂・刊)』の
58頁目に書かれている尊敬する李先生のありがたいお言葉です。

私も同感です。

今の世の中、あらゆる手段を駆使して知りたい情報を得ることができます。
本で読む、パソコンで調べる、友達に聞く、テレビ、ラジオで、携帯で・・・など。
とても便利で良いことです。

でも、危険もあります。
このようにして得た情報を知識として自分の中に溜め込んでしまうことです。

『経験のない知識』などいくら詰め込んでも、
いざ行動を起こそうとしたとき何の役にも立たないのです。

ドライビング・ゲームでブッちぎりで運転がうまくても
本物の自動車を同じように操ることができないのと同じです。

情報や知識を得たら、それを自分で行動し、実証してみせることが必要です。
たとえば、本に失敗談が載っていたら、同じことをやってみることが大事です。
もしかすると、自分は失敗せずに成功するかもしれません。

また、本に書いてあるように失敗したら、その失敗する経過を楽しんで受け入れ
学ぶことが大切だと私は思うのです。
そして次から失敗しないように気をつけて工夫すればいいだけのことです。

臆病になってはいけません。

いつか必ず役に立つときがきます。絶対!

・・・ぶわっはっはっ!

こんな硬い前フリでなんなんだけど、『メイド喫茶』に初めて行って来たーっ!

「来たーっ!」じゃなくて「キタ━━━(゚∀゚)━━━!! 」って書いたほうがそれっぽいかな?

別にメイドさんが好きというワケではありません。


メイド喫茶というやつを一度経験してみたかったのです。

喫茶店なのに、そこにいる従業員がみんなメイドさんって、なんか不思議じゃないですか?
なんか想像しただけで、不思議空間ですよね。

興味があって行って見たかったんだけど、どこも入店するまで
チョ~、チョ~、チョ~長蛇の列!

それに私は修行の足りない未熟な人間だから、こういうとこに行ったら
大爆笑してしまって、まわりの方々に迷惑をかけてしまうのでは?
・・・という恐れがあった(笑)

でもしかし、メイド喫茶を初体験する日がやってきた。
東京・中野ブロードウェイでそのチャンスが訪れた。

私はオリジナルグッズを製作・販売している関係で
ここ1ヶ月くらい毎週のように千葉から電車に乗って
中野ブロードウェイに行っている。

先週は、会社の健康診断で
「このままの生活パターンだと、10年後生きてるかどうか判らないよ」と
医者から脅された成人病予備軍のマツダくん(仮名)といっしょに
中野ブロードウェイに出掛けた。

この建物、2~3階は用事があってよく行くが
あまり面白い店がないという理由で、
ここ数年4階へは上がったことはなかった。

興味本位で4階へ上った私たちは、フラフラ目的も無く歩いていると
白い大きなロールスクリーンで目隠しをした風変わりな店を発見した。
通りがかり、ロールスクリーンの隙間から中を横目でチラリと見た。

「あっ!?」

私と成人病予備軍のマツダくんは、その光景を見て立ち止まった。

小ぢんまりした喫茶店かレストランのようだが、
店員は、裾が広がった水色のワンピースを着て
白いフリフリのエプロンをしている。
頭の上に猫ミミ・・・・・・。

もしかして、もしかしちゃったら、メイド喫茶だったりなんかしちゃったりしてーっ!!
(ミスター・ブーの広川太一郎か、オレは?)

ワタシ「ああ、なんか急に喉が渇いてきたなあ(←棒読み)」

マツダ「そうだなあ、歩き疲れたしなあ(←同じく棒読み)」

ワタシ「あれえ、ここに喫茶店があるぞお(←やっぱ棒読み)」

マツダ「どれどれ、入るとするかあ(←完全な棒読み)」

どっかにカンペが貼ってあるのかと思うくらい
わざとらしい会話をした二人は、店の入口をくぐった。
「メイド喫茶に入ろう」とお互い素直に言いだせないムズカシイ年頃なのだ。
(・・・これって思春期?違うか??)

「いらっしゃいませぇ、お好きな席へどうぞぉ。」

猫ミミを付けたメイドさんが、笑顔で迎えてくれた。
背が高く、ワタシ好みの顔立ちのこのメイドさんを
私たちはひそかにメイド1号と呼ぶことにした。
(もちろん、本人の前ではそう呼ばないが・・・)

メイド1号は、本日のおすすめを説明してくれたのだが、
このメイドさんは他のメイドさんと違って、
大きくスクエアに胸のあいた服を着ているので、そちらに注目してしまい、
今こうやって思い出しても、一体なにを薦められたのか思い出せない(笑)

メニューをみながら・・・・

メイド「ご注文お決まりですかぁ?」
ワタシ「このキングサイズアイスティーってどれくらいデカイの?」

メイド1号は、微笑みながら片手を広げた。
その先を見ると、隣の席のオニキスのピアスに黒いマニキュアをした男(!)が
1リットルくらいありそうな優勝カップみたいに大きなグラスのアイスティーを飲んでた。

二人 「デカっ!」

しばらくして、買出しから別のメイドさんが戻ってきた。

うわっ、このメイドさん尻尾がついてる!
あのカッコで買出し??
どこまで買出し行ったの?

イカン!私の笑いのツボに入りそうだ。
ここで笑ってはまずいガマン、ガマン。

買出しから帰ってきたメイド2号は、水色のカーテンの向こうの厨房に姿を消した。

かわりに髪の長い顔立ちのはっきりしたメイド3号が出てきた。
彼女は私たちのテーブルにまっすぐやってきた。
そして、ワタシの前にキングサイズアイスコーヒー、
成人病予備軍のマツダくんの前にキングサイズアイスティーを置いた。

二人 「やっぱ、これデカっ!」
メイド「でも、お水の好きな方なら、全部飲めちゃうと思いますよぉ」

・・・お水の好きな方って!?ププっ!
いかん、いかん笑っちゃいかん!
正気を取り戻せ、オレ!

メイド「ワタシも前にこれ飲んだことあるんですぅ。
    でも、これくらい飲んでギブしちゃいましたぁ。」

彼女はグラスの上のほう2センチくらいのとこを指差している。

(残しちゃったのかよっ!それじゃー、なんの参考にもならんだろーっ!!)

私は顔では苦笑したが、ホントは大笑いしたかったので、
肩が大きく上下にストロークしてしまった。
ああ、声をあげて笑いたい。床に転げて笑いたい。
平静を装え、オレ!

成人病予備軍のマツダくんも、笑いそうになっているのを
必死でこらえているようだ。

業務的とは相反するフレンドリーな対応もメイド喫茶ならではだろう。

マツダくんは持参した小説を取り出し、読書に没頭してしまった。

(き、汚ねーっコイツ!本を読んで笑いをこらえてやがる。)

私はひとりで喫茶店やファミレスに入って時間を潰すのが苦手だ。
まして、喫茶店内をメイドさんたちが往来している
不思議空間ではなおさらのこと・・・。
成人病予備軍のマツダくんが本を読みふけってしまった今、
私はこの時間をどう過ごせば・・・・?

私もさっき買った本を取り出そうと思ったが、手をとめた。
なぜなら、私がさっき買った本は『女子アナお宝ハプニング集』だったからだ。
(エロ本じゃないですよ、言っときますけど)
まさかここでこの本を広げるワケにもいかないし・・・。

と、とりあえず目の前のキングサイズアイスコーヒーを
飲んでいるのが、自然の姿ってもんじゃなかろうか?

飲んでみた。
・・・そして飲んでみた。
また・・・飲んでみた。
やっぱ・・・飲んで・・・みた。

なかなか減らんぞいっ!

飲まなきゃ!
がんばって飲まなきゃ!

飲ま・・・・。

飲まイェイ!!

飲ま飲まイェイ!!

あれ?

マイヤヒィ~♪マイヤフゥ~♪マイヤホォ~♪

あらっ?

『恋のマイアヒ』になっちゃったぞ。

なんだか、『恋のマイアヒ』じゃなくて、
オレの頭の中がテンパって『濃い脳内マヒ』になりそうだ。

そんなとき、全身黒尽くめの軽いゴスロリ・ファッションの
女の人が入ってきた。
でも、あいにく満席になっていた。

メイド「いらっしゃいませーっ。おひとりですか?」

女性 「あの、待ち合わせしてるんですけど・・・」

ワタシ「ブーッ!(←コーヒーが口からリバース)」

なんと!よりによってメイド喫茶で待ち合わせ!
新しいかもしんない!!ん~、いいかもしんないっ!

斜め前方の席のひとりの男が、私の視界に入ってきた。
彼は、アメリカの腹話術人形みたいに目がパッチリしていて
愛嬌のある無表情で空中の一点をみつめていた。

そんな楽屋に忘れられた腹話術人形みたいな彼に
メイド1号がスコーンと紅茶を運んできた。

彼はメイドが去った後、
キョロっと目だけが動いて、スコーンを見つめた。
まじまじと、紙ナプキンで包まれた小さなフォークを
確認してから丁寧に取り出し、スコーンに顔を近づけた。

そして、スコーンにフォークを突き立てた。
スコーンは2つに割れた。
でも、無表情の腹話術人形・・・・。

砕けたスコーンにフォークを突き立てた。
またスコーンは2つに割れた。
でも、無表情の腹話術人形・・・・。

小さく砕けたスコーンにフォークを突き立てた。
ご多望にもれずスコーンは2つに割れた。
でも、無表情の腹話術人形・・・・。

かなり小さく砕けたスコーンにフォークを突き立てた。
期待通りスコーンは2つに割れた。
でも、無表情の腹話術人形・・・・。

ひ~っ!!!!!!!!!!

もう、笑うのをガマンするなんてオレには出来ないよ!!
助けてくれーっ!これじゃあ、拷問だーっ!
いっそのことオレを殺してくれーっ!

うああああーい、無表情の腹話術人形が
まだ粉々になったスコーンにフォークを突き立ててるぅーっ!
もし、この店にレフリーがいるなら、オレは「ギブアップ」と宣言したい。
興味本位でメイド喫茶に入店したオレが間違ってたと敗北を認めたい。

まだ一口もスコーンを口に運ぶことができない腹話術人形。
彼は、粉末みたいになったスコーンの残骸にまたフォークを・・・・。

だ、誰かーっ!彼の背中の電池抜いてやってくれーっ!早くーっ!

メイド「いらっしゃいませーっ」

さきほどの軽いゴスロリの女性と待ち合わせをしていた人たちがやってきた。

ひとりは、山のような太った男。
ひとりは、痩せていてオッサンなんだか若いんだか正体不明な男。
ひとりは、アキバでよくみかけるような小太り男でバッグから
ゲームキャラみたいなマスコットがたくさんはみ出している。

すごい4人がテーブルを囲んでいる。
みんなオレら凡人にはできないような特技を持ってそうだ。

・・・・ある意味、『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』

例のテーブルに目をやると、
アメリカの腹話術人形みたいな男は、顆粒状のスコーンを凝視したまま
動きが止まっていた。

おたくっぽいカップルが語り合っている。

黙々と一人で本を読んでる痩せ男もいる。

釣りバカのハマちゃんみたいなオッサンもいる。

・・・なんかすごい空間だ。

店内に飾られている絵画などを見て気づいたのだが、
ここは『不思議の国のアリス』をモチーフにした店のようだ。

だから、メイドさんたちはアリスみたいなカッコしていたのだ。

あとで、この店のホームページを見て知ったのだが、
私たちが勝手に命名したメイド1号は『まや』さん。
キングサイズアイスティーを飲みきれなかったメイド3号は『さえこ』さんでした。

結果として、私が行動して学んだことは、、
お店もお客もおもしろいっ!ということだ。

んん~っ、また・・・行っちゃおうかな??(笑)

●TeaRoom Alice ホームページ●








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最終更新日  2005/09/27 10:24:31 PM
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