透明で澄んだスイスから

2004.11.11
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テーマ: 海外生活(7808)
カテゴリ: スイス生活
大阪出身のわたしにはこのチューリッヒの気候はキツイ。

夏のシーズン中だけ働いて秋には日本に帰ってたし、
または冬に来ててもまぁ1ヶ月くらいだったわたし。
今年がはじめての冬越しになる・・・
長そうな冬、まだ始まったばかりなのに、もう限界の寒さだ。

いつもは歩いている道もトラム、バスを使いまくるようになった。
いつもはもう少し早めに出て交通機関を待っていたけど、最近は外で待つのをなるべく避けるため、ぎりぎりに出るようになった。


そんな気持ちの沈みそうな気温のなか、ひとつ楽しいことがあった。



スイスに売っているかぼちゃは、あの甘さがないらしい。
そんなことを聞いていたので、買ったこともなかった。

そしてある日。
知り合いの日本人のそのまた知り合いの方が、日本のかぼちゃを栽培されているらしく、
幸運にも購入できた。ひとつ7フラン。(約630円)

きれいな深い緑色の皮にに包まれてて、
中はまた鮮やかなオレンジ色。これだよ、これ!!

かぼちゃを自分でいちから切るのは初めてだったんだけど、
かったいねー!あれ。
固い固いとは聞いていたけど、あんなに固いとは・・・。
包丁にかぼちゃが刺さった状態でばんばん打ちつけた。



それをどう料理しようかと悩む悩む・・・。
SHIKIはきっと天ぷらにしたかぼちゃなんて食べないだろうし、
煮物もなぁ・・・食べないやろうな。


そうだっ!そういえばわたし、かぼちゃのお菓子が大好きだった。
そこで「かぼちゃのスクエアケーキ」を作ることに。

でもさつまいももかぼちゃも日本のものが手に入らないから、使ったことのなかった本だ。

スクエアケーキなんだけど、型がなかったからラウンドケーキにすることにした。

かぼちゃをいちょう切りにしてレンジでやわらかくする。
生地に混ぜて焼くこと30分。
なかなかの出来だった!
SHIKIの感想、「スイスのにんじんケーキみたいな味!」とのこと。

それでもまだ4分の1しか使ってないかぼちゃ。
夕飯のミネストローネスープにも入れてみた。

これがかなりおいしい♪
かぼちゃの甘さがスープに広がって、しかもきれいなオレンジ色のスープになった。
SHIKIも大喜びだ。

しかし、まだ半分あるかぼちゃ。
かぼちゃティラミス、かぼちゃ白玉、スコーン、パイ、お焼き、チーズケーキ・・・
たくさんのレシピ、どれも捨てがたい。
今週はマフィン、来週は白玉をつくろう!

1個は多すぎたと思ってたけど、もうひとつくらい買っておけばよかったと思うくらい。


昔おばあちゃんがやってたように、
取り出した種は洗って乾かしてある。
来年、SHIKIママの畑に植えてもらう計画だ♪


もう冬みたいに寒いけど、日本のかぼちゃの甘さを感じて「秋だなぁ~」としみじみ・・・。






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Last updated  2004.11.12 19:52:50
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