2010年01月16日
カテゴリ： Doo Wop
Cool Shake: The Very Best Of The Del Vikings [Jasmine JASCD 508] £8.99 (09.6.29)
1. Oh I Love You
2. Oh Tonight
3. That’s Why (I Love You So)
4. The Big Beat
5. The Voodoo Man
6. What You Have Done To Me
7. A Meeting Of The Eyes
8. Friendly Moon
9. Nobody’s Kisses But Yours
10. Oh Baby (I Need Your Kisses)
11. String Along
12. There I Go (Falling in Love Again)
13. Flat Tire
14. Can’t Wait
15. I’m Sittin’ On Top Of The World
16. Jitterbug Mary
17. Somewhere Over The Rainbow
18. Heaven On Earth
19. The Bells
20. You Are Invitied
21. Come Go With Me-The Dell-Vikings [Dot 15538] #4 (57/3)
22. Don’t Be A Fool
23. Whispering Bells-The Dell-Vikings [Dot 15592] #9 (57/7)
24. A Sunday Kind Of Love
25. Cool Shake-The Del Vikings [Mercury 71132] #12 (57/7)
26. I’m Spinning
27. When I Come Home
28. Come Along With Me
デル・バイキングズはピッツバーグの空軍仲間で結成された
57/2、Track21で人種混成グループとしてメジャー・デビュー
最初のヒットですぐさま移籍問題が起こり
結果57/8には3曲のヒットがチャートに留まるという記録を作った
センスの良い当時のアルバム・デザインのモチーフには彼等の自信が窺われる
実はDoo Wopの名グループとして名高いペンギンズは一発屋だったし
ファイブ・サテンズもグループ活動を通してヒットは3曲のみである
したがってDoo Wopを評価するのにヒットを目安にしてはいけません
ミクロ的視野のジャンルであることを確(しか)と心得るべきなのです
さてこのグループの一時的な奇跡の連打はどれも軽快で出来がよい
Track24は個人的なお気に入りで他グループとは違うアップテンポの編曲は
のちのJan & Dean盤のヒントとなっているのでは?と勝手に推測している
このグループに関してはいくつも雑多な編集盤がリリースされている中
なぜか今もってレーベルを跨(また)いだコンパイルというのが少なく
その点をクリアしていることと収録数が多いという意味でお徳用と言える
ところで英Jasmineというリイシュー・レーベルは
魅力的な40,50年代のベスト物を続々と企画してくるのだが
いずれのライナーも貧弱でソースの出所が曖昧という処が釈然としない
この盤は音質も及第点だったので何となくホッとしているというのが本音である
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