本の虫

本の虫

June 9, 2006
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カテゴリ: 本
『もう、

 母だった。
 息子である
 自分のことさえ
 わからなく
 なっていた。

 家族も
 世間も捨てた


 灯台守という過酷な
 仕事にもかかわらず、
 兄姉から痴呆の母を
 押し付けられるジェウ。
 やがて、二人だけの
 グミョン島に
 嵐が襲いかかる・・・。』

幼い頃から、母は兄と姉をかわいがり、自分は虐げられてきた。
いつも兄の為に自分がいるような生活だった。
そんな母から逃れたくて、辛く悲しい愛から逃れたくて
離れ小島であるグミョン島で灯台守をして暮らしていたジェウ。


久々に会ってみると、痴呆になった母を引き取って欲しいと
いう依頼だった。

幼い頃求めた母の愛情を受けられなかったことが
心にずっとしこりになっており、しかも
自分が始めて愛した女性ナンヒとの仲を引き裂いた母を


姉は義兄の政治活動の妨げになるからと施設に入れることを
反対し、兄は海外勤務をすることになって、母をつれていけないという。

そして、1ヶ月して暮らしが落ち着いたら母を受け入れると
いう約束を条件に義姉が母をグミョン島へ連れてきた。

最初は母に苦しめられるジェウだったが、
次第に母は自分もほかの兄姉と同様に愛してくれていたことに
気づきはじめる。

そして、ジェウが心を開くと母との生活も穏やかなものに変わっていった。

しかし、灯台守をリストラし無人の灯台にすることが決定し
グミョン島を出ていかなければならない日が近づいてくる。
そんなとき、母と二人きりになったグミョン島に嵐が襲いかかる。


ジェウが心を開くきっかけになったところや、最後の方は
涙、涙だった。
痴呆になっても、母は子供のことが心配で、
自分を犠牲にしても子供を守る、母親の愛情にすごさを感じる。

「カシコギ」も同じ筆者の作品だったらしい。
「カシコギ」は本ではなく、映像で見たが
こちらは、父親が子供に対する愛情だった。

親子の愛情って、こんなにすごいものなのかなと感じる。

グミョンの灯が消えるとき カシコギ







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Last updated  June 9, 2006 10:13:10 PM
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