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2004.12.11
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テーマ: お勧めの本(7901)
カテゴリ: 親子で読み物
(ウルフ・スタルク 作 マリアンネ・エンクヴィスト 絵 オスターグレン晴子 訳/偕成社)

私のページに来てくれる方から勧められて読んでみました。
対象年齢、本には「子どもから大人まで」って書いてある。子どもは小学校の高学年位からを指すのかな?

サッカーの試合中、ルードヴィヒが目を奪われた少女カタリーナ。
「僕たち一緒にいられる?」と聞くルードヴィヒに「本当に好きだって証明して!」というカタリーナ。
彼女の言葉に応えようとあの手この手を尽くすルードヴィヒですが、彼女が満足する答えはなかなか見つかりません。

大きな字、難しい漢字にはルビが入り、それ程長くないお話とおしゃれな白黒のイラストで、小学生でもすらすらと読み進めてしまうでしょう。
でもこの本は大人にだって読んでほしい。
そして読む人によって色々違う感想を持つんだろうと思う物語です。

彼の気持ちを追うと、恋する切なさがひしひしと伝わってくるのです。
その彼と彼女を取り巻く環境はかなり複雑。
さらりと描かれてはいるのですが、両親の離婚や母親の恋などかなり深い人間模様が物語の背景に隠れています。
結婚して子どももいる私などは、背景に埋め込まれた物語の方に強く感心をよせてしまい、時に、彼と彼女の事などそっちのけになって物語を読み込んでしまいました。
でも、ルードヴィヒとカタリーナの素直で真っ直ぐな気持ちに同調できれば、読者の<ゴールデンハート>はまだまだ輝きを失っていない証拠。
私、昔(?)の事を思い出しながら、もう一度読み直してみようかな。








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最終更新日  2004.12.15 10:19:06
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