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2004.12.23
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テーマ: お勧めの本(7901)
カテゴリ: 親子で読み物
(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ  著 西村醇子 訳/徳間書店)

表紙に<ハウルの動く城>とあるけれど、学校で借りて読んだウチの子どもは、自分が読んだ本にはそんなの書いていなかったと言いました。
よく見ると発行が1997年。
ああ、古い版には書いてなくて、映画化が決まってから<ハウルの動く城>と入れたのか。
確かに映画の影の主役は動く城だったな。

目下、大ヒット上映中の映画「ハウルの動く城」の原作本。
この本、ひっさしぶりにハマりました。もう読み終わるまでほぼノンストップ。夕飯手抜きでゴメンね状態の夜ですよ。ここまで止めることが出来ない本は久しぶり。面白すぎです。
話にぐいぐい引きこまれるのはもちろん、文章にはよどみがないし、設定にもなんら破綻がなく、読んでいてなーーんにも引っかかる所や突っ込みを入れたい所が無いのが気持ちいい。
唯一、90才になった主人公=ソフィーを、ソフィーの母親が自分の娘のソフィーだって気付くシーン、「そんなの見ただけで分かるんかい?」と後になって思ったけど、後にならないと気づけないほど違和感なく話が進むのですよ。


そして、原作がとても良かったので、ついつい映画にも期待しちゃいました。
こういう場合、色んな意味で期待しちゃいけない事を経験で知っていたはずなんだけど、前半が良い感じに仕上がっていたので、ついつい原作通りの展開を期待してしまいました。
が、映画の後半は原作とはまったく別物になっておりました。
ああがっくり。
映画を観た後は、どうにもしっくり来なくて、気持ちが整理できなくて、で、もう一度映画を観に行って、原作も読み返したい気分なのです。

じゃあ映画を先に見て原作を読めば良かったのかと言えば、そういう訳では無いみたい。
原作と映画を全くの別物と考えるのが一番良いんじゃないかなー。

所でこの本、そして映画もだけど、見る人によってかなり感想が変わってくると思います。
そして見るたびに感想が変わるんじゃないかと思います。
誰に(何に)感情移入するかによって、見える世界が全然違うと思うのです。
だから、この話は色んな人に感想を聞いてみたい作品です。


魔法使いハウルと火の悪魔 ( 著者: ダイアナ・ウィン・ジョーンズ / 西村醇子 | 出版社: 徳間...





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最終更新日  2004.12.28 23:33:44
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