DELIGHTFULEE MORGAN いかにも60年代ブルーノートな盤。ワルツあり、ロック調あり、ビートルズあり、カリプソ調ありのカラフルな曲構成。ハードバップは66年にはもう爛熟期を終え色々な姿を纏い始めていることがわかる。③NITE FLITEがモード曲でやたらかっこよく、モードはあまり好みではないのだがこれだけすばらしくスイングしてくれたら文句のつけようがない。モーガンが絶好調、ジョーヘンもフリークトーンまで混ぜつつ飛ばす。相変わらずモーガンの綱渡り的ソロは健在で、まあ最後までこの人はこうなのだろうと、根本的な変化のなさに逆に大いに安心してしまう。どの時期を切り取ってみても変わらない面をもっていることがジャズマンの一つの条件だと思うが、創造的・突発的・噴出的な演り方は変わることがなかった。