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2010年09月27日
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テーマ: 徒然日記(24676)
カテゴリ: ┣ ●海外の散策●

アップルロゴマークの写真はこちらから。


夜景の写真はこちらから。


りんごの形を模したアップルのロゴマークが何故欠けているのかは このサイト に詳しいが、ガラスキューブの中にぽつねんと吊り下げられているように見えながらも、その存在感は圧倒的だ。夜景写真を見れば照明入りであることは一目瞭然ながらも、まず最初の問題は一体どこから配線、電源を持って来ているのかという点が挙げられる。

素人目に考えてもガラスとガラスとの僅かな隙間を通しているのは推測出来るが、配線工事そのものは可能であってもガラスは乱反射するので、隙間に通した配線が昼間は見えなくても夜間照明を付けることにより露(あら)わになってしまうことがよくあるのだ。その意味でこのガラスデザインで配線跡をいかに見えなくするのかは関係者にとって大きな問題だったと言えるだろう。

それにしてもアップルロゴマークの質感は高い。ステンレスヘアーライン仕上げと思われる外装とアクリル白板(別の素材の可能性もあるので断定は出来ない)との組み合わせだったら、一般的にはステンレスは1.5ミリ程度、アクリル白板は8ミリから10ミリ程度だと思うが、外装のステンレス材とアクリル板との隙間がまったく見られず、照明の漏れが一切無い。現行MacBookに見られるようにノートパソコンの外装材を、なんとアルミ一枚削り出しに拘るアップルの製品作りに照らしてみれば隙間など論外、あってはならぬものだろうが、それをここまで徹底してやるとはまさにアップルの製品作りをそのまま反映しているといってもよかろう。

一年を通して空調が完備しているはずの地下フロアだから、夏冬のアクリル素材の伸縮率を気にする必要はないのかもしれないが、それでも経年変化により、また直射日光をまともに浴びる場所であるが故に、素材の選定には慎重を期す必要がある。とすればアクリル板ではなく、ガラス素材の可能性もあるのだが、懸念は重量。天井からの一点支持前提のデザインなので極力重量は軽くしたいはずだ。

が、拡大写真を見るとどうやら外装材のステンレスもかなり厚みのあることが分かる。 この写真 を見ていると、外装材はひょっとしたら2~3ミリぐらいあるのかもとふと考えたが、加工は可能であったとしても重量の面で3ミリは一般的にはまずあり得ない厚さだ。質感を出すための最良の選択はステンレス厚さ3ミリ+ガラス板厚さ8~10ミリ程度。それは理解出来るが、それらの重量を考慮すると二の足を踏まざるを得ないのだ。

このガラスキューブが完成したのは2006年5月19日。日本でようやくLEDが普及し始めた頃だが、両面LED照明でありながら、厚さ150ミリ前後と推測されるロゴマークにはそのLED装置の痕跡が、アクリル板(またはガラス板)の表面からは全く伺えない。もし厚さ150ミリだとすれば、単純計算でもその半分の75ミリの中でLED装置、アクリル板を収めていることになり余りにも薄過ぎるのだ。さらに付け加えれば、外装材とアクリル板との段差も全く見られないし、それにそもそもどうやってビスの痕跡無くして表板と裏板をはめ込むことが出来るのだろう。

確実に言えることはただ一つ。我々が一般的にこの大きさのロゴマークを製作する時とは別次元の費用が掛かっているであろうことが容易に想像出来るのだ。


Googleマップbetaで見たい方はこちらをクリック



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Last updated  2010年09月27日 09時21分47秒
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シンプルさの追及  
センム さん
ponkoを改めセンムという名前になりました。(どうでもよい事ですが(笑))
このリンゴマーク、全くスゴイ造りですね。
複雑なものをシンプルにするのはデザインの力ですが、それを実際の形にするのは大変なことですね。
一体このアクリルはどのように固定されているのでしょう。是非参考にさせてもらいたいものです。 (2010年09月30日 13時17分20秒)

Re:シンプルさの追及(09/27)  
Black and Blue  さん
センムさん。

この話を書くためには、どうしても『その1』と『その2』という序章が必要でした(笑)膨大な時間をかけてこれだけの話を書くのも大変でしたが、日本ではまず見ることの出来ない、同種のものは銀座と表参道には無いわけですから、是非とも紹介したかったわけです(笑)

これだけシンプルな造形ながらもその存在感と力感は圧倒的なものがあります。ニューヨークに行ったとしても下から見上げるだけで解明できるかどうか、米国の掲示板に英語で書き込めればいいのですが(笑)

とにかくお金、かかってますね・・・・
(2010年09月30日 22時53分53秒)

Re:アップルストア・ニューヨーク五番街-その3(09/27)  
センム さん
このマークの造りの事が気になって、眠れなくなりました。
ネット上の写真で割とアップのものをじっくり見ても、押え縁、ビスなど一切見当たりません。
面板が若干内側に落ちているように見えるのと、金物の厚みが3~5ミリあるようにも見えます。あとは一切なしといった感じ。
そこで私が出した結論は、樹脂流し込みです。
表面近くに透明アクリルなどの捨て板を置き、その上に液状の樹脂を流し込んで固める手法。
しかしこれほどの大画面で可能かどうか…
しかも樹脂が経年劣化するという失敗を当社は経験しています。
もちろんメンテは出来ませんから、何かあったら全交換です。
樹脂流し込みでないとしても、金物とアクリル(ガラスかも)を接着して封印しないとこの仕上げは考えにくいです。
今後なにか情報があれば是非公開してください。
(2010年10月01日 08時23分49秒)

Re[1]:アップルストア・ニューヨーク五番街-その3(09/27)  
Black and Blue  さん
センムさん、現時点での私の推理をまとめると

●寸法 高さ1800前後×厚さ150ミリ
●外装 ステンレス厚さ3.0ミリ・ヘアーライン仕上げ
●素材 アクリルまたはガラスはめ込み式
●裏面 特注色フィルム貼り
●照明 白色LED(交換不可能)

アクリルまたはガラスと思われる素材が若干面落ちしているのは意図的なものです。というのもこのアップルロゴマークを正面から相対して見ることが出来る人間は居ないからです。どんな人も見上げて、つまり斜め角度の視線でこのロゴマークを見ることになる。

もちろんお気づきでしょうが、その際に外装材のステンレスとアクリル板の高さが同じで揃うよりは、意図的に面落ちさせた方が斜めから見たときに厚みが増して見えるからです。そしてその外装材とアクリル板との隙間が全く見られずに照明漏れが無いことから、交換不可能と判断はしましたが、そこまで書いても誰も読まないので自粛しました(笑)

ちなみにアップルが発売しているiPhone及びiPod touchは利用者自信で電池交換することは出来ません。アップルに持ち込み、新品に交換するという手法を取っています。もちろんやろうと思えば利用者が自ら電池交換することは出来ますが、それ相応のスキルが必要です。このようなアップルの姿勢からより密度の高い製品に関してはメンテナンスという選択肢はなく、新品交換もこのロゴマークの場合はあり得るのではないかと思っています。
(2010年10月01日 12時49分21秒)

Re[1]:アップルストア・ニューヨーク五番街-その3(09/27)  
Black and Blue  さん
>金物の厚みが3~5ミリあるようにも見えます。あとは一切なしといった感じ。

我々の常識では5ミリはあり得ないんですが、私も当初ひょっとしたら3ミリ以上あるのではないかと思ってしまいました。5ミリ、あるかもしれませんね。

>そこで私が出した結論は、樹脂流し込みです。

>樹脂流し込みでないとしても、金物とアクリル(ガラスかも)を接着して封印しないとこの仕上げは考えにくいです。

これだけの大きさのロゴマークで樹脂流し込みはやったことがありませんが、果たして平面、平滑になるのかどうか、かなりの技術設備がないと出来ませんよね。確実に言えるのは文中に書いたように、別次元の費用がかかっているという事実。

>今後なにか情報があれば是非公開してください。

少なくとも日本語での情報はこれ以上出てこないでしょう・・・(笑)だいたいこんな日記をアップしているのはおそらく日本で私だけだと思っていますから(笑)別に自慢として書いているわけではなく、三部構成にしてまで、その凄まじさを読み取ってくれたことに感謝します。時間があれば米国の掲示板に英語でその真意を米国サイン業者に問うてみたいですが、果たしてどうなる事やら・・・・(笑)

(2010年10月01日 12時49分50秒)

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