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ここ最近のスマートフォンやiPadに代表されるタブレット型PCの人気は凄まじいものがある。そういえば国産携帯電話からスマートフォンへの移行が急激にというか加速度的に進行しているせいか、大手家電量販店の店頭を見ていると、スマートフォンかタブレット型PCばかりだ。一時期一世を風靡したネットブックもどこへやらといった有様で、この調子でいくとPCはどうなるのだろうかと思っていたら、ついにヒューレット・パッカードがパソコン部門の事業を分離すると発表した。
●「脱パソコン」加速、米ITの主役交代 HPが事業分離へ

【シリコンバレー=奥平和行】インターネットに接続する機器で、パソコンが主役の座を降りつつある。パソコン世界最大手の米ヒューレット・パッカード(HP)は18日、事業の分離を検討すると発表した。タブレット(多機能情報端末)やスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)の普及で競争が激化し、収益性が低下しているためだ。マイクロソフト(MS)などパソコン時代を築いた他の主要企業も新たな道の模索を始めており、米IT(情報技術)業界で「脱パソコン」の動きが活発化しつつある。(途中省略)HPのパソコン事業は2010年10月期の売上高が407億ドル(約3兆1200億円)に達する主要事業だが、売上高営業利益率は5%どまり。業界首位にもかかわらず、利益率が15%以上あるITサービスなどと比べもうかりにくい事業となっていた。
Windowsの前身であるMS-DOS時代からパソコンに親しんでいるせいか、米国IT産業の変わり身の早さには慣れっこになってきたが、先の先まで読んだ集中と選択、そして経営判断の速さは凄いと思うことがしばしばだ。これから5年後にはパソコンはあくまでも企業内の一部門しか使用せず、みんな小型タブレットとスマートフォンを持ち歩く時代が到来するのかも、などと想像してしまうが、そういえば以前どこかのサイトでこんな記事を読んだ。
自動車でもエコカー、普通乗用車、大型乗用車、さらにはトラックやスポーツカーがあるのと同様にPC&モバイル機器もどんどん細分化が進み、様々な形態の製品が登場してくるのだろう。花形部門は当然エコカーやスポーツカーなのだろうが、ただ実社会でも裏方に徹しているトラックがなくなることはないのと同様に、PCもトラック化が進むのではないか?というものだ。
一般家庭で必要なのはタブレット型PCとスマートフォン、そして企業内ではPCが残るという図式だが、その考え方はあながち見当外れではないような気がする。自宅にはデスクトップPCやノートPCを筆頭にタブレット型PCもあるが、やはりこと自宅内でネットに接続する限り、タブレット型PCの方が場所と時間を選ばないために便利だと思うからだ。
とは言いながらも、タブレット型PCが、その能力効果を最大限に発揮出来るのは、やはり受動的な操作をしているときに限られると思っている。メールを読んだり、ネットを巡回したり、あるいは動画や映画を見るときなど、あくまでも受け身のときにはタブレット型PCで充分なのだが、こと能動的な動きをしたいときにはとたんにタブレット型PCの効率は悪くなる。
自分でホームページを作ったり、動画を編集したり、あるいは複数のソフトを使い分けて一つの制作物を仕上げるときだ。その意味で従来型のデスクトップPCやノートPCは主流ではなくなるが、トラック同様になくなることはないのだろうと思っていたら、同じことは誰でも考えるようで、すでに両者のいいとこどりを狙った製品が登場していた。
●「Eee Pad Transformer TF101」の“変形合体"を写真と動画で見る
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