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2013.07.16
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カテゴリ: 日記
本日母を連れて近所のイオンへ行きました。

私は入り口近くに車を入れたのですが、そのすぐ左隣は身障者用駐車スペースでした。
そのときいやな予感がしていたんですが、、、、、

買い物を終えて車に向かえば案の定身障者用駐車スペースに身障者でない奴が車を平気で止めて、エンジンをかけたまま車内でスマホをいじってました。

一発文句言うたろか!と思った瞬間、母が私に「ほっときや」と一言。

まあ母を巻き込むのもどうかと思い、私もそこは踏みとどまりました。

私はバックで駐車スペースに車を入れていたので、前進すれば駐車場から出られる状態。
そいつの車は、頭から車を入れていたので、バックしないと駐車場から出られない状態でした。

で!


本来なら車で追いかけて「ちょっと待て!」のパターンですが、それが不可能でした。
なぜならそいつはバックしながら駐車スペースの横に置いてあった『ここは身障者専用駐車スペースです。健常者の方の駐車はご遠慮ください』と書かれたコーンをリアパンパーに引っ掛けたままバックしたので、そのコーンが私の進路を塞いだのでした。

私はほんの数秒唖然としましたが、気を取り直してそのコーンを移動させようと車を降りました。

するとどこからともなく中学生くらいの女の子が走ってきたのでした。
そして私より早くそのコーンの前に到着すると、黙ってそれを元の場所に戻してくれたのでした。

女の子はそのまま再び私の車の前を走って横切ろうとしたので、私は「ありがとうね!」と声をかけました。
彼女は笑顔を見せて走りながら会釈をすると、両親が買い物した荷物を車に積み込んでいる場所まで戻っていきました。

おそらく彼女はあのバカ野郎がコーンを引きずりながら車をバックさせた時点で既に走り出していたはずです。
彼女の両親の車と、コーンまでの距離を考えるとそう断定できるのです。

「すばらしい子がいるもんやな!」と心から感心しました。

そして私が車を発進させようとしたとき、彼女はこちらを見ている様子でした。


それでも私は彼女に向かって大きく頭を下げました。
すると彼女はピンと背筋を伸ばしたかと思うとペコリとお辞儀をしてくれました。

うまく言葉にできませんが、私は彼女に心を救われたような気がします。

理屈でも何でもなく今自分がだれかのためにできることをすぐに実行する。
こういう若者が、彼女のような若者がいる限り、この国もまだまだ救われる道があるのではないか!


本当は走り去ろうとする彼女を呼び止めて丁重にお礼を言いたかったし、そうすれば思わず名前を聞いてしまったことでしょう。
「せめてお名前だけでも!」、、、、といった気持ちがありましたから間違いないと思います。

しかしよく「怖い」とか「人相が悪い」とか言われ、実際一人で街中を歩いているだけで警察官に職務質問をされる私です。
しかも不審者の多いこのご時勢です。
私のような者が、夜の暗い駐車場で女の子を呼び止めるのもいかがなものかと思ったので、走り去る彼女にお礼の言葉をかけるのが精一杯だったのです。

おそらくもう二度と彼女に会うことはないでしょう。
あるいは彼女とすれ違っても暗い場所での一瞬のことだったので、お互いを認識することはできないでしょう。

でも、いつか彼女がこのブログを見つけてくれることを信じて言葉を残します。

私です。あの暑い日の夜に綾川イオンの北側駐車場でコーンを片付けてもらったシルバーの車の黒メガネのおじさんです!
本当はもっとちゃんとお礼を言いたかったのですができませんでした。
それが申し訳なく、また残念でたまりません。
余計なことを考えずに呼び止めればよかったと心底後悔しています。
でも私は暗闇の中を走って現れ走って去っていったあなたのことを生涯忘れないでしょう。
そして「こんな子がいた!」といろんな人に話し続けるでしょう。

あなたの行動は我々大人たちに本当に大切なことを残してくれたのです。

そんなあなたの人生が幸多いものであることを願っおります。





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最終更新日  2013.07.17 03:07:33
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