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2015.09.06
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カテゴリ: 『高校古文』の話
【[体言]+(「を」)+[形容詞(語幹のみ)]+み】で、
『[体言]が[形容詞]なので』と訳すんですから・・・

1 山美しみ

=「山が美しいので」

2 山を高み

=「山が高いので」

3 夜を寒み

=「夜が寒いので」

4 所を狭み



5 秋の田の 仮庵の庵の苫を粗み ・・・

=「秋の田の 仮穂の庵の苫が粗いので」

6 風をいたみ

=「風がいたいので」

7 潟をなみ

=「潟(干潟)が無いので」

となり、全て『原因』『理由』を意味する訳になっていればいいのです!

それ以外のことを少し解説させてもらえれば...

5は「仮穂」「庵」「苫」の意味なんてまずは関係なしで考えます。

6の「風がいたい」とは「風」がどんな状態か、少し考えてみましょう。

7はクセがありますが、慣れてください。

「を」=今回は省略されていないパターン
「な」=ここが[形容詞(語幹)のみ]の部分
「み」=これが今回必要不可欠な言葉
・・・と分析されるのですが、大切なのは「な」です。

これが形容詞の語幹部分なのです。


古文の形容詞は【シ活用】と【シク活用】の2種類です。
「な」に【シ】または【シク】を接続させてみて、終止形を作ってみましょう!

「な」+【シ】または「な」+【シク】
のどちらが日本語としてしっくりくる音の流れでしょうか?

やはりここは『なし』ですよね。

『なし』で分かりにくい人は、現代語の形容詞として考えてもいいでしょう。
現代国語の形容詞の終止形は
[形容詞の語幹]+『い』という形になります。
つまり、
「な」+『い』=『ない』となります。

ここからであれば、この『潟をなみ』の『な』は『無い』だと推測するのは簡単だと思います。






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最終更新日  2015.09.07 02:31:51
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