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2017.11.17
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カテゴリ: 小説/物語
これを読んで「なんでそんなことを文章にする?」「我が家ではそんなことはない!」という親族は、間違いなく『そちら側』だ。せいぜいこれからもそうやって恥ずべき生き方を貫けばいい。

でも母は『こちら側』だった。
いや今もそうだ。

「家庭がある」
「子供がいる」
「忙しい」
と、付き添いを断る義妹たち。

長男である父でさえ、
「仕事がある」

といってこの話にタッチしとうともしない。

母にも家庭があった。
母にも我々3人の子供がいた。
母だって多忙だった。

しかしながら母は付き添いをすることにした。

義妹たちは病院の近くに住んでいて、母はバスと電車を乗り継いで片道2時間以上ははかかる奈良県に住んでいた。

それでも毎日通うことにした。

付き添いを生業(なりわい)とする人もいたが、1人雇うと1日1万円という高額な費用を必要とした。
だれも入院費や手術費を払おうともしない中、付き添い代を払う人がいるとは思えなかった。
全ての費用は母が捻出しなければならないのだ。
しかも入院はいつまで続くか分からないし、手術も1回で済むかどうかも分からない状態でもあった。



それもあって母は毎日義母の付き添いに通うことにした。





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最終更新日  2017.11.17 02:45:25
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