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2017.11.18
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カテゴリ: 小説/物語
私の小学校の入学式の日の帰りのバスの中で母は言った。

「明日からはお前が家に帰ってもだれもいてへんで。」
「お母ちゃんは明日から大阪のおばあちゃんのいてる病院に毎日いくからな。」
「帰ってくるんは夜遅くなるで。」
「家で一人で留守番できるやろ?もう小学生になったんやから、、、。」

そう言われても何かピンと来なかった。
今までいつもだれかが家にいてくれていて、一人で時間を過ごしたことなんかほとんど無かったからだ。

でも幼いながらに、「寂しいんやろな。」とは思った。

帰宅後、母は私にお昼は何を食べたいかと聞いた。


昼食後は、明日からはじまる小学校生活に必要なものを一緒に準備した。
今日もらってきたばかりの教科書やそのほかのものにも母は私の名前を書いてくれた。
それは私にとって本当に幸せな時間だった。
この母が明日から家にいないなんて考えられなかった。

そして夕方になって兄たちが帰る前に、母は私を庭に連れ出し、家の鍵の隠し場所を教えてくれた。





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最終更新日  2017.11.18 03:02:52
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