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2018.04.01
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カテゴリ: 小説/物語
この冷たいハンバーグを食べ続けたのは小学生になってはじめての冬だった。
しかしこの冷たさは私に親の温かさと、強く生きることの重要性と難しさを教えてくれた。
そしてその全てを決して忘れまいと心に誓った。

ところが高校生になってはじめての冬、、、
私は母を想う幼子の気持ちをくみとることができなかった。
その子が食べようとしたお母さんの弁当を「捨ててしまえ」と言い放った。
挙句その幼子を 涙に暮れさせてしまい、自らの愚かさに落胆した。

そして大学生になって3回目の冬、、、
私は親元を離れ、親を疎ましく思い、親をないがしろにする人間になっていた。
連絡もせず、連絡がきても断ち切り、嘘をついてまで顔を合わせる機会を持たない、、、
そんな人間になっていた。

これは子供という生き物のほとんどが辿る道のりなのだろうか。
あるいはそうかも知れない。
しかしながらそうであってはいけない。
これは私1人の愚かさ故の道程であるべきだ。

いや、そんなことはある意味どうでもいいのかも知れない。
大切なのは今後だ!
今後私が親とどう接していくかだ!

そこまで思考が行き着いたとき、ちょうど冷えたチキンハンバーグ・ライスを食べ終えた。

そしてその冷えた身体のままで電話の受話器をとって実家に電話を入れた。






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最終更新日  2018.04.01 03:30:40
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