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2019.04.20
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カテゴリ: エッセイ
当時我々が知っていた時代劇のほとんどが江戸時代であったがO先生はそれらが江戸時代でもどれくらいの時期なのかを教えてくれた。

その授業以降私は時代劇見る見る度にその時代背景を自分なりに考えるようになった。

そしてそのうちそれまで全く気に賭けなかった時代劇の内容にツッコミどころを見つける楽しみを見出すようになった。

たとえば『悪代官』なる悪役が正義の侍なんかに切り殺されるというパターンが多いのだが、調べれば代官は江津幕府直轄領を支配する地方行政官のことだった。
つまり、正義の侍たちのほとんど(私が知っている限りでは全員)が江戸在住という設定だったので、彼らは江戸を出て地方まで旅をして悪代官を討ったことになる。

当時は江戸を出るには幕府の許可が必要だった。
たとえば桃太郎侍や隠密剣士が「◯◯藩の悪代官を切りに行きます。」なんて申請を出しても却下されるだろうし、そのことをその代官所に知らせられる可能性もある。
ということは、彼らは一時的に脱藩をして悪代官を成敗したのか…なんて考えると楽しくて仕方がない。

その点では『水戸黄門』や『柳生暴れ旅』のように旅をしながら悪を討つパターンの時代劇にリアリティーがあるように思えた。






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最終更新日  2019.04.22 02:03:59
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