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2010.05.30
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朝日新聞に6回シリーズで掲載された。

自分の息子の脳死から、 『死を待っているだけではかわいそ過ぎるやん。

    何ですべて灰にせなあかんのん。

    息子を何とか残してやりたい』との母親の思い。

息子もドナーカードで臓器提供を希望していたことがわかり、臓器移植に踏み切られた事実の報道。

残された8才の子どもも父の臓器移植を受け入れた。

二度の脳死判定があった。

私は、自身、ドナーになることをためらっていた。

なぜなら、脳死判定への不信、意識の復活、痛覚への疑問があったからである。



脳死となったとして、脳死判定も厳密で、意識も回復せず、痛覚もなく、やがて心臓死するのなら、ドナーになろうかと思っている。

5回シリーズとも涙した。

母は息子の臓器移植を詰問する身内に、「ほかの誰かを助けたいんやない。

     この子を助けたいんや」との強い言葉。

8歳の子は、無事移植が済み、父の心臓が誰かの体の中で動いていると言う報告を受け、作文を書いた。

『とうちゃんのいしょくをうけた人はもうすぐたいいんします。

ぼくはそれをきいてなみだがすこしでました。』と。

悲喜こもごもの、なんともいえないいたいけな8歳の子よと思う。





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Last updated  2010.05.30 21:23:06


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