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昨日から読んでいる本の話を少々・・・
『本の雑誌』を毎号読んでいて、渡邊十絲子さんの書評が好きでしたので、購入。
最近、新書をよく読むようになったのも、この方のお陰です。
人生折り返して、今後自分はどうありたいのか、と思ったとき、やはり 賢くなりたい という気持ちが強く、昔の不勉強を嘆くとともに、今できることを考えました。
子どもに尋ねられた事を、自分の言葉で説明し教えてやりたいという気持ちもありました。それには知らない事が多すぎる・・・。歴史・地理・語学・自然・・・。
とは言っても、素人がいきなり専門書を読んだ所で理解できるはずもない。でも、新書なら、解りやすく書かれているので手に取りやすいのです。
近年、新書ブームと言われ、以前より新書コーナーが拡大されつつありますが、それにしても新刊の話題の新書がメイン。
自分の知りたいことが書かれた本を探し出すのは容易ではありません。
渡邊十絲子さんは、新書傾倒歴四半世紀という大先輩。頼りにしています。
以下に載せた文章は、少々お固めの内容ですが、全体はとっても面白くするする読めてしまいますよ。
そして、新書を買いに走りたく(もしくはポチッと・・・)なることでしょう
前書きに我が意を得たりと思う文章がありますので、ここに残しておきます。
いま新書の世界は一見活況のようだが、それは見せかけの繁栄かもしれない、という不安がつきまとう。現在では、ごく短命な、射程距離の短い、いっときの消費物として流通させられている新書があまりにも多いからだ。読者というのは、すでに存在しているものとはかぎらない。いまこの世にまだ生まれていない人、後年その文章を読んで、その出会いをきっかけに社会の中で重要な役割を果たすかもしれない人。そういう人たちに届けるつもりでつくっていない新書を見ると、空しい気持ちにとらわれる。日本は少子化なんかでは滅んだりしないが、次代に知的財産をのこさなかったら確実に衰亡への道をたどるだろう。目先の売上をつかむことにきゅうきゅうとしている新書より、未来の日本人との出会いを思い描いている新書が読みたい。
この思いは、現在の出版業界全体に通じることです。
書店員が本当に売りたかった本 2012年10月23日 コメント(2)
電子書籍って・・・。 2012年08月01日 コメント(4)