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2008.01.19
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カテゴリ: 知的財産

松下電器が社名をパナソニックに変えると言うニュースは、方々に衝撃をもって受け止められていますね。

でも、このニュースに関しては、
「松下」の名前を捨てるという点に
焦点を当てすぎているように思います。

もちろん「あの」松下幸之助さんの「松下」ですから、
単なる社名変更ではないのですね。でも、もっと大事なのは、
ブランドを「パナソニック」に統一することなんです。

そもそも、松下電器製の製品を買った人で、
「松下の冷蔵庫」を買ったという人はほとんどなく、
「ナショナルの冷蔵庫」を買ったと思っているでしょう。
また、「松下のテレビ」を買ったという人もほとんどなく、
「パナソニックのテレビ」を買ったと思っているはずです。

ましてや海外では、
パナソニックはよく知っていても、
松下の名前を知っていることすら稀でしょう。

つまり、松下のブランドは、
松下幸之助さんにまつわるもの以外では、
価値がほとんどないに等しいのですね。

さらに国内ではナショナルとパナソニックの
2つのブランドがあって、
それぞれに力を注ぐことで力が分散しています。

いまや電器製品は全世界で戦っていることを考えると、
海外で使える「パナソニック」に統一することは、ごく自然なことであり、
むしろ遅きに失したという感もあります。

「松下」の名前が大事なのは、
松下電器の内部だけであって、
お客にとっては「松下」という名前は、
とうに過去のものになっている。
中にいるとこのズレのもつ意味の重大さが、
なかなかわからないものです。

だからこそ、「松下」を捨てたというところに焦点があたるのかもしれませんが・・・






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Last updated  2008.01.19 11:19:22
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