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2025年09月26日
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しらみつぶし ~6文字にただよう戦争の悲しみ~

 ある国語の先生が生徒たちに「教科書の漢字をしらみつぶしにして覚えてきなさい」
と宿題を出したのだそうです。その先生が、「しらみつぶしってわかったかしら」とおっしゃっていました。
 そこで、今回は「しらみつぶし」について調べ考えてみました。

「しらみつぶし」が広辞苑に掲載されたのは、第6版(2008年)からです。つまり、第5版の(1988年)の広辞苑には載っていません。ということは、比較的新しく生まれてきた慣用句と考えられます。

 では、いつ頃、どのようにして「しらみつぶし」は生まれてきたのでしょうか。
今年、米寿を迎えた母がよく話してくれた戦時中のころの話に「しらみ」は登場していました。「しらみ」を退治するために、DDTなる粉を頭にふりかけられた・・というような話です。
 手元にある「歴史の瞬間」下(朝日ジャーナル)102ページには、戦争で疎開中の子どもを訪ねた母親の記録が引用されています。



 「しらみつぶし」とは、昭和20年前後、戦争で不衛生と飢えに覆われていた日本人が経験した悲しい歴史を刻んでいる慣用句だったのです。
それにしても、辞書に採り入れられるまで、かなりの時間がかかったことに驚きます。

しらみつぶし・・・残らず調べること。一つ一つ、徹底的にあたる(探す・調べる)こと。







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最終更新日  2025年09月26日 00時44分43秒
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