迷子の大人たち

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ナニワのオバチャン@ Re:ニワトリノニワ テキトー日記三年目 102(09/24) 相変わらず、迷えるおじさんや。 ええ質…
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2009.06.14
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4番札所大日寺までは5km。はじめて山にある札所だ。

山と言っても大したことはない。標高75mほどしかない。でもこれまでの3つの札所は平地にあったのでちょっとした丘みたいな所にある寺だ。

3番金泉寺を出て暫くは県道の裏道で車通りは少ない。いかにも民家の生活道路みたいな細い路地を歩いていると反対方向から若い女性のお遍路さんが歩いて来た。こんにちわ、と挨拶をするとニッコリ笑って挨拶を返してくれた。

逆打ちか?と思ったが今考えると恐らく結願後、88番から1番へお礼参りに来たのだろう。女子大生くらいで妙に健康的で晴れがましい顔をしていた。暫く歩いているともう一人今度は40半ばくらいのおじさんがやはり反対方向から歩いて来た。同じように挨拶を交わす。多分彼もお礼参りだったのだろうと思う。

でも後に知ったのだが2008年はうるう年だったので逆打ちが良いとされているとのことだった。従ってはじめての人でなければ逆打ちの人も多いはずで、彼らも逆打ちだったのかも知れない。でも知り合った歩き遍路の中では88番から歩いて1番へお礼参りに行く人が圧倒的に多いみたいだった。

暫くすると遍路道が田んぼのあぜ道みたいな所を通っていく。もう12時を過ぎていて少しお腹が空いていた。途中にあった小さな神社に「お遍路さんご自由にお休みください」のようなことが書いてあったのでそのベンチに腰掛けザックを置いて2番で買ったおいなりさんを食べ始めた。そのベンチには遍路用の雑記帳が置いてあった。開いて見ると実に多くの歩き遍路たちが立ち寄った記録が残っていた。何を書いたのか思い出せないが私も何処から来たのかくらいのことを書いたように思う。

慣れないためか足はそれほどでもないがザックを背負っている上半身、特に肩が痛かった。でもまだ自分がどれ位のペースで歩けるのか正確には把握していなかったのでゆっくりせずに30分ほど休んで歩き始める。ガイドブックに初日は無理せず歩行距離が15kmほどの所、6番安楽寺の宿坊がお薦めと書いてあったので前日に予約を入れてある。のでそこまではなんとか日暮れ前にたどり着かねばならない。高速の下をくぐると山の方に向って舗装されていない道に入った。

こんな感じ↓
Image112.jpg

そしてこんなの水溜りが↓
Image111.jpg



また暫く行くと車道に出た。結構登り坂になっている。もう近いのだろうが、なにぶん初日ということもあってものすごく長く歩いているし、なかなかたどり着かないように思えていた。この時点ではまだ10kmも歩いていないのに予想外に疲労している。現代人はホントに歩くことに慣れていないのだな、と思い知らされた。

ようやく大日寺に到着↓
Image113.jpg

地図で見て山寺みたいなのを想像していたのだけど、そうでもない感じで拍子抜け。はじめて誰もお遍路が居ない境内でゆっくり納経を済ませた。山門から出て駐車場の隅で自販機で買った飲み物を座って飲んでいると、車が一台砂利の駐車場に入ってきて地元の人と思われる60過ぎの夫婦がまっすぐに山門を入って行った。


真夏の日照りと坂道で喉がカラカラに乾いていた。





「ねはんの里」
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Last updated  2009.08.17 21:03:43
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