DELTA Strange Zone

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2002.11.08
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 チーム存続のために苦闘を続けているアロウズF1チームが、アウディに買収される運びになるかもしれない。クラッシュネットに近い筋によると、近いうちに契約がまとまる可能性があり、チームに残っているスタッフたちには、合意は間近だと告げられたということだ。

 アウディは近年スポーツカーの世界で戦ってきており、ル・マン24時間では、エマヌエル・ピッロ/トム・クリステンセン/フランク・ビエラのラインナップで3年連続優勝を飾っている。アメリカン・ルマン・シリーズのLMP900クラスでも、ドライバー部門・チーム部門共に3年連続タイトルを獲っている。2003年のルマンには、ワークスのアウディチームは参加しないとのニュースもあり、F1進出がかなりの信憑性を帯びてきている。
 確かに、来年のルマンでは姉妹ブランドであるベントレーに集中したいというのも、ある程度真実かもしれないが、ALMSの体制も後退し、セミオフィシャルのマシンを走らせるだけになるのではともいわれている。
 というわけで、アロウズとの契約話は、アウディが引き続きブランドイメージを上げようとするなら、理にかなったものに思われる。ブランドイメージを上げるなら、F1以上に相応しい場所があるだろうか。
 アロウズにとって、2002年は惨憺たるシーズンとなった。7月のイギリスGP前に明らかになった、財政的な問題のためだ。アロウズが最後にレースに出場したのは、7月28日のドイツGPだった。
 トム・ウォーキンショー率いるチームは、今季6戦を欠場した。フランスGPでは予選通過に向けて努力はした――いや、たいした努力とはいえなかったが。そして、ベルギーに姿を現しもしたが、それは初日だけで、その後、弁護士たちの助言により本拠へ引き返すことになった。
 9月10日にリーズの高等裁判所で、チームは解散命令を出されるのを免れたが、以後、チームの現状に関する公式発表は出されていない。
チームに関する具体的なニュースが最後に報じられたのは10月で、このときは、チームのスポークマンがロイター通信に対し、国内の税務局との間で裁判外の和解が成立したことを明らかにしたのだった。
 ロイター通信はその際、チームに近い筋はまだ望みを持っていると報じ、次のように言及した。「従業員は自宅に待機して指示を待っており、大勢の者たちが事態の解決のために力を尽くしている」




どうなんでしょう?また噂だけなのか、それとも『ワークス』がもう1チーム増えるのか。ま、チームが増える(減らない)ことはいーことなので、とりあえずはアロウズなくならないで!





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Last updated  2002.11.11 00:57:36
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