DELTA Strange Zone

DELTA Strange Zone

2002.11.24
XML
日付的には26日のことなんですが、26日はスクェアとエニックスの合併があったので、多少前後しますがこの日に書きます。

 03年シーズンに向けた合同テストが26日、解禁となった。スペインのバルセロナ(カタロニア)とバレンシアの2カ所に分かれ、ジョーダンとアロウズを除く9チームが一斉にテストをスタート。バルセロナで目立ったのが2年目を迎えるトヨタ。既にシーズン中に実走済みのハイブリッド・マシン(新旧混合車)を2台用意し、O・パニスとCART王者のC・ダ・マタがさっそく走行に臨んだ。

 <バルセロナ>
 ◇トヨタ マシンには特に新しい空力パーツなどは付いておらず、03年型エンジンと、02年より1速大い新型の7速ギア・ボックスが搭載されている。午前中はチェック走行に終始し、パニスが5周、ダ・マタが4周。ダ・マタは5月以来のF1ドライブのため慎重にマシンを操っているようで、タイムはパニスよりも約18秒も遅い1分49秒台だった。また、ニューマシン「TF103」のお披露目を03年1月8日、フランス・ポールリカールで行うことも明らかにした。

 ◇フェラーリ 予定している3日間のテストを1台だけで賄う。レギュラーのM・シューマッハー、R・バリチェロはオフで、テストドライバーのL・バドエルが担当。この日のメニューは制御系とトランスミッションのコンポーネントのテストとなっている。

 ◇BAR(ブリティッシュ・アメリカン・レーシング) 02年最終戦日本GP(10月13日決勝)で使ったマシン1台を搬入。エンジンはシーズン中盤に搭載されたマイレージの残る古いスペックのもの。初日はテストドライバーのA・デビッドソンが走行。中本修平ホンダ・レース&テストチーム・マネジャーは「特に新しいものはありません。制御系プログラムが主なテスト内容です」と語っている。

 ◇ジャガー 新設計のコスワース製V角度90度のエンジンを早くも送り込んだ。車体は02年の改良バージョンで、前ミナルディのM・ウェーバー、ルーキーのA・ピッツォニアがコックピットに収まっている。今回は新加入の選手のマシン習熟が主な目的だが、並行してエンジン、ギア・ボックスの開発テストも進めている模様だ。

 <バレンシア>
 ◇ルノー 本来は今月ニューマシンを発表する予定だっただけに、持ち込んだマシンは外観こそハイブリッドに見えるが、中身は完全に03年仕様。エンジン、ギア・ボックスはニュータイプで、今回はシステム・チェックに重点を置いている。テストを担当しているのはJ・トゥルーリだが、後日新加入のF・アロンソも合流する。



 ◇ウィリアムズ 豊富な人材を用いて3台体制。開発マシンはテストドライバーのM・ジェネが担当、他の2台はJ−P・モントヤとG・パンターノがステアリングを握っている。搭載されているエンジンは、02年第16戦アメリカGP(9月29日決勝)後からジェネが距離を重ねている仕様だ。

 ◇ザウバー N・ハイドフェルトひとりで開始。アロウズから移籍のH−H・フレンツェンは12月10日から始まるバルセロナまで登場しない予定。03年型マシンには02年型フェラーリV10・エンジンが積まれるが、テストカーは構造上搭載できないため、この日は日本GPの際に使ったものだ。

 ◇ミナルディ アジアテックが撤退したため、フォード製のヨーロピアン・エンジンを積んだ01年のレースカー「PS01」を持ち出して参加。スペインの「テレフォニカ・ワールド・シリーズbyニッサン」に参戦するF・モンターニュがステアリングを握っている。


各チームとも動き出しましたね。
なんかやっぱりF1シーズン終わるとテンション下がってんな自分。
早く新車発表&シリーズ開幕しないかな?hydaが堕ちるところまで堕ちる前に。


ついでにもうひとつF1話。
*ラウダが解任
 ニキ・ラウダが、ジャガー・レーシング代表とフォードのプレミア・パフォーマンス・ディビジョン代表の座から解任された。プレミア・パフォーマンス・ディビジョン代表にはトニー・パーネルが就くことになったが、ジャガー代表の後任はいまだ決定していない。

 パーネルはあまり知られていない人物だが、やはりプレミア・パフォーマンス・グループ(PPG)傘下にあるフォードの子会社の社長であり、そのPIリサーチという会社での職を直ちに辞して、ラウダの後を継ぎ、プレミア・パフォーマンス・ディビジョンの代表となる。
 ラウダは、就任後2年もたたないうちに、ジャガー代表とプレミア・パフォーマンス・ディビジョン代表の座を解かれることとなった。とはいえ彼は、コンサルタントとしてとどまるようにと、フォードから依頼されているという。

 ジャガー・レーシングのチーム代表が解任されるのは、ジャッキー・スチュワート、ニール・レスラー、ボビー・レイホールに続いて、ラウダが4人目だ。チーム代表の後任はまだ決定していない。
 パリー-ジョーンズはこうも語っている。「重要な役職なので、早々に決定したい。ニキの仕事が失敗だったわけではない。しかし我々にとって一番必要なのは、テクニカルな面での見識の深さで、ラウダは大変尊敬すべき人物ではあるが、その部分が欠けていた」
 ラウダはこの記者会見に先立って、ジャガーが自分を解任する決断を下したことには驚いたと語っている。

 ジャガーも前途多難、先が見えませんね。エンジン貸してるだけの存在にならないようにね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2002.11.28 00:45:45
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

hyda

hyda

Comments

背番号のないエース0829 @ Re:安室奈美恵 「沖縄summitから20年」に、上記の内容に…
背番号のないエース0829 @ 近藤真彦 「青春タイトルマッチ ~ 明日に向かって…
どぴゅ@ みんなホントにオナ鑑だけなの? 相互オナって約束だったけど、いざとなる…

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: