DELTA Strange Zone

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2003.05.21
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MP4-18



 3日間のテストで、サードドライバーのアレクサンダー・ブルツがMP4-18をドライブする予定。新車の実戦投入時期は現時点ではまだ明らかにされておらず、このマシンの信頼性とスピードがチームが期待するだけのパフォーマンスを達成した後になるとのことだ。
 ポール・リカールのテストでは、デイビッド・クルサード、キミ・ライコネン、ペドロ・デ・ラ・ロサも参加し、MP4-17Dの開発テストを引き続き行う。
 マクラーレン・インターナショナルのマネージング・ディレクター、マーティン・ウイットマーシュはこうコメントしている。「新車を初めて走らせるときは、期待感がふくらむ。MP4-18はウエスト・マクラーレン・メルセデスチームの大きな前進につながるものだと信じているから、期待感は高まっているね」
「僕らはマクラーレンを常に優勝できるチームへと復興させるため、長期的な計画を立てており、競争力と信頼性のアップを狙っている。この目標の達成には、大きな前進が必要となる。その前進のためのひとつの手段は、マクラーレン・インターナショナルとメルセデス・ベンツにデザインチームを置き、より大規模な改革を行いつつ、テクニカルなリスクに対応するだけの時間をかけて、MP4-18とニューエンジンの開発に当たらせることだった」
「これにより、MP4-18のレース投入は先送りになってきた。実際いつ実戦投入するのかは、まだ決定していない。MP4-17Dから新車への移行がスムーズにいくと判断できるまでは、レースには持ちこまない」
 MP4-18は、見た目にも変化を遂げた部分が多い。ノーズはより短く、より低くなっており、きっちりとまとめられたリヤ部、エンジンカバー部などが目をひく。
 テクニカル・ディレクターのエイドリアン・ニューエイは、こう語る。「このマシンには、今までのどのクルマよりも調査・研究結果が盛りこまれている。より短く、低くなったノーズやリヤエンドなど、目で見て分かる形で進化が表われている。しかし、私や、マイク・コフラン(チーフデザイナー)、ニール・オートレイ(エグゼクティブ・ディレクター・オブ・エンジニアリング)、そしてデザインチーム全体が、特にマシン全体のパッケージングに焦点を合わせた。MP4-18は、旧型車よりかなり小型化されている。我々は空力効果の向上を狙った進化も達成しており、さらに詳細にわたって目を向け、構造面でも新しい素材を導入している」
「MP4-18はミシュランタイヤのパフォーマンスを最大限に発揮するようにデザインされた初めてのマシンだ。マクラーレン・テクノロジーセンターの風洞で空力面にしぼったデザインも行われた。シミュレーションでは、MP4-18のパフォーマンスはMP4-17Dを超えており、いい結果が出ているが、シミュレーションは100パーセント正確ではないので、新車をポール・リカールで走らせるまでは、過剰な興奮や期待感は持たないでいる」

 ポール・リカールでチームは、システム、空力、コンポーネントの評価などを中心にテストを行う予定。初期プログラムが終了した後には、クルサードとライコネンがテストを行う。


>ついにベールを脱ぎましたね。まだ情報不足ですが、とりあえず載せておきます。
でもこの写真だけだとまだよくわからないです。「F2003-GA」より美しく速いマシンになるんだろうか?
これだけ引っ張ってきて出落ちは無いと思うけど。モナコは旧型でしょう。あんまり新車持って行くメリットないし。





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Last updated  2003.05.21 19:06:40
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