DELTA Strange Zone

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2004.01.28
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テーマ: F1 2004(287)
ジョーダンとヨスの交渉は決裂



 フェルスタッペンの個人ウェブサイトの最新情報によれば、ジョーダンとの契約交渉は同意に至らなかったようだ。フェルスタッペン側はジョーダンに対して決断を下すよう期限を定めたが、結局チーム側からの返答はなかった。1,000万ドルのスポンサーマネーを持つといわれるフェルスタッペンは、ジョーダンのドライバーの最有力候補とされてきた。しかし結局チームからは返答がなく、新車EJ14の発表会前のテストにも声がかからなかったことから、フェルスタッペン側はこれ以上は待つことはできないと判断、交渉を断念することにしたようだ。
「我々は同意に至るよう最大限の努力をした」とフェルスタッペン。「でも、現時点でいい結果は出ていない」
「私には素晴らしい人々がついている。特にトラストのマイケル・ペリドンはできる限りのことをやってくれた。しかし全てのスポンサーとの合意の上で、交渉を断念する決断を下した」
 エディー・ジョーダンは、F1ルーキーのヤレク・ヤニス、バス・レインダース、ティモ・グロックなどを含む何人かのドライバーをテストで走らせた。ドライバー候補にはアラン・マクニッシュとラルフ・ファーマンの名前も上がっている。また、ニック・ハイドフェルドは、十分なスポンサーマネーを持ちこむという条件つきで仮契約を結んでいる。

ワトソン「エディーがいない方がジョーダンはうまくいく」

 元F1ドライバーでモータースポーツコメンテイターのジョン・ワトソンが、ジョーダンのボス、エディー・ジョーダンに対し、チームをF1に存続させたいのなら、彼がチームを出るべきだと苦言を呈した。

 ワトソンは英サンデーミラー紙に対し、ジョーダンが「チームを去ることが最善の策」であり、自らの希望を差し置いて、まずは彼がチームを去るべきだと語った。
 F1で1974年から81年まで5勝を上げ、1982年のチャンピオンシップでは同点2位の成績を残したワトソンは、同紙に対し次のようにコメントした。「最近、エディー・ジョーダンに近い筋の人間と話したら、その人は、エディーがいない方がチームはうまくいくだろうと語っていた」
「エディーは、チーム売却をする場合、自動車メーカー相手で、自分がチームにとどまれることを条件に考えているのだろう。しかし、1番重要なのはチームの存続のはずだ」

 ジョーダンは今年のドライバーラインナップをいまだ発表していない。現在はチーム存続のためにスポンサーを探しているようだ。しかしワトソンはこのことについて、ドライバー発表を遅らせて皆から注目の的になるのがエディーのいつもの戦略だと言う。
 ワトソンは次のように続けた。「エディー・ジョーダンは、全力を尽くしているふりをしながら、ドライバー発表を遅らせるのがいつもの手だ。そうやって、ドライバーの値段をつり上げるんだ。彼は生まれついての策士さ」
「ジョーダンは次のミハエル・シューマッハーを見つけたがっている。彼がいつも私たちに話すように、シューマッハーをF1に導いたのはエディー・ジョーダンであり、それは嘘偽りなく正しいことだ」
「ジョーダンは、陰気で退屈な人々が多いF1界の中で、異彩を放つ性格の持ち主でもある。F1界を明るくできるチームボスは、彼とフラビオ・ブリアトーレぐらいのものだ。このスポーツでは、人柄と個性も欠かせない」
「ジョーダンは皆から注目の的となることで繁栄してきた。皆、彼の要求に応じてきた。残念ながら、彼はF1以外に人生の目的などない。彼はモーターレーシングでお金を儲けている。が、お金以上のものも手に入れてきた。そのために、彼はこれまで、欲しいと思うものを手に入れることができてきたのだ。自意識的とも言えるし、世間で認知されるためには必要なこととも言えるが、いずれにせよ、彼はそのおかげで繁栄してきた」
「彼はチームボスとしてとてもたくさんのことを成し遂げた。GPでは4度優勝し、チャンピオンシップでは3位を経験している。とても素晴らしい業績だ。ジョーダンがF1から去るのは悲しいことだろう。しかし、ジョーダンチームがなくなるほうがもっと悲しいだろう。チーム存続こそ、皆の関心事なのだ」

ファーマン、ジョーダン残留に意欲

 ラルフ・ファーマンは、ジョーダンチームが今季も引き続き自分を走らせてくれるなら、ジョーダンを驚かせてみせると誓った。

 今週、ヨス・フェルスタッペンがエディー・ジョーダンとの話し合いを終了したとのニュースが流れたことで、ファーマンのジョーダン残留の希望は増した。
 ファーマンは、契約の可能性のある大勢の候補者のうちのひとりだ。ほかに、アラン・マクニッシュやニック・ハイドフェルドの名前も挙げられており、ハイドフェルドは、チームが十分なスポンサーシップを得られればという条件付きで、チームと暫定契約を結んでいる。現在のところ、ジョーダンのシートは2つとも決まっていない。
 昨年ジョーダンでF1デビューを果たしたファーマンは、自分のウェブサイトで、今季、大きく前進してみせると語った。
「この冬は僕にとって難しい時期になっている。ジョーダンが、チームスポンサーやドライバーの持ち込みスポンサーなどのスポンサーシップの問題に集中せざるをえず、僕はそれがどうなるかを見守っているしかない。エディーは、ここ2、3カ月、僕に対してとても好意的で、事態の進行状況を逐一知らせてくれているし、優先事項についてはきわめてはっきりさせてくれている」

「僕個人の観点からすれば、チームが僕に関するオプションをまだ行使していないのは、僕が大きなスポンサーを持ち込めていないことと、去年、一発勝負の予選に関してときどき批判されていたことが理由だと分かっている」
「最初の点に関しては、僕は一生懸命活動して、チームのために財政的な支援を見出そうと頑張っている。今季の新しい技術的なパッケージから見て、間違いなくジョーダンは支援する価値があると思うよ」
「僕自身の速さへの批判に関しては、僕としては認めかねるが、僕が何を言っても言い訳と取られてしまうだろう。過去にレースをしたことがあったのは12のコースだけで、それもF1マシンではなかったし、またEJ13は特に速くもなく信頼性もなかった。それにもちろん、ハンガリーやほかのところで、あきらかに部品が脱落したことによるクラッシュがあった。それで僕は怪我をして、レースをフイにしてしまったんだ。こういったことも加味して、一発勝負の予選でのマシンセットアップの上達ぶりを考えれば、シーズンを通じて本当に限られたテスト走行しかできなかったのに、自分の知っている2つのサーキット、バルセロナと鈴鹿では(才能と経験豊かな)ジャンカルロ・フィジケラに予選で勝てたし――かなりプロフェッショナルな仕事ができたと思う」
「いずれにせよ、僕はどれもあまり気にしていない。自分としては、F1のことを学べれば、いつもうまくやれるようになるし、早晩チャンピオンにもなれると分かっているからね。いつだってそうだよ」
「それに、僕はクラッシュによって学ぶわけじゃない――落ち着いて然るべきレベルを見つけるところから学べるんだ。カートや下位のフォーミュラでもそうだった。ブリティッシュF3選手権では、初挑戦の年に、1年中ほとんどリードしていた末に2位になり、翌年には総合優勝を果たした。日本では、フォーミュラ・ニッポンで、お金のためにまったく競争力のないマシンで何シーズンか走った後、ナカジマのマシンにステップアップして、2レースに勝ち、翌年にはチャンピオンを獲った。いつだってそうなるんだ。僕はいつもやれるんだ」

「でも、僕がEJ14に乗れるなら、メルボルンに行くときには経験の裏付けがあるし、チームのこともよく理解できていて大好きだし、完全な自信があるから、間違いなく去年からは大きく前進できるよ。一緒に働くのがニック・ハイドフェルドだろうと誰だろうと、僕はF1での2シーズン目に、ジョーダンに大いに貢献できることを完全に確信している」
「僕はマシンを無事にゴールさせて、チームにポイントをもたらすことができる。これこそまさに、ジョーダンにとって最も重要なことだよ」





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Last updated  2004.01.31 12:20:29
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