DELTA Strange Zone

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2004.04.27
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テーマ: F1 2004(287)
 モータースポーツの統括団体FIAは、ヨーロッパラウンドの幕開けとなったサンマリノGPの場を用いて、F1の将来に関する構想を明らかにした。これによると、2008年シーズンまでに、過激な大変革が行われることになるかもしれない。

 FIAのマックス・モズレー会長は、新しいF1についての提案を話し合うために、来月初めのモナコGPの際に会合を開くとした。モズレーは、主な懸念事項として、上昇を続けるF1の参戦資金を挙げ、このスポーツを完全に様変わりさせるような変更案のリストを披露した。
 モズレーは、サンマリノGP初日に、ロイター通信に対して次のように語った。「これは(F1が経験する中で)最大の変更になるかもしれない。これを今実施するのは、(F1で)支出されている金額が、本当に深刻な問題となっていると思うからだ」
「主要なマニュファクチャラーのいくつかは、エンジンに支出している金額を見直して、その金に見合うだけの価値を得ているかどうか、疑問に思い始めている。各チームは、出費に見合うだけのスポンサーを見つけるのが困難になっている。(今)何か対策をしなければ、これは大きな問題に発展しかねない」
 来月の会合で話し合われる変更事項としては、エンジンを2.4リッターV8にサイズダウンすることや、“コントロールタイヤ”と標準のECUの義務づけ、マニュアルギヤボックスとクラッチの復活、空力的なパラメーターの決定、スペアカーの廃止、レース中のタイヤ交換の禁止(再給油は存続)などが挙げられている。
 モズレーの説明によると、スタンドのファンにとっては、マシンのエンジンサイズも履いているタイヤのコンパウンドも、別にどうでもよく、重要なのは、世界最高のドライバーたちが、力の拮抗したマシンで接戦を繰り広げることなのだ、という。
「人が本当に興味をもつのは、人間同士の競い合いだ。技術ばかりが重視されて、十分なドライバーがいなければ、一般大衆は興味を失いはじめるだろう。もし、人々が(F1を)見るために足を運ばなくなれば、どんなに最先端のものであっても意味はない。それでは、だめになってしまう」と、モズレー。
「(この変更によって)予算は、1500万~2000万ドルか、もっと少ないくらいになることが考えられる。(現在は)ミナルディのようなチームでも、その2倍以上を支出しているのだ」


GPWC、やはり新シリーズ立ち上げへ?

 FIAのマックス・モズレー会長は、GPWCがF1の将来に関する話し合いから身を引くとのニュースに対して、失望と虚勢の入り混じった反応を示した。


 モズレーはサンマリノGPで、ジャーナリストらに対して、“GPWCに関わっている自動車メーカーがどんなシリーズを立ち上げようとも、F1は続いていく”と語った。自動車メーカーによるライバルシリーズの立ち上げは、またもや現実味を帯びてきた。
 モズレーは次のように語った。「GPWCは、2008年にシリーズをスタートすると言っているが、我々としては、2008年にもFIA F1世界選手権を運営していくだけだ。これについては、バーニー・エクレストンが商業的な権利の契約を保有している。我々は、100年間にわたって選手権を運営していく契約を有しており、バーニーはそれを商業的に利用していく権利を有している。だから、我々はそれを続けていくのだ」
 モズレーはまた、“GPWCの構想による新シリーズがどのようなものであれ、ゴーサインを出す”としていた、FIAの同意をふたたび繰り返した。
「GPWCが実際にシリーズをスタートさせたいというのなら、それは完全に彼らの勝手だし、彼らが我々の認可を求めてくるなら、喜んで認可を与えるつもりだ。しかし、その一方で我々は、2008年も続いていくF1世界選手権に集中していかねばならない。何があろうともだ」





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Last updated  2004.04.29 22:59:53
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