DELTA Strange Zone

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2005.10.25
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カテゴリ: F1
 F1をより魅力的なものにするための取り組みの一環として、FIAは2008年からの新レギュレーションの一部に取り入れられるかもしれないラジカルな「2ピースリヤウイング」のイメージを公表した。

 先日FIAがAMDと提携して行った調査によると、ファンのおよそ94%はもっとオーバーテイクシーンを見たいと答えた。こうした要望に応えるため、FIAは2年後の新レギュレーションの導入に間に合うように、現在の状況を改善するプログラムに着手している。
 レーシングカーの空力の研究のほとんどは、‘クリーンな’空気の中を走ったときのクルマのパフォーマンスの改善を狙ったものだ。だが、実際のレースコンディションではそうした状態はめったにない。レースでは複数のクルマが互いに接近して走行するため、先行するクルマの発生する乱流が後続のクルマの空力的な性能を大幅に低下させ、オーバーテイクを難しく、あるいは時にはまったく不可能にしているのだ。
 一般的には単独で走ったときの空力的な性能が優れているクルマほど、その後方のクルマに与える悪影響が大きい。調査で明らかにされたファンの要望を実現するために、FIAはオーバーテイクしようとするクルマの空力的性能の改善を試みる研究プログラムを立ち上げた。このプログラムの目的は、車両の形状を規定するレギュレーションによってその後方に発生する乱流をコントロールし、後続のクルマがドラッグの増加を伴わずにより大きなダウンフォースを発生できるようにすること、そしてそれによってオーバーテイクの機会を増やすことだった。
 FIAのテクノロジーパートナーであるAMDの協力を得て、研究チームはCDG(センターライン・ダウンウォッシュ・ジェネレーティング)ウイングと呼ばれる暫定的な結論に達した。このアイデアは24日にロンドンで開かれたF1委員会に提示されたが、FIAはリヤホイールの後方だけにそれぞれ独立したウイングを設けたこのデザインを、ワイドなホイールとスリックタイヤの復活と併せて、新しいルールブックの一部に取り入れることを目指している。
 実際、FIA会長のマックス・モズレーによれば、もしチーム側の支持と協力が得られるなら、こうしたルール変更は2007年からでも導入できるという。
「この新しい研究はフォーミュラワンの将来にとって重要なものだ」とモズレーは言う。「このCDGウイングを採用すれば、私たちはモータースポーツファンに彼らが求めているもの、すなわち頻繁にオーバーテイクが見られるホイール・トゥ・ホイールのレースを提供できるのだ」
「私たちはチーム側がこのラジカルで新しいアイデアの最適化に協力してくれることを期待している。そうすれば、2008年まで待たなくても、この空力的なアイデアの恩恵を2007年からF1に導入することが可能になるだろう」





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Last updated  2005.11.30 23:48:19
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