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「ホーム最終戦だったので何とか勝ちたかったが、今年を表したゲームになった。」試合後の前田監督の言葉である。この言葉に表されるように、今年の水戸を象徴するような試合となった。今日は3バックを基本に、アンジ、西野、桑原が流動的にポジションチェンジをする3-4-3のシステムで望んだ。草津のキーマンである太田には河野、島田には小椋、権東がついた。8試合勝ちがない草津は、試合開始当初から元気が無く、得意の両サイドの突破も迫力不足で、水戸が完全にゲームを支配した。前半水戸が6本のシュートを放ったのに対し、草津は0本。危ない場面も見られず、ほぼ完璧に草津の攻撃を抑え込んだ。攻撃でもカウンターにキレがあり、アンジのコンディションが上がって来たこともあって、厚みのある攻撃を繰り出していた。西野のヘッドやアンジのキープを基点に、桑原のドリブル、鈴木、金のサイド突破と個々の持ち味を活かした多彩な攻撃は、観ていて小気味良かった。しかし、小椋のミドルシュートなど惜しい場面は多々あったが、ゴールは生まれない後半開始早々、西野がペナルティエリア内で果敢にドリブルで仕掛け、PKを奪取すると、これを自分で決めて、ようやく先制。その後も下がることなく、同じペースで攻め続けたが、追加点を奪えない。両チームにやや疲れが見え初めた30分過ぎ、金の接触プレーでエキサイトするが、これで一瞬ムードが悪くなった。これが老獪な高田の演出だったどうかは分からないが、この直後の34分に、同点ゴールを決められてしまう。吉本のクリアが高田の目の前に飛んでしまったと言う不運もあったが、これが草津が放った最初のシュートだった。その後、途中出場の眞行寺のヘディングシュートやコーナーキックからの西野のヘッドなど決定的な場面が生まれたが、得点は生まれず、そのまま試合終了となった。今日のスタンドには、「一年の計はホーム最終戦にあり」と言うサポーターの横断幕が掲げられていたが、くしくもその言葉通りとなってしまった。取れるべきところで得点できず、ペースを逃す、決勝点を許す、守りきれない、勝ちきれない。特に連敗中は、選手・監督・メディアからこんな言葉が飛び交った。しかし、逆の見方をすれば、こういった試合で勝ちきる、勝ち点を拾うことができれば、中位定着どころか昇格圏内も視野に入れることができるのではないか。数年前までJ2の下位を争っていた甲府、横浜FC、鳥栖の躍進は、水戸関係者にいい刺激を与えている。そのためには、監督、コーチら現場の努力はもちろんのことだが、選手の流出を最小限に抑え、効果的な補強をすることが必要だ。これには資金の問題もあるが、クラブ、フロントの努力で、なんとしても改善すべきだ。せっかく育てた選手を泣く泣く他チームにさらわれるのをいつまで我慢しなければならないのか。来月になれば、選手の契約交渉が本格化する。戦いはこれからだ。Pick Up Player金基洙(キム・キス)主に左サイドバックとして起用されてきた今季だが、本職でないことからポジショニングに苦労し、裏を取られたり、走り負けたりと、サイドを突破される場面が目立った。今節初めてウイングバックとして起用されると、持ち味のキープ力とパス能力で、サイドで起点となり、積極的な攻め上がりでチャンスを演出し続けた。彼の良さを活かすには、ラインを気にせず、対人ワンマークで当たれるこのポジションの方が守備の面からもいいのかもしれない。今後、水戸のウィークポイントとも言える守備的サイドの救世主となりうるか。
2006.11.26
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26日の日曜日、水戸は笠松に草津を迎えてのホーム最終戦を行う。前節、消極的なサッカーから札幌に苦杯を喫した水戸は、堅い守備からの鋭いカウンターを蘇らせるべく、守備の連携の確認を行った。練習メニューは普段と変わらず、ウォーミングアップ→紅白戦と粛々と進んだ。紅白戦のメンバーは下記の通り。白組 アンジ 西野桑原 権東 小椋 鈴木金 河野 吉本 平松 本間紅組(ビブス) 大和田 岡本 秦周大 森 椎原 秋田 渡部 大橋 斉藤 武田白組(レギュラー組)は4-4-2の布陣。倉本が前節で負った怪我で別メニュー調整中のため、平松が右SBにまわり、CBには吉本が入った。赤組は草津を意識した3-5-2。時々森がDFラインまで下がり、4バックの形のような時も見られた。長身の仮想太田に大和田が抜擢され、FWでプレーしていた。前半は白組がペースを握り、桑原、西野らが好調をキープしており、積極的にゴールを狙った。アンジは意識して周りを使うようにしているようだが、持ち味だった強引な突破やすばやいシュートが見られなくなってしまった。キープはできるのだが、パスミスが多く、みすみすチャンスを逃してしまうことが多かった。フィットするにはもう少し時間が必要か。後半のメンバーはこちら。白組 岩舘 塩沢眞行寺 木村 小椋 鈴木大和田 河野 吉本 平松 武田紅組武田→原田大和田→練習生前節、前線からのプレスができていなかったことから、岩舘と塩沢の運動量のあるツートップをテスト。しかし、うまく機能せず、紅組に押し込まれることなってしまった。眞行寺は果敢に裏に飛び出し、サイドを突破していたが、クロスの精度が悪く、シュートまで至らなかった。権東に代わってボランチに入った木村は、無難にプレーしていたが、小椋との役割分担やポジショニングに苦労していたようだ。紅白戦終了後の前田監督の話では、「守備の連動性」について時間が割かれていた。1人で追いかけても意味は無く、チームとしてボールを追い込み、ボールを奪取したら鋭いカウンターを仕掛ける。紅白戦でも前線からのプレスが単発になり、攻守の切り替えの遅れが目立ったことから、チームコンセプトの確認をしっかりと行ったようだ。草津は島田のゲームメイクから両SBも絡んだサイド突破が持ち味のチーム。水戸の守備的なSBのがんばりがポイントになる。ボランチと連動してボールを奪い、東京V戦のような胸を好くカウンターを見せることができるか。
2006.11.24
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約1ヶ月ぶりのホーム笠松での試合とあって、心待ちにしていたサポーターも多かったはずだ。アウェイで連勝中と言う事も相まって、期待度も高かっただろう。しかし、残念ながら2ヶ月ぶりのホームでの勝利をプレゼントすることはできなかった。今日の試合では、ミスらしいミスはなく、全員が及第点を与えられるぐらいの出来ではあった。それでもこの結果となったのは、力負けと言うことなのだろうか?連勝中の水戸ではあったが、「今のチームの状況を考えるとある程度はやれていた。」と河野が語ったように、チーム状態は決してよくなかった。前節の徳島戦も勝ったとは言え「ひどい内容」と前田監督が口にしていたように、3-5-2の相手には3バックが機能しないことも露呈した。後半、4バックにして活路を見出したことから今節も4バックを選択したが、塩沢、岩舘の使いどころを失い、前線からのプレスと言うストロングポイントを放棄してしまった。また、大和田が故障から欠場し、金が6試合ぶりの先発フル出場することになり、出場停止の椎原の代わりには怪我上がりの権東が入った。二人とも落ち着いたプレーを見せていたが、それ以上のことができなかったのも事実だ。倉本が軽い肉離れで前半退いたのも痛かった。水戸の4バックは攻守に貢献度の高い彼あってのもので、小椋がサイドに回り、高橋の突破で相手を押し込むと言う苦肉の策も西谷を止めることはできず、唯一の失点も右サイドを破られてのものとなってしまった。ひさびさの先発出場となったアンデルソンは、まずまずのプレーを見せていた。前田監督の指示通りにパスを簡単にはたくこともしていたし、守備もしっかり行っていた。しかし、強引なドリブル突破と積極的なシュートと言う彼の良さが消え、不慣れなパスはうまく繋がらなかった。それでもチームにフィットしようという姿勢が感じられたのは評価したい。来季も残留するのであれば、オフの間に連携を高め、彼の良さを引き出しながらチームとのバランスをとることも可能なはずだ。試合を通して感じたことは、やはり水戸はまだまだ発展途上のチームだなということだった。チーム状態が悪い中でも上位相手に勝ち点を拾うという芸当は、残念ながらできなかった。足元を見つめながら、来季を見据えた戦いを残り2戦では見せて欲しい。次戦は笠松で草津を迎えてのホーム最終戦となる。このままホームで勝利することなく今シーズンを終えることは許されない。次節は試合がないため、他チームより疲労も少なく試合に臨むことができる。問題点をしっかりと修正し、北関東ダービーを文句のない快勝で終えたいところだ。
2006.11.18
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5日、笠松運動公園陸上競技場で全国高校サッカー選手権茨城予選準決勝の2試合が行われた。たくさんの観客が見つめるなか、死力を尽くした高校生達の熱戦が繰り広げられ、2試合とも延長戦にまでもつれる死闘となった。第1試合は、水戸葵陵VS鹿島学園。今年のインターハイ覇者と昨年の選手権覇者の対決となった。試合は、開始2分に水戸葵陵が相手DFの判断の悪さを突き、早々に先制。その後は、組織力の水戸と個人技の鹿島が真っ向からぶつかりあい、まったくの互角の展開に。両チームともにチャンスをつくりながら決められず、試合終了の時が迫る。そして、後半ロスタイム、最後まであきらめなかった鹿島学園が同点に追いつく。そしてゴール直後に終了の笛。あと数秒守ることができれば歓喜の瞬間が待っていただけに、水戸葵陵の落胆は大きく、延長前半にも失点を許し、試合終了となった。第2試合は、水戸短大附VS水戸商。伝統校同士の戦いは、スタンドの部員や観客も巻き込んだ総力戦となった。水戸短大附は中盤でボールを支配し、ドリブルや巧みなパス交換でゴールへ迫る。対する水戸商は、高さのあるプレーヤーを擁し、堅い守備とセットプレーで応戦する。終盤は水戸商に足をつる者が続出し、水戸短大附がスピードあふれるドリブル突破で押し気味に試合を進めていたが、決定機を決めきれず、PK戦に突入する。先行の水戸商は、2度枠を外してしまう場面があったが、その度に水戸短大附も決められず、12人目にはGKに止められて万事休す。試合内容で勝った水戸短大附だったが、PKに泣いた。今日の試合結果水戸葵陵 1-2 鹿島学園水戸短大附 0-0 水戸商 (PK 9-10)決勝は12日(日)、カシマスタジアムにて行われる。好ゲームを期待しよう。
2006.11.05
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11月4日 全国高校ラグビー大会茨城予選準々決勝(ト伝の郷運動公園)11月5日 全国高校サッカー選手権茨城大会準決勝(笠松) 水戸葵陵VS鹿島学園 水戸短大附VS水戸商業高校サッカー茨城大会見どころ準決勝までは強豪が順当に勝ちあがった。各チームの短評は下記の通り。水戸葵陵:インターハイに初出場。DFは身長は低いが粘り強い。攻撃力にも定評がある。鹿島学園:3年連続出場を目指す。昨年は全国ベスト8入り。水戸商:インターハイ予選準優勝。伝統校。水戸短大附:個人技では県内屈指のチーム。(大会オフィシャルページより)
2006.11.03
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2日、ひたちなか市で全国高校駅伝茨城予選会が開催されました。男子優勝土浦日大(5年連続10回目)女子優勝茨城キリスト(4年ぶり11回目)毎年苦戦が続いている茨城勢。5年連続となる土浦日大は、現時点で代表が決定しているなかで最高タイムを出している仙台育英とは5分もの差がある。優勝争いは難しいかもしれないが、なんとかトップ20入りを目指して欲しい。久しぶりの出場である茨城キリストは、タイム的には全国平均と言ったところ。ブレーキなく全員が力を出し切れば、上位進出も望めるかもしれない。しっかりと調整して言って欲しい。全国大会は12月24日、京都・西京極を中心に、都大路を舞台に行われる。
2006.11.02
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