2009.12.21
カテゴリ： い
今までたくさんの先生と出会ってきたけど
1番尊敬しもっとも大きな存在、それは中3の時の担任だった。
私にとってはまさに「金八先生」そのものだった。
年賀状でのやりとりは卒業してからもずっと続いている。
今年はどんな年賀状にしよう･･･
あれこれ考えながら仕事から帰宅。
ポストをのぞくと喪中のはがき。
嘘！
喪主は先生の奥さまだった。
そしてバクバク音をたてた。
不覚にも子どもの前で泣いてしまった。
もう年賀状を送ることももらう事もなくなるんだ･･･
毎年近況報告することを
自分はいかに楽しみにしていたのかが
その時はっきりと分かった。
定年退職して新たに教育に関わる仕事に就いた先生と
電話で話したのは5年前。
それが最後の会話となった。
先生の自宅を訪れた。
少しでも長く生きるために療養するか
迷わず後者をとった先生。
ほんと･･･先生らしい。
2日前まで元気に仕事をしていたのに突然逝ってしまったが
自分が決めた人生だから後悔はなかったと思う。
本当に子どもが好きでしたから。
先生ってなんて素晴らしい職業なんだろう。
そう思った。
戒名に 「教」 という文字が使われていた。
昔のまま、ちっとも変ってない先生の遺影に
そっと手を合わせた。
先生の自宅を後にした。
真っ青な空に
真っ白い大きな富士山が眩しかった。
ご冥福をお祈りいたします。
ありがとうございました。
Libera Far away
ということで次回は いのり の 「 り 」
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