ちょっぴりお得な生活豆知識

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2010年08月21日
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カテゴリ: 映画・音楽



 「なぜ自殺してはいけないのか?」。この問いに対する論理的な答えはあるのだろうか。おそらくないから、自殺は根絶されないのではないか。論理的に説明することなど不可能だと思われる。なぜならば、「人はどんなに苦しい状況でも絶対に生き続けなければいけないのか?」という問いに論理的に答えることは誰にもできそうにないから…。

 が、小説「カラフル」は、この問いに対する答えのヒントを与えてくれる。どんなにつらくても生きることには価値があり、生きることは素晴らしいと気付かせてくれる。人には知恵や勇気、誇りがあり、大切な家族や友人を持つが、自殺はそれらを一切否定し逃げる行為ではないかと教えてくれる。

 12年前に単行本で発行。3年前に文庫化され、現在14刷を数える。 同名でアニメ映画化され今日から公開。 話題を呼んでいるので、さらに版を重ねるだろう。

 死んだはずのぼくの魂は、プラプラという名の天使に連れられ、自殺をはかって間もなく死ぬ運命にある中学3年生、小林真の体に潜り込むが…という物語。

 「小説を読んだ人をがっかりさせたくない」と話す原恵一監督は傑作「 河童のクゥと夏休み 」を手掛けた鬼才。小説の世界観を生かしながら、アニメの細やかな描写力を駆使し、生きることの素晴らしさを力強く訴える。原作と比べるのも一興だ。


【記事全文】2010年8月21日 産経ニュース
【話題の本】『カラフル』森絵都著



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Last updated  2010年08月21日 10時18分41秒
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