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共感を呼んでいる寅さん愛の名ぜりふ

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テーマ：ニュース(100210)

カテゴリ：映画・音楽

　共感を呼んでいるのは、シリーズ第１６作「葛飾立志編」で寅さんが「ああ、いい女だなあ、と思う。その次には、話がしたいなあ、と思う」から始めて、女性への愛情について語った長ぜりふ。

　７月２５日に投稿された後、２７日ごろから一気に口コミで広まり、８月２日午後時点で「いいね！」は３万件を突破。現在も増えている。

　コメントも約３００件寄せられた。若い女性が多く、「いつかこんな風に想ってもらえるくらい、愛される自分になりたい」「こんなふうにおもってもらえたら、しあわせですね！」「自分も相手をそんな風に思えるといいな」といった書き込みが目立つ。

　松竹では、今年１月から同シリーズ４８作の中から寅さんの名ぜりふを音声つきで楽しめるスマートフォン向けアプリ「年がら年中男はつらいよ」（４５０円）を提供。そのセリフを担当者が時折、フェイスブックに投稿してきた。どのせりふも人気を集めたが、「いいね！」は数百件だった。

　今回の反応は、けた違いに多い。担当者は反響に驚きながらも、「寅さんの、相手の幸せを第一に考える性格が若い世代に響いた。そんな寅さんの明るさや元気から、パワーをもらいたいと思ってもらえたのでは」と解釈している。

■話題を呼んだ寅さんのせりふ全文

　「ああ、いい女だなあ、と思う。その次には、話がしたいなあ、と思う。ね。その次には、もうちょっと長くそばにいたいなあ、と思う。そのうちこう、なんか気分が柔らかくなってさ、ああもうこの人を幸せにしたいなあと思う。もうこの人のためだったら命なんかいらない、俺死んじゃってもいい、そう思う。それが愛ってもんじゃないかい」

【記事全文】2012年8月2日　産経ニュース
寅さんの愛のせりふに「いいね！」３万回

　文字だとそれほど・・・実際に聴いてみると違うのかなぁ？　