ちょっぴりお得な生活豆知識

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2016年11月21日
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 「聖地に、三葉として来てみたかった」。今月7日、山深い田舎町に住む主人公の女子高校生、宮水三葉(みやみず・みつは)になりきり、古い街並みを歩く人がいた。同県可児市の会社員、鍵谷美沙希さん(23)は、高校時代に使っていたスカートと靴をはき、肩からスクールバッグをさげ、胸元にリボンをつける。映画で大事な役割を持つ赤い「組みひも」で髪をまとめる。映画を8回見た鍵谷さんは「豊かな自然は映画と同じで、三葉になれた気がして気分が高まる」と話した。

 市内には映画のモデルとして登場するJR飛騨古川駅や市図書館、気多若宮神社の階段、宮川落合バス停がある。金沢市の保育士、高桑実由紀さん(23)は「映像と同じくらい、まちがきれい」と感激の様子だ。駅北側の渡線橋は、映画と同じ構図で駅舎と列車を撮影できる。列車が到着する度に大勢の人がカメラを構える。

 飛騨古川さくら物産館が9月16日、映画のパネル展と同時に、組みひも作り体験の企画を始めたところ、最高で1日に約150人が体験した。参加者のうち男性が8割以上で、20代が大半を占める。3色の麻の糸を使い、1時間以上かけて長さ約80センチに織る。愛知県あま市の大学3年、高野琢己さん(21)は「手芸をするのは高校の授業以来なので新鮮だった。集中力を必要として難しかったけれど、うまくできた」と、満足そうにかばんに付けた。同館の沖村裕子副館長(56)は「1人で体験する男性も多く、『三葉に会える気がする』と言う人もいた。体験を通し、映画と同じように人と人との結びの大切さを知ってほしい」と期待する。

 市観光課は市をPRする絶好の機会ととらえる。散策マップを作り、観光案内所や駅に置くとすぐになくなる状態で、約3万枚を配った。また、駅と図書館、気多若宮神社の3カ所に加え、任意の市内のお勧めスポットを本人入りの構図で撮ると、オリジナルの映画のクリアファイルをもらえる「フォトラリー」を今月10日に始めた。市図書館は館内の撮影を許可している。多い日には500人以上が訪れ、来館者全体の半数近くを占めた。

 都竹淳也市長は「聖地巡礼の方々に喜んでもらえるように、飛騨のおもてなしの気持ちが伝わる取り組みを強化していきたい」と意気込んでいる。

【記事全文】2016年11月19日 毎日新聞
三葉に会いたい 聖地巡礼、飛騨にファン続々



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Last updated  2016年11月21日 09時21分32秒
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