ちょっぴりお得な生活豆知識

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2019年11月08日
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テーマ: ニュース(100160)


 延長コードは正殿の北東側から発見された。市消防局の山城達予防課長は「常時電源が通っている状態だった」としており、正殿内に設置されていたLEDの照明器具の電源として利用されていたという。

 市消防局によると、延長コードは正殿北側にある分電盤側面のコンセントにつながっており、このコンセントは分電盤から電気が供給されるようになっていた。コードには30カ所以上の焼けて溶けた溶融痕と呼ばれる痕跡があった。

 首里城を管理・運営する沖縄美ら島財団や県などが行ったこれまでの会見では、 このコードの存在について明らかにしていなかったが、山城予防課長は溶融痕について「配線同士が接触してスパークした結果生じる短絡痕だった可能性がある」と指摘。 「火災原因の特定につながっていくと思う」として、今後詳しい分析を進めると明言した。

 日本防火技術者協会の鈴木弘昭理事によると、溶融痕は火災熱によって生じるのに対し、短絡痕はショートを起こして発火した痕跡であるため、火災原因になり得るという。

 鈴木理事は、短絡痕が原因となる火災のメカニズムについて「コードの内部の電線を損傷する『半断線』を起こすと、損傷部分では電気抵抗が大きくなるため、熱が生じて電線を覆う被覆材が溶ける。そのために隣り合う配線同士が接触し、ショートして発火の危険性が高まる」と話した。

【記事全文】2019年11月8日
首里城火災 配線接触で火花か 消防会見 溶けたコード詳細分析へ












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Last updated  2019年11月08日 09時36分40秒
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