ちょっぴりお得な生活豆知識

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2021年01月14日
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テーマ: ニュース(99432)


モラルの低下で受け取り拒否

 「日本大百科全書」によると「注連縄(しめなわ)は、早くから信仰に結びつけて理解されてきた」とあり、日本の神様は祭りのたびに来臨するので、神霊を迎えるための清浄な場所を示すために張りめぐらせたとされる。後に神が神社に常駐すると考えられるようになると、拝殿や鳥居に張られるようになり、一般家庭でも神棚のほか、玄関先に飾るしめ縄が浸透していったことが説明されている。

 正月のしめ縄飾りは、元日の朝に家に訪れる福の神「年神」の目印になるほか、家内に不浄なものを立ち入らせない結界の意味もあるという。地域によって違いはあるが、関西ではしめ縄飾りや松飾りが1月15日までの「松の内」まで置かれ、小正月や節分に社寺のお焚き上げ行事「とんど焼き」で焼納されてきた。

「塩ふって処分」とんど存続の危機か

 一部でしめ縄飾りをゴミとして出すように促す神社が出てきているほか、街中の社寺ではとんどを行っていないケースもある。そこで、ゴミとして出す場合の正しい方法を大阪市環境局事業管理課に尋ねると、担当者は「廃棄物として扱う場合は、最大辺が30センチ以下なら普通ゴミになる」と回答。だいだいなどの付属品もそのままで出しても問題ないという。

 同課では仏壇の処分について市民から質問されることがあるといい、「『魂を抜かなくて大丈夫か』などといった宗教上の心配事に関してはお寺などに尋ねてもらうようお願いしている」と話す。

 しめ縄飾りについても「そういったことを気にする人に対しては、地域の神社などへお清めの方法を聞くよう案内する」というので、改めて鶴見神社に清め方を尋ねると「塩をふって袋に入れて処分してください」と返答があった。物の清め方については、社寺によって多少の違いもあるので、そういった情報が敷地内のわかりやすい場所に明示されていると、混乱は避けられるはずだ。

【記事全文】2021年1月13日
しめ縄飾りは「ゴミ」か…処理に困る声












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Last updated  2021年01月14日 20時37分36秒
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