☆航空無線のii-blog

PR

×

Category

Archives

2026/10
2026/09
2026/08
2026/07
2026/06
2026/05
2026/04
2026/03
2026/02
2026/01

Keyword Search

▼キーワード検索

2007/03/11
XML
カテゴリ: ブログ関連
ケンウッドサービスセンターから、注文していたTR-851用のボリューム補修パーツ(\2000)が届きましたので、付け替え作業をしました。

中古で購入したTR-851は、登場がちょうど20年前になる古い無線機なので、使っているうちにボリュームをまわすと「がががっ」「じゃっ!」とノイズが次第にひどくなってきました。それでも、音量調節をする時だけの問題ですから「まあしかたないな」とそのまま利用していたのですが、どうやら運用上で問題になる現象が頻発するようになりました。

それは運用・交信中に相手から届いた音声信号が「突然小さくなってしまう」!

ようになったのでした。まるでボリューム部分の接触不良のような感じで、交信中にボリュームつまみをまわして、受信音量を上下させると「がが・じゃっ」と大きな音を立てたのち、相手からの音声信号がもとの音量レベルに戻る、という具合です。

そういえば数日前に5エリアで出かけている時、このモービル機で5エリア局と交信をしていて受信音がすぅーっと小さくなったので、「トラックか飛行機でも通ったのかなあ、信号が小さくなったけど今は大丈夫ですよ・・ははは」などとレポートをしていました。どうやらこの時もTR-851の20年近い時間の経過したボリュームパーツの問題だったかもしれません。(DOLさん、あの時の現象は僕の無線機の問題だった可能性が極めて大きいです)

そして、昨日声をかけていただいて倉敷市の移動運用地へお邪魔して、僕も自分の車からコールサインを叫んだりさせてもらいましたが、その時に6エリアからの電波が、これははっきりと支障になるほど「急激に音声が小さくなってしまう」現象が起きていました。遠くからの、かすかな430MHzSSB音声信号を聞き取ろうとボリュームを上げたり下げたりしていましたから、一気にボリュームの接触不良のような現象が起きたのかもしれません。

ともあれ、そうした現象が顕著になる前から、無線機TR-851のボリューム補修パーツが「ケンウッド・カスタマーセンター」で入手だけはしておこうと注文しておきました。もし不具合が生じるようになったらその時には、ボリュームパーツを交換してみようと、先のこととして手配していたのですが、今日ケンウッドから補修用ボリュームパーツが届いたので、一気に取替え作業をすることにしました。

この補修パーツをケンウッドから入手する時に注意点をご連絡いただきました。
> >■ご注意■


これはプレッシャーになりました(^-^;)。僕のTR-851がすごくいい状態になるか、それとも手に入れて日が浅いのに「燃えないごみ」になるかという話です。だから・・・どうしてもボリュームのいわゆる「ガリ」というのがひどくなって、無線機としてまともに使えなくなったときのための「備え」のつもりだったのでした。でも昨日の倉敷市移動運用であまりにひどい状態で差支えが確認されたので、「かけ」にでることにしました。(ちなみに半田付けの「経歴」は、アマチュア無線をするようになって同軸ケーブルにコネクタを取り付けるために、「こて」を買って「はんだ」を用意したような次第です(--;) )

まず、TR-851をデミオから取り外してきました。(無線機を取り付けてから、その後いったい何度付けたり外したりしたことか・・・まだまだ続きそうです) 「さあやるぞ」とTR-851をバラしていきます。
851補修1

フロントパネルをはずして、ボリュームつまみ、RITつまみ、メインダイヤルがその裏に基盤と接続されています。基盤とボリュームとはコネクタで接続されていますので、それを精密ドライバを使って少しずつ外しにかかります。そうして、取り外したボリュームがトップの写真です。

ボリュームそのものはさらに小さな基盤に半田付けされています。補修部品で届いたものが基盤ごとユニットになった部品であれば、何の問題もなかったのですが、届いたのはボリューム本体だけです。

ボリュームの裏には「10本の足」が出ていて、それが基盤を突き抜けていて、その足と基盤が半田付けされているので、その足ひとつずつ半田を「吸い取り線」を利用しながら除去していきます。 吸い取り線とこてをあてるとじじっと音がして煙がすぅーーーっとあがります。

851補修3

「基盤を壊さないかな」「基板上の配線を傷つけないかな」「熱を与えすぎてだめにしてないかな」・・・だいたい「吸い取り線」を買ったのも今回初めてですし、使ったことは今まで一度もありません(^-^;)。(この低レベルだと「かけ」にもならないかもしれません)

相手が10本もあります。僕にとっては大変な作業です。・・・・でも幸か不幸か10本もあると・・なんと初挑戦であってもそれなりに習熟するものなのですねえ(^-^;)。しだいに要領が分かってきて、作業の後半は非常に手際よく半田を吸い取ることができて、ボリューム本体の足をすぅっっと抜き取ることができるほど、きれいに半田を除去することができるようになりました(^-^)。 そこで最初のころのまだ十分に半田を吸い取ることができていない足に戻って作業を繰り返します。

最後には、ころっ!とTR-851のボリューム本体が基盤から外れました(^-^)/

この段階で、僕が基盤を壊しているのか、いないのか、(すなわちお気に入りの無線機TR-851をダメにしたのかどうか)それは分かりません。とりあえず、分解作業は終わったので、今度は新品ボリュームパーツを取り付けて無線機を元の状態に組み立てなおすだけです。

新しいボリュームの10本の足を少し位置調整して基盤に載せ、裏から半田付けします。基板上の配線をバイパスしないように「こて」をあてる角度を工夫しながら、10ヶ所の半田付けをします。(先の吸い取り線を使った半田除去を思うと、あまりに簡単で、あまりにうまくできるのでびっくりです!)

あとはボリューム・基盤を、無線機のメインの基盤にコネクタで取り付けます。後の組み立ては「ねじ止め」だけです。いくつものねじを順序良く取り付けて無線機を組みなおすのですが、半田・こてを手にしてなくてもいい「開放感」から、楽で楽しい作業です(^-^)/

851補修4




管理人  





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007/03/11 05:08:29 PM
コメント(7) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


そんなに古いの?  
JR5IVA さん
 私もTR-851を持っています。(TR-751も)
20年って・・・そんなになるんでしょうか?(檄汗)
 私の開局当時は、その前のモデルのTR-9000/TR-9300等が現役の時代でしたから。

 投稿された記事、他人事ではないのでしっかりと読まさせていただきます。 (2007/03/11 09:47:40 PM)

TR-851/1992  
ish4  さん
JR5IVAさん、こんばんは。
そうですか、TR-751/851と使われているのですか。

すぐ資料が出てきませんが何かで確認して1986年にTR-851が登場したとメモしていました。この機種は発売から長く製造・販売された無線機であると、関係者の方からうかがいました。

ちなみに僕が中古で手に入れたTR-851についてきた取扱説明書は1992年印刷のものとなっています。登場からしばらく後に出荷された無線機と言えそうです。

もしかすると、その後の機種と共通のパーツだったのかもしれませんが、それにしても今でもボリュームパーツが補修部品として手に入ることに、驚きました。おかげで無線機が生まれ変わったような印象です。
管理人 JN4VWH   (2007/03/11 10:30:02 PM)

Re:TR-851/1992  
ish4  さん
Kenwood TR-851の資料ページのひとつを見つけました。

http://home.att.ne.jp/yellow/mikawaya/2001/y/1986.html
http://home.att.ne.jp/yellow/mikawaya/2001/c01/192.html

751と851は、数ヶ月違いの兄弟のようです(^-^)。
後者のページには、無線機個々の情報がありました。
管理人   (2007/03/12 10:21:07 PM)

Re:TR-851補修(03/11)  
hubuki さん
あーもう修理終わってるんですね!
正直びっくりしました、本当に吸い取り線なんかを初めて使ったんでしょうか?????
実に手際がよい感じです、結構パターンを切ってしまって泣く方が多いので。。。。
何より無事に完了おめでとうございました。
あと、外した古いVRは接点復活材でも振りかけて放置しておくと直るかもしれませんね。
それから臨界点が変化したのは微妙に抵抗の性能が違うからかもしれません。
内部の半固定抵抗でこの辺りは調整できると思いますが、別に気にならないのなら構わないと思います。
もしこれが音の出る比率が変わったとかだと抵抗の変化曲線が違う物が届いた(代用品?)と言うことになります=Aカーブ/Bカーブ/Cカーブ等。
大事にして上げてください。 (2007/03/12 11:40:17 PM)

Re[1]:TR-851補修  
ish4  さん
hubukiさん、本当に幸いでした。
もともと部品だけ取り寄せて確保したら、無線機には手をつけずに現状のままずっと使うつもりでした。まだ手に入れて使い始めたばかりですし、車にもやっと取り付けたばかりでしたから、手を加えてダメにするのはもっと先で!と思っていました(^-^;)。

ところが、パーツが届くのも早かったし、ちょうどそのタイミングで交信に支障の出るほどのボリュームの悪化が始まったので、補修部品入手と同時に作業してしまおうと決めました。事前に購入しておいた「吸い取り線」を使って練習さえもしていなかったので、本当は心配どころか実はほとんど無線機TR-851を絶望視した上での作業でした(^-^;)。

吸い取り線の扱いは、基盤に半田付けされた10本の足を相手にしているうちに様子が変わってきたのが面白かったです。最初は基盤が焼けて、焦げて黒くなって、どうにも怖いので、こての先を押し付けている時間が短かったようです。吸い取り線にほんの少しずつ半田がついてくる!という感じでした。

でも作業の途中で、こてを付けたり外したりしているうちにボリューム本体がかなりの熱を持っていることに気づきました。おそるおそる、ちょこちょこ半田こてをあてているうちに、ボリューム部品がかなり熱くなっていたようです。

こてを当てなくても半田が溶けかかっていたりするのをみて思ったのは「どうせ部品が熱にさらされるのなら、しばらくこてを当てたままにしておいて一気に半田を溶かして、吸い取るほうが基盤と部品のためによさそうだ」ということでした。 それからは吸い取り線とこてを当初よりも長くあて続けてみることにしました。(続く)
(2007/03/13 12:31:36 AM)

Re[2]:TR-851補修  
ish4  さん



この場合、取り外したボリューム部品は利用することはないので、熱を与えすぎてボリューム部品が壊れても問題はなく、大事なのは基盤だけでしたので、思い切って熱を加えて、一気に半田を除去することが出来たように思います。

とにかく10本も半田付けされた足があったことが幸いでした。最初の数本でしっかり半田除去の練習が出来ました。

新しいボリューム部品での操作感については、気になることもなく不都合もない感触です。本当に幸いでした。でも後で思いました。いろいろ試みることを楽しんでいるところですが、何も半田の吸い取りを「無線機本体」で試すのはあまりに無謀なことでした。
管理人   (2007/03/13 12:32:12 AM)

HELP: Need X53-1460-xx D/6 or R23-9402-05  
Chuck.VK5CQ@gMail.com さん
Hello from Australia! Forgive that I cannot write in Japanese... I need a replacement part for my Kenwood TR-751A (like TR-851A), namely: "SQL / AF / POWER Sw" preferably the complete module "(X53-1460-xx) (D/6)" which one supplier shows as "(X53-1460-11) (D/6)" or maybe just the principal component, ie: R23-9402-05. Please eMail me your price (incl. shipping). TNX & 73, VK5CQ@gMail.com Post: GPO Box 222, Adelaide, SA 5001; tel: +61-433-377-370 (2007/11/01 06:03:28 AM)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: