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2007/03/11
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カテゴリ: ブログ関連


中古で購入したTR-851は、登場がちょうど20年前になる古い無線機なので、使っているうちにボリュームをまわすと「がががっ」「じゃっ!」とノイズが次第にひどくなってきました。それでも、音量調節をする時だけの問題ですから「まあしかたないな」とそのまま利用していたのですが、どうやら運用上で問題になる現象が頻発するようになりました。

それは運用・交信中に相手から届いた音声信号が「突然小さくなってしまう」!

ようになったのでした。まるでボリューム部分の接触不良のような感じで、交信中にボリュームつまみをまわして、受信音量を上下させると「がが・じゃっ」と大きな音を立てたのち、相手からの音声信号がもとの音量レベルに戻る、という具合です。

そういえば数日前に5エリアで出かけている時、このモービル機で5エリア局と交信をしていて受信音がすぅーっと小さくなったので、「トラックか飛行機でも通ったのかなあ、信号が小さくなったけど今は大丈夫ですよ・・ははは」などとレポートをしていました。どうやらこの時もTR-851の20年近い時間の経過したボリュームパーツの問題だったかもしれません。(DOLさん、あの時の現象は僕の無線機の問題だった可能性が極めて大きいです)

そして、昨日声をかけていただいて倉敷市の移動運用地へお邪魔して、僕も自分の車からコールサインを叫んだりさせてもらいましたが、その時に6エリアからの電波が、これははっきりと支障になるほど「急激に音声が小さくなってしまう」現象が起きていました。遠くからの、かすかな430MHzSSB音声信号を聞き取ろうとボリュームを上げたり下げたりしていましたから、一気にボリュームの接触不良のような現象が起きたのかもしれません。

ともあれ、そうした現象が顕著になる前から、無線機TR-851のボリューム補修パーツが「ケンウッド・カスタマーセンター」で入手だけはしておこうと注文しておきました。もし不具合が生じるようになったらその時には、ボリュームパーツを交換してみようと、先のこととして手配していたのですが、今日ケンウッドから補修用ボリュームパーツが届いたので、一気に取替え作業をすることにしました。

この補修パーツをケンウッドから入手する時に注意点をご連絡いただきました。
> >■ご注意■


これはプレッシャーになりました(^-^;)。僕のTR-851がすごくいい状態になるか、それとも手に入れて日が浅いのに「燃えないごみ」になるかという話です。だから・・・どうしてもボリュームのいわゆる「ガリ」というのがひどくなって、無線機としてまともに使えなくなったときのための「備え」のつもりだったのでした。でも昨日の倉敷市移動運用であまりにひどい状態で差支えが確認されたので、「かけ」にでることにしました。(ちなみに半田付けの「経歴」は、アマチュア無線をするようになって同軸ケーブルにコネクタを取り付けるために、「こて」を買って「はんだ」を用意したような次第です(--;) )

まず、TR-851をデミオから取り外してきました。(無線機を取り付けてから、その後いったい何度付けたり外したりしたことか・・・まだまだ続きそうです) 「さあやるぞ」とTR-851をバラしていきます。
851補修1

フロントパネルをはずして、ボリュームつまみ、RITつまみ、メインダイヤルがその裏に基盤と接続されています。基盤とボリュームとはコネクタで接続されていますので、それを精密ドライバを使って少しずつ外しにかかります。そうして、取り外したボリュームがトップの写真です。

ボリュームそのものはさらに小さな基盤に半田付けされています。補修部品で届いたものが基盤ごとユニットになった部品であれば、何の問題もなかったのですが、届いたのはボリューム本体だけです。

ボリュームの裏には「10本の足」が出ていて、それが基盤を突き抜けていて、その足と基盤が半田付けされているので、その足ひとつずつ半田を「吸い取り線」を利用しながら除去していきます。 吸い取り線とこてをあてるとじじっと音がして煙がすぅーーーっとあがります。

851補修3

「基盤を壊さないかな」「基板上の配線を傷つけないかな」「熱を与えすぎてだめにしてないかな」・・・だいたい「吸い取り線」を買ったのも今回初めてですし、使ったことは今まで一度もありません(^-^;)。(この低レベルだと「かけ」にもならないかもしれません)

相手が10本もあります。僕にとっては大変な作業です。・・・・でも幸か不幸か10本もあると・・なんと初挑戦であってもそれなりに習熟するものなのですねえ(^-^;)。しだいに要領が分かってきて、作業の後半は非常に手際よく半田を吸い取ることができて、ボリューム本体の足をすぅっっと抜き取ることができるほど、きれいに半田を除去することができるようになりました(^-^)。 そこで最初のころのまだ十分に半田を吸い取ることができていない足に戻って作業を繰り返します。

最後には、ころっ!とTR-851のボリューム本体が基盤から外れました(^-^)/

この段階で、僕が基盤を壊しているのか、いないのか、(すなわちお気に入りの無線機TR-851をダメにしたのかどうか)それは分かりません。とりあえず、分解作業は終わったので、今度は新品ボリュームパーツを取り付けて無線機を元の状態に組み立てなおすだけです。

新しいボリュームの10本の足を少し位置調整して基盤に載せ、裏から半田付けします。基板上の配線をバイパスしないように「こて」をあてる角度を工夫しながら、10ヶ所の半田付けをします。(先の吸い取り線を使った半田除去を思うと、あまりに簡単で、あまりにうまくできるのでびっくりです!)

あとはボリューム・基盤を、無線機のメインの基盤にコネクタで取り付けます。後の組み立ては「ねじ止め」だけです。いくつものねじを順序良く取り付けて無線機を組みなおすのですが、半田・こてを手にしてなくてもいい「開放感」から、楽で楽しい作業です(^-^)/

851補修4




管理人  





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Last updated  2007/03/11 05:08:29 PM コメント(7) | コメントを書く


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