「宝物」胸にさらなる飛躍へ＝ロンドン五輪でメダル目指す内田翔－競泳

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2009.09.30

「宝物」胸にさらなる飛躍へ＝ロンドン五輪でメダル目指す内田翔－競泳

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スポーツニュース速報！

　今夏の世界水泳選手権（ローマ）競泳男子200メートル自由形で4位と健闘した内田翔（22）＝群馬SS＝が、「宝物」を胸にさらなる飛躍を目指している。

　世界選手権で入賞した夜、思いがけない祝福があった。日本水泳連盟名誉会長の古橋広之進氏と並んでマッサージを受け、「フジヤマのトビウオ」と呼ばれた偉大な先輩に声を掛けられたという。「後継者になれ」と。そのわずか5日後の8月2日、古橋氏はローマで急逝。「あの言葉は宝物です」と内田は話す。

　それから約1カ月後、法大4年生として臨んだ日本学生選手権（熊本市）で大暴れした。大会前日の公式練習後には「絶不調」と語っていたが、自信に満ちた泳ぎで自由形の200メートルと400メートルをともに大会新で制覇。400メートルと800メートルのリレーでも、チームを優勝に導いた。法大は30年ぶりに男子総合優勝。その立役者となった。

　日本学生選手権では実力だけでなく、豪放なキャラクターも存分に発揮した。スタート前には、ひときわ大きなジェスチャーで陣営にアピール。優勝インタビューの際には、ローマでも飛び出した「ファンタスティック」というせりふで会場を盛り上げた。

　「自分に与えられた使命は、ロンドン五輪でいい色のメダルを取ること」と言い切る。世界レベルと格差があった日本の男子自由形に明るい材料をもたらしている内田は、「五輪までまだ3年ある。力を付けられる」と成長を誓った。　

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これもひとつの形なのでしょう。
しばらく見守っていきたいと思います。

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