2009.10.04
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
スポーツニュースの速報です!


 「本当に残念。東京にぜひもう一回立候補してほしい」。落選後、JOCの福田富昭副会長は、絞り出すようにこう訴えた。2016年夏季五輪への立候補をJOCとして検討した当初は、20年五輪をターゲットにしていた。



 背景にあったのは慣例の「大陸ローテーション」制。昨年の北京、12年のロンドンに続く16年は「米国に行く可能性がある」とし、20年にこそ、アジアに戻ってくるとみて、16年で知名度を売っておくことが重要と考えた。



 もっともスポーツ界の願いであり、立候補するのは都市。招致には多額の費用がかかるだけに、JOCとしては東京に「再挑戦をお願いするしかない」。ブラジルは過去3回落選しており、1964年東京五輪も60年に続く2回目で射止めた。



 一発で成功を収めるのは難しいのも現実だが、立候補を促すからには、勝てるだけの材料を提示しなければならない。JOCの竹田恒和会長が「いろいろ得たものもある。(20年五輪については)これからよく検討していきたい」と控えめに語った理由だろう。



 敗因分析はもちろん、課題となったロビー活動に直結する国際スポーツ界とのパイプ作りを急がねばならない。その上で東京を説得できるか。不況による休廃部が相次ぐなど、これまで日本の競技レベルを支えてきた企業スポーツは曲がり角にある。この状況を五輪開催によって打破したいなら、スポーツ界ももっと汗を流さねばならない。(金子昌世)




舛添、小池、猪瀬…ポスト石原“東京五輪夢散”で風雲急

18年W杯こそ日本で 日本サッカー協会、五輪落選は想定内 

東京落選、経済界に失望 景気底上げの期待空振り

「残念、無念」と石原知事 都民への責務は果たすと強調

「情報戦」で負けたTokyo 南米初開催2016年リオデジャネイロ五輪

※この記事の著作権は、ヤフー株式会社または産経新聞に帰属します。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.10.04 11:59:54


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Free Space


Favorite Blog

まだ登録されていません

Freepage List

Profile

超猫群

超猫群


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: