つれづれに Ika-t

つれづれに Ika-t

2010.01.05
XML
テーマ: 吹奏楽(3486)
カテゴリ: Y明中吹奏楽部
日記をネット上に書くようになって、もう9年目に入りました。長く続いてきましたが、やはりいろいろな失敗がありました。

特に、最初の頃は、思いをそのまま書いてしまい、いろんな人を怒らせたり、迷惑をかけたり……で、難しいものだと感じました。でも、当時は今ほどは普及していなかったので、そのせいで大事にならなかったと思われます。今なら、ブログ炎上!ぐらいのめに遭っていたかもしれませんね。

日記を書き始めた当時、一学年2クラスの小さな学校にいました。その中で何とか部員を集めて、それでも部員数がある程度いる時(2学年で30人を超えるとき)はA部門をやっていました。(周りからは無理している……と思われていたでしょう。)
とにかく全員で、そして全力で、コンクールに出る……というバンドでしたので、そういうバンドから見て、Y中のような部員数が多い学校が、どんな事情があるかは知りませんが、人数を30人に落として、……(メンバーを精選してるように見えます)……、B部門で賞をかっさらっていくのは、特におもしろくなくて……、いろいろ辛辣なことを書いていたように思います。(そういう自分が数年後にY中に赴任することになるとは知らずに……)

私は「吹奏楽は部員全員でやるべき……!」という信念を貫いてきました。吹奏楽部が他の運動部と違うところ……それは、補欠がないこと!です。でも、2学年で40人以上いた場合、B部門に出てしまえば、明らかに10名以上の補欠を作ることになります。

5年前、Y中に赴任したとき、前年まで出場していたB部門に出るか、A部門に出るかで、かなりもめました。当時、部員(2,3年)は45名……、人数だけなら明らかにA部門です。3年生を中心に話し合いましたが、B部門に出た時、落とす15名は誰がどうやって選ぶのだろう……という話になりました。
部員達は「それは先生が決めてください」と言います。私は、
「この年に来たばかりの者が、何も分からずにそんなことが出来るわけがない!」と言い返しました。
「そんなことは、コンクール前になればわかるはずだから、その時、決めればいいじゃないか」と言って来ましたが、


……吹奏楽部、皆でがんばる道を選ぶべき!……

結局、3年生部員達は、15人の2年生をメンバーから落とすのは難しいし……、実はメンバーの約半数が前年に、コンクールメンバーから外された悔しさをもっており、あんな悔しさは後輩には味わわせたくない……という者も出てきて、赴任一年目からA部門に出場できることができました。
今のメンバーにはわからないでしょうが、この話し合いは4月いっぱい続いたわけで、当時の3年生には、私の信念のせいで、とても苦労をかけたことだと思います。しかし、この年、いきなりのA部門挑戦で金賞、翌年からは県代表になれました。

それからは、コンクールは部員全員で(……と言っても、入部早々の1年生には技術的に厳しいので、基本的には2,3年全員で!)という状態になり、今は、A部門出場が当たり前ということになっています。

さて、1月はアンコン県大会出場の者と、それ以外の者に分かれるので、一番不安定な時期です。でも、みんなでがんばる!……ということなので、Y中吹を背負って出場するチームに対しては、部員全員で支援することになっています。特に今年のように打楽器チームが残っている場合、他の部員の協力がなければ、楽器運搬もセッティングもスムーズに出来ません。

「私らのチームは終わったし、後は残っているチームが勝手にやればいいわ……」では、部員全員でがんばる姿勢は生まれません。

とにかく、部員個々の力をつけて、そこに一丸となって頑張る姿勢を加えて、少しでも良い音楽を届けることができるように……、そうありたいものです。

部員一丸、みんなでがんばる姿勢を忘れないでほしいものです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010.01.05 21:13:44
コメント(0) | コメントを書く
[Y明中吹奏楽部] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: