迷えるデカ羊(仮)

迷えるデカ羊(仮)

多分2005年に見た映画のページ その3

多分2005年に見た映画のページ
多分2005年に公開した映画で見たもののページです
多分なんで、順番適当です







●「SHINOBI」●

監督: 下山天
出演: 仲間由紀恵、オダギリジョー
ジャンル: 忍者アクション活劇
評価: 20/100
ストーリー:
互いに敵対する一派だとは知らずにひかれあう、伊賀の朧と甲賀の弦之介。
そんな折り、徳川幕府次期将軍の座を巡って両派の対決が勃発。
再会した2人は敵同士として熾烈な戦いを繰り広げるはめに。
感想:
山田風太郎の「甲賀忍法帖」が原作作品です。
"バジリスク"って名前で漫画化もされてます。
まぁなんつーか、やっちまったなって感じでした。
タイアップが激しかったんで、思わず期待感大でしたが、
浜崎あゆみの曲を聴きに映画館に行かされたと思いました。
なんつーか、2時間に詰められるもんじゃないですね。
一応話の主軸は甲賀と伊賀に別れた二人の悲恋、
そしてそれをとりまく忍者達の戦う宿命を帯びた運命ってやつが
交差していい感じになるはずなんですが、
2時間でそれをやろうってのが間違いですな。
なんかもう色々と圧縮して手直しして失敗した感じです。





●「ルパン」●

監督:
出演:
ジャンル: ??
評価: 60/100
ストーリー:
盗人の父と高貴な母をもち、城館で財宝に囲まれて育ったルパン少年。
父が蒸発し、母の死を経て天涯孤独になったルパンは従妹クラリスと愛し合うようになり、
やがて王座を巡る陰謀に巻き込まれていく
感想:
ルパンといってもモンキーパンチじゃありません。
でも僕は日本人なんでモンキーのルパンしか知りません。
こっちが本家本元のルパンです。
ちなみにモンキーはこのアルセーヌ・ルパンの孫という設定。
美女にモテモテなのは共通♪。

それはいいとして、まぁまぁ見れた作品でした。
なんというか冒険物みたいな感じでしたね。
ルパンって人の皮肉な人生の物語。
フランスではかなり力を入れてお金を費やした作品らしく、
世界のカルティエの全面協力のもと映画に出てくる
装飾品全てカルティエデザインのようです。
といっても貴金属に疎い私には
なんか光もんが沢山出てくるなぐらいにしか感じませんでした。

フランス映画なので当たり前ですが、出てくる言葉が全てフランス語です。
なんで全体的にすました感じを受けました。(私だけ?)
感情の起伏の多いシーンなんかでもお上品に聞こえてしょうがなかったです。


謎と美女って単純且つ明快なお話。
よく言えば何も考えずに楽しめ、
悪く言えばハリウッドによくある冒険物のリメイク(若干グレード下がり)
って感じです。

結局僕には年中とっつぁんに追いかけられて、美女に騙されるルパンのほうが合ってたようです。





●「スクラップ・ヘブン」●

監督: 李相日
出演: 加瀬亮、オダギリジョー、栗山千明
ジャンル: 青春物?
評価: 85/100
ストーリー:
バスジャックに遭遇したシンゴ、テツ、サキの3人。
数か月後に偶然再会したシンゴとテツは、
互いに抱える不満を解消するために復讐請負をすることに。
やがてサキも参加し、ゲームは過激さを増していく。
感想:
見るまでスクラッチ・ヘブンだと思ってた。
上のストーリーは某映画情報サイトからの引用ですが、
なんか微妙に間違ってる。
簡単に内容を適当に掻い摘んで説明しますと、
色々な境遇なんかで
世の中にムカついてムシャクシャしてる3人が
ある日バスジャックされたバスに乗り合わせてしまい
出会ってしまいます。
後日再開したそのうちの男2人。
世の中にたいする不満をぶちまけ
「今の世の中に足りないのは想像力だ」って
便所掃除という名の復習代行屋を始めます。
これが思った以上にスカッとして、ウハウハの2人でしたが
あることがキッカケで(ここでもう一人の女も交わるんですが)
思いもしなかった展開になり歯車は狂い始めます。
(キレるって表現が正しいのかな)
とまぁ、こんな感じのストーリー。

バスジャックに乗り合わせた主役3人。
加瀬亮が演じるのはぶっ壊してやりたいようなbr> 世の中の不条理にイライラし、
理性の世界から抜け出さず妄想に耽る。
まぁ僕らに近い人間。
そんな理性ある世界から一歩向こうの世界に行っちゃってるのが
オダギリジョー。
存在感ありすぎですね。今ノリに乗ってる俳優です。
良かったら僕と姿形交換してください。
栗山千明は、、男二人が不満なら彼女は絶望。
この世界そのものにたいする絶望。
役どころはRPGでいうところのエンディングに必要な
すごい魔法とかお姫様ってところでしょうか。
それを取らないとエンディングは見れないけど
取ってしまうとスタートに戻れない。

見てる途中はかなり微妙な気分に陥りましたが、
見終わって何日も発つにつれて感慨深くなりました。
オダギリジョーが加藤亮に「お前もこっちの世界に来いよ」って
言うシーンがあるんですが、加藤亮が斜め後ろに引き返すのが印象的でした。
やっぱり正常な人なら引き返すんでしょうね。
でも結局彼らが引いたトリガーによって想像力の輪は
止まることなく広がっていっちゃうんですけどね。
最期は3人とも別々の方向に行っちゃうんですが、
ラストシーンで止まることない世界を見て
加藤亮が向こうの世界に行こうとしたけれど、
結局はこっち側の人間なんだと思い知らされてしって終わります。
その後の加藤亮はどっちの世界に行くのか非常に気になりました。





●「シンデラレマン」●

監督: ロン・ハワード
出演: ラッセル・クロウ、レニー・ゼルウィガー
ジャンル: 感動物
評価: 75/100
ストーリー:
ケガが原因でボクサーを引退したものの、大恐慌で仕事にありつけないブラドック。
経済的に困窮した彼の家族は、離散の危機に直面する。
そんな折り、かつてのマネージャーが再起試合を持ちかけてくる。
感想:
まぁ、まず間違いなくラッセルもレニーもオスカー取りますね。
そのぐらい演技が素晴らしかったと思いました。
ストーリーはアメリカ人が好きそうな感動物定番の
「挫折に不屈の闘志と勇気、そして栄光」って感じです。
まぁ少年ジャンプみたいなもんです。
嫌いじゃないです。

一応ジム・ブラドックっていう世界恐慌の頃に本当に居た人の話が元のようですが、
コノ頃のボクシングって1日何試合もこなす異常な世界だったらしいです。
生涯200戦以上とか信じられないチャンプとか居たようですし、、、








●「メゾン・ド・ヒミコ」●

監督: 犬童一心
出演: ]オダギリジョー、柴咲コウ、田中泯
ジャンル:
評価:
ストーリー:
美青年・春彦に誘われ、ゲイが集う老人ホームで働き始めた沙織。
その施設の館長はかつて沙織を捨てた父親で、春彦は父親の愛人だった。
やがてホームを嫌悪していた沙織の心に、微妙な変化が生じていく。
感想:
えーゲイの話です。
多分受け入れられない人は全くの苦痛です。
まさに僕がそう。
ストーリーより、どうしてもオッサンの汚い女装が目に入りどうにもなりませんでした。
前の回を終わって出てきたOLっぽい女性が「気持ち悪い…」とボソッと喋ったのが聞こえましたが、
彼女も同じなんでしょう。






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