今が生死

今が生死

2020.08.15
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テーマ: 幻覚と幻聴(11)
カテゴリ: 健康
私の身内で75歳女性、パーキンソン病でレビー小体認知症が合併した方がいる。立って歩くことが出来ず背を丸めて坐っているだけ。「玄関に誰かいる」「あそこに大きな蜘蛛がいる」「身内の誰々が死にかけている」「身内の男達が悪いことをしていて警察に追われている」など幻覚や幻想で家族を悩ませている。「そんなことはない。誰々に電話したが元気で死にかけていない。病気のせいでそう思うだけだよ」と説得してもあくまで自分の思い込みを信じて言い張る。
時々ご主人が抱えて我が家に遊びに来る。食事も満足に食べられれず歩くことは勿論体の移動もままならず楽しいことはないだろうなと思っていた。そこで夏休みで来甲した工学部デザイン科1年の女子学生と一緒になった。彼女は工学部で看護学を学んだ訳ではないが、「色々おかしなことを言ってもその人の中では真実だと思っているので間違っている、狂っていると決めつけてはいけないと思います。その人の中に入って話をしてやることが大切だと思います」と言う考えをもっていたのでその患者さんと打ち解けて話をしていた。家族が悪者で警察に追われているという思い込みも「テレビで相棒などをみてテレビと現実の区別がつかなくなっているみたいです」と解説してくれた。
薬のせいで幻視、幻覚などが起こることもあり医師は病気そのものからくる幻覚と病気本来の幻覚を勘案しながら調剤し、家族には「間違ったことを言っても最初からしかりつけるようなことをしない方がよい」と指導しているが、実際は中々難しく、本人も家族もつらい日々を送っていることが多い。所がこの女子学生は自然に患者さんの中に入っていき友達になれた。天性のものかも知れないが心の中に本当の優しさがあるからだろうなと思った。その患者さんは翌日もその女子学生に会いたくてご主人に抱えらえて我が家を訪問して色々話をした。本当に楽しくて生きがいを感じたのかもしれない。





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Last updated  2020.08.15 10:27:20
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Re:優しい心が基本:パーキンソン病やレビー小体型認知症に対する対応(08/15)  
kkkdc796 さん
私の身内で75歳女性、パーキンソン病でレビー小体認知症が合併した方がいる。
そこで夏休みで来甲した工学部デザイン科1年の女子学生と一緒になった。彼女は工学部で看護学を学んだ訳ではないが、「色々おかしなことを言ってもその人の中では真実だと思っているので間違っている、狂っていると決めつけてはいけないと思います。その人の中に入って話をしてやることが大切だと思います」と言う考えをもっていたのでその患者さんと打ち解けて話をしていた。家族が悪者で警察に追われているという思い込みも「テレビで相棒などをみてテレビと現実の区別がつかなくなっているみたいです」と解説してくれた。
◎病はその人お定めなんでしょうね。好き好んで病気になったわけでないのにね。御主人が抱き寄せるように付き添っている姿があるべき姿でしょうね。優しい御主人ですね。
ここで凄いなあと思うのはこの患者によりそう1年生の工学部女子学生の振る舞いです。ここに全ての介護、対応の姿が隠されていますね。寄り添うとはどいう事なのかを身をもって示してくれていますね。
私達は人にだ逢っても自分のことを話し過ぎる、相手の事を聞いてやらない自分勝手な振る舞いの人が意外と多いんです。相手の事に4分6分で耳を傾ける。嫌6分3分で聞き役に回る。いや7分3分で。8分2分で聞き役に回る。此の女学生はパー菌叢の人に寄り添う確率が8分2部よりかもっとすごく寄り添って相手の身になっている振る舞いは患者の心の扉を開かしているのだと確信して思います。私の推理は短大の学生に教えていて学生に寄り添う、自分よりか学生に発言させてその発言を褒めてあげる、認めてあげるという哲学です。何方も認めてほしい、寄り添ってほしいんです。だったら寄り添ってあげる事に理屈で無くて寄り添うのが大切な振る舞いですね。
◎追伸。明日16日日曜日の私のブログで貴方の事を掲載します。プライベートの事は触れていないので貴方に被害を及ぶことは有りませんからご安心ください。掲載をご了承ください。 (2020.08.15 11:24:27)

優しい女子学生と優しいご主人  
楽天星no1  さん
kkkdc796さんへ

「優しい御主人ですね」

私もそう思います。私がもしその立場になったら出来るかなと思いました。夫婦の内どちらも健康で終末を迎えるならいいですが、どちらかが病気になりどちらかが看病する側になります。多くは老老介護なので介護する側が痛々しく同情しますが介護される側も辛いと思いますので介護される側、する側両方に思いをかける必要がありますね。ともすると介護させる側が介護する側にわがままを言ったり認知障害で困らせていることが多く、患者さんより介護する側をみて気の毒だ、気の毒だと思いがちですが周囲のそのような態度をみて患者さんは益々悪化してしまうので患者さんにも同情することが大切ですね。
掲載の事了承しました。本日のBridge創業者の記事良かったと思います。58もの国を一人旅したとのことですから凄いですね。 (2020.08.15 11:52:42)

Re:優しい心が基本:パーキンソン病やレビー小体型認知症に対する対応(08/15)  
実は私の亡き母は、亡くなる1年ほど前から同じような幻覚や幻想を訴えていました。35年以上前のことです。今になって思えば、レビー小体認知症であったと素人の私も判るのです。そんなことを訴えても当時の医者はそんな診断をしなかったのです。当時のその医者の知識不足か?35年前といえば、検査機器の不備や、認知症の理解不備だったのでしょうか?35年前の認知症についての医療界の現状を教えて欲しいものです。 (2020.08.15 12:04:49)

Re:優しい心が基本:パーキンソン病やレビー小体型認知症に対する対応(08/15)  
moto,jc  さん
こんばんは
その人の中に入ってうちとける というのはなかなかできることではないと思います 大学1年生ということはまだ20歳前だと思いますが若いのにすごいですね  (2020.08.15 12:45:21)

35年前と今の認知症に対する対応  
楽天星no1  さん
ケイサン9574さんへ

私は医者になって約50年になります。その間格段に進歩した医学分野とそれほど進歩していない医学分野があります。認知症分野はそれほど進歩していない分野と思います。認知症についてはアルツハイマー型認知症はかなり前から分かっており脳内にアミロイド班が沈着し神経原線維の変化が起こり情報をスムーズに伝達することが出来なくなり次第に認知障害が進んでいきます。その治療法についてはまだ特効薬がなく、食生活や運動などでその進行を遅らせるように治療する方法が行われています。レビー小体型認知症については20-30年前くらいから言われていましたが、アルツハイマー型認知症でもそのような症状が出ることもあり、レビー小体型が特別という訳ではなく幻覚、幻視の頻度が高いと考えて頂いた方が良いと思います。解剖学的にアミロイド班の他にレビー小体が認められたのでそのように呼ばれますが認知症の種類として厳密に区別できない場合もあります。35年前どうだったかのご質問ですがよく勉強しておられた先生なら知識としては現在とあまり違わなかったかもしれません。しかし今と違うのは認知症も食事や運動や語り掛けでかなり進行を遅らせたりよくすることが出来るという知識が欠けていて認知症になったら「もうどうすることもできないよ」というようなお話をすることが多かったかもしれません。 (2020.08.15 18:29:23)

若いのにすごい  
楽天星no1  さん
moto,jcさんへ

「まだ20歳前だと思いますが若いのにすごいですね」

一般に患者の中に入って行けるのは経験を積んだセラピストなら兎も角19歳や20歳の若さでそのようなことが分かっている人は凄いと思いました。私は病院に勤めていますが医師や看護師は忙しくてじっくり患者さんの話を聴いてあげる時間がなく、「またあんなことを言っている、困ったものだ」と認識することが多く一般の家族のレベルとあまり違わなかったと思います。私はその女学生の言葉を聞き、態度を見て、完全に今の平均的医学的レベルを超えていると思いました。今の平均的レベルは「困ったものだ、薬を少し変えてみるか」位ですがその女学生は患者の中にまで入っていき患者の喜びを引き出している。見事なセラピストだと思いました。私は全く敵わないと思いました。天性のものかも知れません。 (2020.08.15 18:45:59)

Re:35年前と今の認知症に対する対応(08/15)  
楽天星no1さんへ
丁寧に記入いただきありがとうございました。確か当時は、痴呆症とか言ってた時代でした。私の母は、結局、脳梗塞で亡くなりました。 (2020.08.15 19:46:56)

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