今が生死

今が生死

2022.10.05
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カテゴリ: 読書


長年の経験からそれが人生というものだと思い込んでいる人が多いのではないかと思う。私もその一人で「神にどんなに願っても叶えてもらえない」と神を恨んだり、人生とか自然界というものは人が思った通りにならないものだと思ってきた。
所がその考えに敢然と異を唱える人がいたのである。先日90歳で亡くなった稲盛和夫氏である。
氏は著書「生き方」の中で、「思い通りにならないのが人生だ」と考えている人は、その通りの結果を呼び寄せているのであり、真実は「自分が本気で思っている通りになるのが人生なのですよ」と書いている。
「人生はその人の考えた所産であり心が呼ばないものが自分に近づいてくるはずがない。その人の心の持ち方や求めるものがそのままその人の人生を現実に形づくっていくのであり、そう思っていない方向に行くことはない。人生は思い通りにならないというのは迷信で本当は人生は思った通りになっているのである。従ってまず自分はこうなりたい、こうなるべきだと誰よりも強く、身が焦がれるくらいの熱意をもって願望することが大切だ」と述べていた。
願望には個人的な願望と社会を良くするための願望があるが、自分の成長と社会の幸福のための願望をしっかり心底にもって努力していくことが必要なのだなと思った。





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Last updated  2022.10.05 22:10:11
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Re:人生は自分が思うようになるものだー稲盛和夫(10/05)  
かんぼう さん
先日90歳で亡くなった稲盛和夫氏である。
氏は著書「生き方」の中で、「思い通りにならないのが人生だ」と考えている人は、その通りの結果を呼び寄せているのであり、真実は「自分が本気で思っている通りになるのが人生なのですよ」と書いている。
◎私もそう思って生きてきました。失敗、挫折の壁に何度涙を流したことか、失望の淵に突き落とされたことか、流した涙は数知れづの人生です。
しかしそこから学び、立ち上がるのは自分の底力です。自分の力で立ち上がるしかないんです。私は自分を信じる哲学、宗教が支えてくれましたね。
今は勝利の余生の健康な姿がその証明の証拠です。
稲盛さんは立派な方ですね。 (2022.10.06 08:33:15)

立ち上がるのは自分の底力  
楽天星no1  さん
かんぼうさんへ

[失敗、挫折の壁に何度涙を流したことか、しかしそこから学び、立ち上がるのは自分の底力です]

挫折があっても自分の底力や根性で立ち上がってきたととのことですね。最終的には自分の思いどうりになったということでめでたいことだと思います。
或る人が外国旅行を願望したとします。お金のことや時間、申し込み方法、どこに行ったらよいかも分からない。夢だけみて金がない、体力がない等の理由で結局諦めて何処にも行けずに死んでしまう人が多いと思います。稲盛さんは「求めよさらば与えられん」で願いを持ち続ければだれか金を出してくれる人が現れるかもしれず、健康不安なら一緒に行ってくれる人が出現するかもしれず、自分の願いが強ければ必ず実現すると述べています。私も強い願いを持ち続けようと思いました。 (2022.10.06 11:40:15)

Re:人生は自分が思うようになるものだー稲盛和夫(10/05)  
 稲盛さんのサクセスストーリーは、説得力のある物だったと思います。具体的な生き方というより、人生に、生き方に、哲学を持つのだと思います。ただ、その哲学が、邪悪な宗教と結びついたら大変です。 (2022.10.06 17:47:45)

稲盛さんがこのような哲学を持つに至ったきっかけ  
楽天星no1  さん
ケイサン9574さんへ

この本を読み始めたら「人生は自分の思い通りになる」と言うのだから凄いことを言う人で我々凡人とは本質的に違うのだろうなと思いましたが読み進んでいったらどうしてどうして我々以上に辛酸をなめてきた人だと知りました。
地方大学を卒業した時あちこち就職試験を受けたけれど不合格。自暴自棄になって暴力団に入ろうかなと暴力団の事務所の前をウロウロしたこともあったとのことです。そのような中でやっとつぶれそうな碍子の会社に入ったけれど、給料もろくに払ってくれないので従業員がどんどんやめて自分一人になってしまった。そこで新製品を作るために研究を重ねて世界的な製品を造ることが出来てそれが京セラの出発点になり、稲盛さんも真剣になれば必ずそれは報われるという自信を掴み「人生は自分の思っていた通りになる」という哲学を打ち立てたのだと思います。 (2022.10.06 20:24:50)

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