立憲民主党の代表選で決選投票の末野田さんが枝野さんを9票差で破って再度代表に帰り咲いた。
約13年前野田さんは政権交代で民主党代表として総理大臣になった。ご両親は農家出身で父親は自衛隊員、母親は工場などで働いており恵まれた家庭で育ったのではないが、苦学して大学卒業し、千葉県議会議員になり、以来38年間、国会議員になってからも早朝から街頭に立ち続け、県政、国政はいかにあるべきかを訴え続けてきた。
首相になってからは裏金とは全く縁がなく、真面目一方、真摯に政治を行っていたが、消費税は値上げせざるをえないと考え、それを推し進めた結果、党内反発、分裂を来たし、解散総選挙に打って出たが惨敗し、政権を自公に渡してしまった。
13年後の今もその責任を十分感じており、今度政権交代のチャンスが巡ってきて、自民党総裁選後には必ずある総選挙で勝って、首相に返り咲き、前回のような失敗をしない着実な良い政治を行いますと宣言している。
対する自民党は石破、小泉、高市の3氏の中から2人に絞られて決戦投票が行われる公算が高い。野田さんは声もいいし演説はすこぶる上手だ。それに対して自民党総裁になる石破、小泉、高市のどなたかが論戦に勝てるかどうかで政権交代が成るかならないかが決まると思う。選挙は候補者個人の人柄や業績、思想、情熱等によって当落がきまるが、党首の考え方も議席数に大いに影響する。
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