今朝の朝日新聞15面のオピニオンは表題が「大谷翔平の輝き」で3人の識者がコメントを述べていた。小説家の若竹千佐子さんは、「才能があって努力もしてスーパースターになった大谷をキラキラしたものとして賞賛する裏で、才能がない、努力も出来ない人間は自己責任という考えがまかり通って、無意識のうちに大谷を社会の暗部の免罪符にしてしまっている」と書いており、闇バイトに応募するようなどうしょうもない人間がいる社会でも大谷がいれば許されてしまうような傾向があるが、次の作品では社会全体の痛みを書きたいと述べていた。
大谷は今や世界一の輝きをもっており、心が暗くうち沈んでいても大谷のホームランで生き返り、活気が出たと述べていた青年実業家がいたが、大谷の活躍は多くの人に活力と喜びと生きる勇気を与えてくれている。
しかし金に困って闇バイトに応募して老人等を殺したり傷つけたりしているどうしょうもない人間が後を絶たない。自分には大谷のような才能はないし、努力する気力もない。金のために強盗、傷害する位しか能がないと思っている若者が潜在的に多数存在しているのが今の社会なのだ。
輝く星の大谷とどうしょうもない若者のギャップが極めて大きいのが今の世の中だと思う。全ての若者は野球に限らずどのような道でもいいからその道を究めるために大谷のように努力してもらいたいと思う。「俺には才能がないから」という若者がいるかもしれない。才能があるかないかは自分だけでは分からない。とにかく努力することだと思う。隠れた才能が芽を出してくるかもしれない。
大谷は稀に見る才能と努力する能力を併せ持ったアスリートである。才能を真似することは出来ないが、努力ならだれでもできる。自分は駄目だと思っている人はまず身近の出来る範囲のことに挑戦してもらいたい。大谷は我らの誇りであり、見習うべき人間である。怠け者を自覚している人は大谷を見習い、努力して世界に挑戦してもらいたいと思う。
有名人の死に接して思ったこと 2024.11.21 コメント(6)
真に優しいとはどいうことか 2024.11.16 コメント(4)
大谷翔平の偉大さに感服 2024.11.03 コメント(6)